アルメニアがコロナ規制を撤廃!
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夕方以降に雲が出てきて雨が降ったりしますが、かなり天候は安定してきたみたいで、朝は青空が広がっていることが多いです。アレンもすっかり元気になったし、今週末は天気が良ければどこか出かけたいですね。
5月9日は対独戦勝記念日でアルメニアも祝日でした。アルメニアは旧ソ連として第二次世界大戦に参加していたからです。その日はモスクワで大規模な軍事パレードが行われ、プーチン大統領の演説に注目が集まりましたが、マスコミが騒いでいた「戦争宣言」などはありませんでした。すると今度は、プーチンは弱気だとか焦っているとか、一方的に軍事侵攻を正当化したと報道していました。戦争には完全な善も悪もなく、お互いの正義や主張が衝突しているわけだから、見方を変えるとウクライナや欧米側の主張だって一方的なんですけどね。
あと、戦闘が続くアゾフスタリ製鉄所ですが、ロシア軍が化学兵器を使用するかも…という報道を目にしました。多くの人は、またロシアが戦争犯罪を犯すのか?!と思ったかもしれませんが、私は全く別のことが頭に浮かびました。それは、ロシア軍が化学兵器を使ったという情報を拡散して、ウクライナ軍はあることを隠蔽するつもりなのかもしれないという疑惑です。
というのも、先週あるカナダ人将校が民間人を装ってアゾフスタリ製鉄所から脱出しようとしたところをロシア軍に拘束されたという情報が出ているからです。しかも、その将校は、製鉄所の地下でウクライナ軍と生物化学兵器の製造に関わっていたとのこと。まだ真偽の程は分かりませんが、先週カナダのトルドー首相がキエフを電撃訪問したのは、本当にウクライナ支援を表明するためだけだったのでしょうか…
大手メディアは都合のいいことなら憶測情報でも垂れ流すくせに、上のような情報は全く報道しませんよね。ネットでも、コロナやウクライナ情勢に関する情報統制はかなり酷いです。そんな中、Twitterを買収するイーロン・マスク氏が、「トランプ前大統領を永久追放したのは愚かな過ちであり、彼のアカウントを復活させる」と明言しました。言論の自由が完全に保証された場所を作るという大義名分は、あながち嘘ではなさそうなので期待したいところです。
さて、記事タイトルにあるように、アルメニアがコロナ関連の規制をほぼ全て撤廃しました!もうワクチン接種証明書やコロナ検査の陰性証明書なしで入国できます。つまり、日本人の場合はビザも不要なので、以前と同じようにパスポートだけで入国できます。あと、明日からは健康パスポート制度も廃止されます。レストランやカフェなどに入る際にワクチン接種証明書またはPCR陰性証明書を提示するという規則で、これはとっくの前に形骸化していたので、「あーそんなルールあったな」という感じです。
前回の記事に書いたように、アルメニアはここ最近ずっと新規感染者数が一桁台で、陽性率も1%以下という状況で、先週は感染者も死者もゼロという日もありました。そして、今は日々の感染者数ではなく、1週間の感染者数だけが報道されるようになりました。先週の陽性者は26人だけ!検査数から計算すると陽性率もたったの0.2%!そりゃーコロナ規制なんて撤廃すべきですよね。
とにかく、これでアルメニアにはかなり来やすくなりました!この2年冷え切っていた観光産業がまた賑わいを取り戻してほしいと思います。すでにロシアや欧米からの観光客はけっこう来るようになったし、日本からのツアーも復活したらいいですね。しかし、今の日本の水際対策だと、海外旅行に行って帰国する際のリスクやハードルが高くて難しいです。ワクチン接種をしていても、帰国前のPCR検査で陰性でも、日本到着時のコロナ検査は全員が義務。さらにその結果が陰性でも、ワクチンの追加接種を受けていないと自主隔離が義務…いくらなんでもやり過ぎでしょ?!
大体、「外から来る人=コロナウイルスを持ってくる人」という認識が間違っています。いくら厳格な入国制限やロックダウンをやろうが、ワクチン接種を進めようが、感染を抑えることができた国などありましたか?ゼロコロナ政策に固執している今の中国の現状を見れば、その答えは誰でも分かるはずで、何も効果はないのです。所詮それらのコロナ対策は、ファクトに全く基づいておらず、何かやっている感を出すためのパフォーマンスでしかありません。そんな無意味な対策の影響で、生活困窮者や自殺者が増えることの方がよほど深刻な問題です。
最近はやっと日本政府も水際対策を大幅に緩和する方向になってきて、希望が見えてきましたが、「感染状況を見極めながら検討する」と相変わらず慎重で、実際どこまで緩和されるのかは分かりません。季節性ウイルスなんだから自然に増減するもので、いちいち感染状況次第で厳格化したり緩和したりしてたら切りがないんですけどね。「石橋を叩きすぎたら壊れて渡れなくなった」みたいなことにならなきゃいいですが…
アルメニアも含め、多くの国々は自ら動いてコロナ禍を終わらせようとしています。私にすると、これはパンデミックというよりインフォデミックであり、人々のマインドが変わればすぐ終わるものです。コロナ関連の報道をなるべく見ないようにするだけでも大きく違います。日本も早く自滅的な政策を止めて、寛容に海外から人を受け入れるようになってほしいと願います。
アレンが書いたマンガ。人が戦って死ぬというストーリー。相変わらず思考が変わってる…まあ、そこは私に似ているんですけどね。
私が作った紙相撲で遊ぶアレンとレオ。最後はケンカになってしまって大変でした…
アレンも元気になって、兄弟で仲良く遊んだり、時にはケンカしたりと騒がしいですが、健康でいてくれたら何よりです。
- [2022/05/11 19:29]
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