アレンとレオがローラースケート初挑戦!
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天気のいい日が続いていますが、空の色が優しく、そして日の光も柔らかくなってきたように感じます。9月も下旬に入り、夏から秋へと季節が移り変ろうとしているのでしょう。
日本は3連休ですね。アルメニアも、明日9月21日が独立記念日で祝日で、今日も休みとなったため4連休です。今年はソ連から独立して30周年で、それを記念するイベントが行われるようですが、戦争から1年も経っていないのに、盛大にお祝いするべきではないという反対意見もあります。多くの命が犠牲になり、事実上の敗戦で終わったから、その気持ちも理解できますけどね。
しかも、今もまだアゼルバイジャンとの関係は悪いまま…最近も、カラバフの子供たち乗せて移動していたバスをアゼルバイジャン軍兵士が止めて、バスに貼られていたカラバフの国旗をナイフで削ぎ落とすという出来事がありました。その動画はSNSで共有されたので、アルメニア人の憎悪感情をさらに煽ったと思います。しかし、こういう憎しみや悲しみを乗り越えて、いつか平和な未来を築くことができると私は信じています。
4連休ということで、泊まりがけで家族旅行にでも行こうかと考えましたが、どこもホテルは一杯だし、私も今週半ばまで仕事で忙しいので、旅行は少し延期した方がよさそうです。とはいえ、どこにも出かけないのは子供たちが可哀想なので、昨日はショッピングモールに行ったり、キッズスペースのあるカフェで食事したりしました。
ショッピングモールにある子供用の床屋で髪を切ってもらってから、その近くのローラースケートリンクの前を歩いていると、レオがやってみたいと言い出しました。アレンは興味なさそうでしたが、「パパと一緒ならやってもいい」とのこと。パパと一緒とか言われても、私がローラースケートで遊んでいたのは10歳頃だから、もう40年近く全然やっていない…
インストラクターを付けることもできるので、それを提案してみましたが、「パパと一緒がいい」と、アレンだけではなくレオまで言い張るから、仕方なくやってみることにしました。まあ、15年ぶりにやったスキーも意外に体が覚えていて大丈夫だったから、ローラースケートも大丈夫かも?!
とはいえ、さすがに40年ぶりは厳しいやろな…と恐る恐る滑ってみると、ちゃんと体が覚えていたみたいで、けっこう普通に滑れました!もちろん子供の頃のようにはいきませんが、これなら転ばずに滑れそうです。しかし、初挑戦のアレンとレオは立つことさえできません。初めてローラースケートを履いてフラフラしている子供たちは可愛んだけど、この二人の面倒を私だけで見るのは明らかに無理!
ということで、レオはインストラクターにお願いして、アレンは私が見ることにしましたが、それでも大変でした…すぐ転んでしまうし、支えている私も一緒に転びそうになります。レオも、インストラクターに抱えてもらってもフラフラして危なっかしい。でも、二人とも楽しそうにしていました。ただ、レオはやっぱり私と一緒に滑りたかったみたいで、何度か大泣きしてしまったから、私が抱きかかえて滑ってあげました。結局は二人の面倒を見ることになり、40年ぶりのローラースケートは本当に疲れました…
まずアレンが散髪。寒くなる前に伸びた髪を切っておくことにしました。
アレンが切っている間、レオは床屋にあるレゴで遊んでいました。
アレンの後にレオも散髪。車の形をした椅子に座りました。
アレンとレオがローラースケートに初挑戦!初めてスケートシューズを履いた姿が可愛らしい!
アレンは私が見ていましたが、初めてだから転んでばかり…でも、後半は少し滑れる瞬間もありました。
インストラクターを嫌がるから、時折レオも抱いて滑りました。めっちゃ疲れた…また行きたいと言われても、ちょっと考えてしまいます。
その後は、カスカード展望台の近くにある屋外カフェに行きました。そこは時間制限なく遊べるキッズスペースがあって、子供たちもお気に入り。私と妻も、子供たちが遊んでいる間のんびりできるから、夏に何度か行く場所です。ちょっと高いけど、食事も美味しいです。もうすぐ雨が多くなって、寒くなってくるかもしれません。そうなる前に連れてきてあげたかったんです。レオの学校入学が決まって、そのお祝いもありました。
子供たちもたっぷり遊んだので帰ろうとしましたが、カスカード展望台を見たアレンが、「上がってみたい」と言い出して行くことにしました。エスカレーターで上がるのかと思ったら、歩いて上りたいとのこと!ローラースケートで疲れているのにそんな…アレンとレオも疲れているはずなのに、子供の元気には驚かされます。仕方ないので、みんなで歩いて上がることにしました。
どんどん上がっていくと、夕日に染まる美しいアララト山が見えてきました。1週間前にも鮄川さんと同じ場所から眺めましたが、何度見ても感動しますね。なのに、子供たちは景色には全く興味がないみたいで、ほとんど見向きもせず上に行こうとします。「この景色を楽しまんかったら、頑張って上ってきた意味ないやん!」と呆れますが、そんなところが子供らしくて面白い。
でも、さすがに一番上に着いた時には、レオが、「ハァ〜疲れたあ…」と言っていました。一日中遊んで、さらに歩いて展望台に上がれば疲れるに決まっています。ちょうど太陽が沈む直前で、アララト山がピンク色に染まって本当に美しかったです。東の方を見ると、大きな満月が出てきたところで、その光景に子供たちも喜んでいました。
何気ない休日でしたが、子供たちが新しい体験をして、とことん遊んで、最後は家族で素晴らしい景色を眺めることができて、とにかく充実した一日でした。疲れたけど、子供たちの笑顔を見れて私も満足です。来週末にどこか旅行に行けたらなと思います。
カスカード展望台近くあるカフェのキッズスペースで遊ぶアレンとレオ。時間制限がないから、とことん遊べます。
そこの食事も子供たちはお気に入り!私と妻はビールを飲みました。改めて子供たちの進学と進級のお祝いです。
最後に、カスカード展望台を歩いて上りました。エスカレーターがあるのに…子供って元気!
展望台の途中からもアララト山とエレバンの美しい光景が広がります。
一番上に着いた時は、ちょうど日が沈む頃でした。
目の前に広がる美しい景色を家族で眺めました。
疲れたけど、家族で楽しい時間を過ごせて、ステキな一日となりました。
- [2021/09/20 19:43]
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