雅樹君・マリアム夫婦が帰国
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日中は暑いですが、朝晩は涼しくて過ごしやすくなってきました。風が吹くと半袖では寒いぐらい。9月も中旬に入り、晩夏になったようです。
20年前の今日、N.Y.で同時多発テロが起こりました。米政府は、即座にアルカイーダの仕業だと決めつけ、「対テロ戦争」という大義名分でイラクとアフガンに侵攻しました。そして、N.Y.テロで亡くなった人を遥かに上回る数十万ものイラク・アフガン市民の命が奪われました。20年駐留した米軍はイラクとアフガンから年内に撤退します。多くの犠牲と混乱だけを残して…
9月1日から始まった新学期が二週目を終えました。飛び級で小学1年生になった次男のレオは、楽しそうに学校に通っています。友達もできたみたいで、学校に迎えに行くと、同級生の何人かが、「レオー、バイバーイ!」と手を振ってきます。担任の先生も、よくやっていると言ってくれているので、このまま続けられるかもしれません。
これまでの様子を見て、来週初めに学校で判断が下されるらしく、妻が面会に行く予定になっています。レオの希望としては、もちろん学校に通いたいに決まっていますが、学校側はいろいろな事情を考慮しないといけませんから、さて結果はどうなるか…もし難しいとなれば可哀想ですから、なるべくレオの希望が叶うように祈っています。
ところで、私は車を持っていないので、移動はもっぱらバスやタクシーを利用するのですが、最近タクシーが高すぎる!アルメニアは、アプリで呼ぶ配車サービスが主流で、運賃は時間帯や空車の数などからアルゴリズムで決まります。しかし、今はいつ呼んでも、初乗り運賃が以前の倍ぐらい…しかも、少し走っただけで加算し始めます。
6月頃から高くなり始めて、その頃は、「夏場でロシアとかに出稼ぎに行った人が多いし、タクシー運転手が減ったから運賃が上がるのも仕方ないか〜」と納得していたんですが、さすがにここ最近の高騰にはうんざりします。アルゴリズムとかではなく、意図的に基本運賃を高く設定しているんじゃないかと疑ってしまいます。
もちろん、それでも日本のタクシーに比べたら格安ですけど、あまりに上がり方が異常で、アルメニア人たちもこれには怒っています。「会社から家に帰るだけの移動で、あり得ない金額が表示された!」なんて投稿をネットで目にしたこともあります。別にサービスが良くなった訳でもないから、完全にぼったくられてるような気がしますね。何とかならないものでしょうか…
さて、アルメニアに来ていた雅樹君・マリアム夫婦が帰国しました。二人はすでに日本でワクチンを接種していますが、日本入国時にはPCR検査の陰性証明書の提示が必要で(しかも日本独自のフォーマット)、それも無事に取れたようです。それでも帰国したら2週間の自主隔離…二人は自宅で仕事ができるからいいですけど、そうじゃない人だと、このルールは厄介ですよね。
私は仕事上、欧米各国のコロナ関連の入国条件などを調べるのですが、ほとんどの国では、陰性証明書かワクチン接種証明書を提示するか、到着後に空港で簡易検査などを受けて陰性であれば、隔離義務が免除されます。なのに、日本は、ワクチンパスポートがあっても、全員PCR検査を受けなきゃいけないし、たとえ陰性であっても自主隔離…私個人は、何の規制もなく自由に移動すればいいと思っていますが、せめてこのアホな規制は早く改めるべきです。
話を戻して、雅樹君とマリアムとは、帰国前日の夜に一緒に食事しました。コロナでいろいろ面倒だから躊躇したけど、アルメニアに来てよかったと言っていました。私も、久々に二人に会えて嬉しかったです。食事後は、近くの公園で、雅樹君が日本から持ってきてくれた線香花火をしました。アレンとレオが喜んでいましたね。二人とは、「また来年、日本かアルメニアで会おう!」と言ってお別れしました。
というのも、コロナや規制の状況、あとお金や時間次第ですが、できれば来年夏頃に家族と一時帰国したいなあと考えているのです。私はもう2年半、妻と子供たちは4年近く日本に行ってませんからね。コロナは完全に人間界に定着した風邪ウイルスなので、別に減ることもなくなることもありませんが、久々に帰国ができるよう、過剰で無意味な規制が少しでも緩和されてほしいと思います。
二人とは何度か食事して楽しい時間を過ごしました。来年また日本かアルメニアで会いたいと思います。
雅樹君が持ってきてくれた線香花火をするアレンとレオ。こんな花火はアルメニアにはないから面白がっていました。
公園で3D映像のショーがありました。噴水に光を当てて映った映像が音楽に合わせて動きます。
- [2021/09/11 17:03]
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