民間宇宙旅行のニュースを見て
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今日はそれほど暑くはないですが、昨日までは日中の気温が40℃前後に達する暑い日が続いていました。家族でプールにでも行きたいなーと思ったんですが、今週は妻が通訳の仕事で忙しくしているので、来週に行ければと思っています。
昨晩は、フィリピンから来ている友人夫婦らと集まって食事しました。夜11時を過ぎて、そろそろお開きにしようとなったんですが、日付が変わると奥さんの誕生日と聞いて、お祝いするために別のレストランに移動して二次会を開きました。0時になった瞬間に、「おめでとう!」とみんなでワインで乾杯しました。誕生日ケーキも出てきて、それを斧で切るという演出もあって、とても楽しい時間を過ごせました。
さて、チケット購入者の情報が流出したり、音楽担当のミュージシャンや演出担当のコメディアンが過去の問題発言によって解任となるなどトラブル続きでしたが、現在オリンピックの開会式が行われていますね。出席者は950人と大幅に縮小されたので、さっぱり盛り上がりに欠けそうですけど…
それよりも、コロナの陽性反応が出て、直前に棄権せざる得なくなったアスリートらのニュースを聞くと心が痛みます。もし無症状であれば、それは感染とは言えないし、感染させるリスクもほとんどありません。「無症状の人が感染させるリスクはかなり低い」という多くのデータや専門家の意見があるにも関わらず、4年1回の五輪参加の機会を失った選手たちは本当に不憫…
ちなみに、アルメニアからはレスリングや重量挙げ、水泳などの代表選手が参加しています。特にレスリングと重量挙げは、過去のメダリストもいるので期待が持てます。かつてないほど盛り上がっていない五輪大会ですが、アスリートたちには実力を出し切れるよう頑張ってほしいと思います。
誕生日をお祝いするために急遽行ったレストランですが、ご主人の粋な計らいで、誕生日ケーキが登場!斧で切るというユニークな演出もありました。
みんなでお祝いできて良かったです。パトリシア、誕生日おめでとう!
ところで、アマゾン創業者のベゾス氏が宇宙旅行に成功したというニュースがありました。自身が率いる企業が開発したロケットに他の民間人と共に乗り込み、高度100キロの宇宙空間に達して帰還しました。ヴァージン創業者のリチャード・ブランソン氏も宇宙船の試験飛行を成功させたし、イーロン・マスク氏も宇宙旅行を計画しています。大富豪の道楽という批判もありますが、私はこの宇宙への夢の実現に興奮します。
だって、このまま宇宙開発が進歩していけば、何十年後かには宇宙旅行に行ったり、宇宙空間に滞在したりなんてことが身近になるかもしれないんです。そんな映画のような未来が訪れるかも…と思うとワクワクします。もちろん、たとえそんな未来が訪れたとしても、私は生きていないか、もうヨボヨボのおじいさんになっているでしょう。
でも、自分がその未来に生きている必要など全くありません。ワクワクしながら想像できる未来があることだけで幸せだと思います。自分の子供たちが大きくなった頃には、全く別の世界になっているかもしれないという夢が持てるのですから。命には限りがあり、その先に知らない未来があるからこそ、人は命を繋いでいくのでしょう。
何だか真面目なことを書いていますが、コロナの問題や戦争を経験して、生と死について改めて深く考えさせられました。また、最近は少し老眼の症状が始まったりと、私自身が体の衰えを実感していることもあります。近視なんですが、メガネを掛けていると逆にぼやける時があるんですよね。まあ、もう40代後半なので、当然といえば当然ですけど。
いくら外見が若く見えても、体は確実に歳と共に衰えます。これは、いつか訪れる死に向かって生きている限り、誰もが避けられない運命です。しかし、私は若い時から、「人は必ず死ぬし、いつ死が訪れるか分からない」という意識が常にあって、こうやって衰えていくことは自然の摂理として受け入れています(やはり少し凹みますが…)。
それに、「いつ死ぬか分からない」と思って今を大切に生きてきたからこそ、その時にしかできないこと、自分が本当にやりたいことを徹底的にやってこれました。そのお陰で、悔いのない素晴らしい人生を送ることができています。家族があり、気力や体力が衰え始める今は余計に、妥協せず自分らしく生きてきて良かったとつくづく思います。
また、これから人生を謳歌していく子供たちの存在も、私を前向きにしてくれます。私と違って、彼らはピークに向かって成長していくのみで、体も強く大きくなり、様々な経験を通して新しいことをどんどん吸収していきます。そして、私が知ることのない未来の世界で生きていくのです。今はまだ遠い宇宙も、ずっと身近になっているかもしれません。
自分が死んでも、子供たちが命を引き継いで、新たな人生を生きていく…若い頃は、いつ来るか分からない終わりを意識して、刹那的に生き急いでいたような気がします。でも、今は終わりなどなく、全ては繋がって続いていくように感じます。もちろん、子供たちが生きる未来が少しでもより良いものであってほしいと思います。何よりも、平和な世界になっていてほしいと願います。
最近ボール遊びにはまっているアレン
補助輪付きだけど、自転車に上手に乗れるようになったレオ
五輪開催を記念して、世界中の子供たちが平和のメッセージを伝える動画。アレンとレオも撮影に参加しました。30秒あたりで登場しますが、暑い中、何度も撮り直したのに、使われているのは数秒だけ…
- [2021/07/23 18:38]
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