アルメニアの披露宴パーティーに出席
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甚大な被害を出した熱海の土石流。凄まじい勢いで家や車を呑み込んでいく土石流の映像は衝撃でした…盛り土が崩れたために大規模な土石流が発生したと言われていますが、とにかく被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
アルメニアの偉大なドゥドゥク奏者のジヴァン・ガスパリャン氏が亡くなりました。享年92歳。映画「グラディエイター 」のサントラを演奏し、ドゥドゥクという楽器が注目されるきっかけにもなりました。「演奏するのではなく、ドゥドゥクと語り合って魂を触れ合わせる」と語っていたように、彼の出す音色は心の琴線に触れる素晴らしいものでした。ご冥福を祈ります。
先週から少し気温が下がりましたが、最高気温が35℃前後と暑い日が続いているエレバン。今週日曜はヴァルダヴァルという水かけ祭が行われます。元々これはキリスト教以前の古代宗教儀式の名残で、水や美や愛の女神であるアストギックを讃える祭りでした。人々が女神アストギックに薔薇の花(アルメニア語で薔薇は”ヴァルド”)を捧げたことが、名前の由来となっているそうです。
私たちは、週末に二泊三日でアルメニア南部に出かける予定なので、上記の水かけ祭は、エレバンではなく地方で経験することになりそうです。暑いから気持ち良さそうだけど、携帯とかが濡れないように気をつけないといけません。祭の日は、地元民は容赦なく水をかけてくるので、この時期に旅行する人は気をつけてください。
先週日曜はエレバンで日本語能力検定試験が実施されて、私と妻も試験官を務めました。通常は毎年12月に行われるのですが、昨年はコロナで中止になったため、今年の7月になったのです。試験会場の大学にはエアコンが付いた教室がほとんどなく、暑い中で試験を受ける受験者たちがちょっと可哀想でした。年に1回のチャンスですから、もう少し気候のいい時期にできないものでしょうか…結果が出るのは8月末。私の学生たちから良い報告を聞きたいものです。
さて、先週土曜は、妻の親戚の結婚式と披露宴パーティーに出席しました。フィリピンから来ている友人夫婦も招待してくれたので、彼らも一緒でした。アルメニアの結婚式や披露宴を見れるなんて貴重な機会です。ただ、妻が結婚式が行われた教会を間違えてしまったため、急いで向かった時には式はほとんど終わっていました…
その代わりに、私と妻の10年前の結婚式のDVDを友人夫婦に見せました。私たち自身が見ることはほとんどないので、すごく懐かしかったです。私含めてみんな若い!亡くなった妻の祖母と叔父の元気そうな姿も映っていました。日本から私の家族は来ませんでしたが、片岡さんや聖美さんなど多くの友人たちに心から祝福してもらった素晴らしい記念日。今年は結婚10周年だから、あの時を思い出して盛大にお祝いしてもいいかも…
夕方頃に、披露宴会場にみんなで向かいました。パーティーだから、アレンとレオも連れて行きました。まず、新郎新婦が外でハチミツを食べたり、ラヴァシュというアルメニアのパンを肩にかけたり、また二人で壺(普通は皿)を割ったり、伝統的な儀式を行いました。これは厄災を払って、食事に困ることなく、甘い結婚生活がいつまでも続くようにというおまじないです。
披露宴会場は立派なところで、100人以上が参列していましたが、全く狭く感じませんでした。食事も豪華だったし、プロの歌手やダンスグループが出てきたりと、かなりゴージャスな披露宴でした。友人夫婦も驚いていました。そして盛り上がってくると、いつもの如くみんな踊り始めます。アルメニアでは、とにかくお祝いの席では踊りまくるのが習慣。
私も踊るのが大好きなので、ノリのいい曲がかかる度に、踊りの輪の中に入っていきました。それに、外国人が踊ると、アルメニア人たちはすごく喜んでくれますからね。妻や友人夫婦も踊りに参加して、一緒に楽しい時間を過ごしました。新郎新婦も、嬉しそうな笑顔で仲良く踊っていました。友人夫婦も快く招待してくれて感謝です。末永くお幸せに!
間違えて行ってしまった教会では、知らないカップルが式を挙げていました。
その後に急いで向かったら、ほとんど式は終わっていましたが、二人を祝福することはできました。結婚おめでとう!
披露宴会場の外でアルメニアの伝統的な儀式を行う新郎新婦
盛大に行われた披露宴パーティーでも、二人はずっと幸せそうにしていました。
アルメニアの民族舞踊も披露されました。
新婦もダンスグループと一緒に踊りを披露
友人夫婦も踊りました。アルメニアのお祝いの席は、とにかく踊りまくる!
新郎もずっとノリノリで踊っていました。
ケーキ入刀をする二人。結婚後は、ご主人の住むオーストラリアに行くそうです。いつまでもお幸せに!
- [2021/07/06 19:57]
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