家庭教師の学生
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先週から授業を開始しました。といっても、大学ではなく、家庭教師の方です。実は、私は家庭教師もやっています。大学の給料は安すぎて、全く生活ができません。まあ、家庭教師の収入を足しても、やっと家賃が払える程度ですが…
でも、お金のためだけではなく、日本語を勉強したいという人がいるからやっています。知人や友人から、「日本人の先生がいる」と私のことを聞き、授業をすることになりました。現在は、4人の学生に教えています。
その内2人は友達同士なので、一緒に授業を受けています。グループの方が、当然一人分の授業料は安くなります。その2人の学生の名前は、アラさんとカレンさん。去年の9月から、週2回私のアパートで教えています。
カレンさんは、「空道」という格闘技の先生。極真空手の流れを組むものですが、金的や寝技などもOKという総合格闘技。競技人口は、ロシアが最も多いのだそうです。彼に会うまで、 そんな格闘技があるなんて全く知りませんでした。
アラさんも合気道や空手を習っていたことがありますが、小さい頃から日本文化に強い関心があり、日本語を勉強するのが夢だったそうです。しかし、彼が学生の頃は、日本語を教える大学などはありませんでした。今、私という日本人教師と出会い、やっと夢が実現したという訳です。とにかく、すごく熱心です。
二人は私と歳も同じぐらいだし、とても気さくなので、一緒に食事や飲みに行ったりして、ほとんど友人のような関係です。だから、彼らの授業はとても楽しいです。彼らのように、日本文化への憧れや興味から熱心に勉強する人たちと出会うと、経済的に大変でも、何とか頑張って教えようと思います。
左がカレンさん、右がアラさん。カレンさんは、私と同じ35歳…見えないですね。アルメニアの男性は、日本人より老けて見えます。アラさんは、イタリア語も習っていて、英語もペラペラ。フランス語も少し話せるそうで、語学センスがあるし、考え方もリベラルなので、話が合います。
- [2010/02/25 10:51]
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