今年も節分の豆まきと恵方巻
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2月になりました。もう年が変わってから1か月が過ぎたんですね。まだ時期的には真冬ですが、寒さは和らいで日中は5℃ぐらいあります。積もった雪がどんどん解けています。
ミャンマーで国軍によるクーデターが起こり、スー・チー氏らが拘束されるという衝撃的なニュースがありました。昨年の選挙結果を不服とする国軍が実権を掌握し、1年間の非常事態宣言を発令したとのこと。今回のクーデターを正当化するつもりは全くありませんが、いまだにスー・チー女史を人権や民主化のシンボルとして短絡的に扱う報道には違和感を感じます。彼女は、ロヒンギャ虐殺を公に否定し続けていましたからね…
また天邪鬼なことを書いてしまいましたが、昔から私は、世の多くの人が信じる善悪のイメージや構図というものに対して懐疑的な人間で、戦争中また戦後のアルメニアの混乱を通じて、さらにこの傾向が強まりました。誰しもが偏見や固定観念でバイアスをかけたり、一方の主張に偏ったりしてしまう危険性があります。まして戦争には完全な善も悪もないにも関わらず、多くの人が自分の正義だけを盲信して排他的になる現実を見て、改めて自らを律するようになったのです。
日本では、緊急事態宣言が1か月延長されることが決まりましたね。暖かくなってくると自然に感染者は減少するでしょうから、いずれにしても3月上旬には、「規制が効果を上げた!」とうそぶいて解除されるのではないかとは思います。しかし、すでに厳しい状況にある企業や経営者にとっては、この延長決定は大打撃となるでしょう…アルメニアのコロナの感染状況は落ち着いていますが、一昨日ここの保健省がロシア製ワクチン「スプートニクV」の使用を承認しました。
さて、昨日は節分でした。実は、てっきり2月3日だと思っていましたが、ネットで「今日は節分」という情報を見かけて、何となく調べてみたら…124年ぶりに今年は節分が2月2日だと判明!地球の公転周期は365日ピッタリではないから、立春の時期がずれていくためだそうです。なるほど、うるう年と似たような理屈ですね。ちなみに、来年の節分は2月3日に戻るそうです。
とにかく、その日が節分と分かって、毎年恒例の豆まきと恵方巻の行事を急遽することにしました。数日前から子供たちは楽しみにしていましたからね。レゴ教室から帰宅してから、まず妻と恵方巻の準備をしました。できた具材をのせて、アレンもレオも嬉しそうに寿司を巻いていました。そして、今年の恵方の「南南東」の方向を見ながら食べました。寿司が大好きな子供たちは美味しそうに完食!
その後は、手作りの鬼のお面を順番に被って豆まきしました。子供たちは至近距離から全力で豆をぶつけてくるので、けっこう痛かった…まあ、おかげで厄災は追い払われたでしょう。息子たちも鬼役をしましたが、アレンは這う這うの体で逃げる鬼を上手に演じていました。それを真似しようとするレオも可愛らしかったです。こうやって子供たちが楽しんでくれるからこそ、節分の行事を毎年やっています。
また、毎年決まった時期に同じ行事をすると、前年のことを思い出して、時の流れの早さをつくづく感じます。昨年の今頃は、まだコロナも世界的な問題となっておらず、2020年があれほど大変な1年になるとは想像もしていませんでした。本当に何が起こるか分からないものですね。今年もどうなるか分かりませんが、とりあえず毎年のように節分を家族でお祝いできて良かったです。この平穏な日々がずっと続きますように!鬼は外、福は内!
恵方巻を作るアレン。数日前から節分を楽しみにしていました。
レオも恵方巻作りに挑戦。慣れない手つきが可愛らしい。
南南東の方向を見ながら恵方巻を食べる息子たち。大好きなツナマヨを入れたから、美味しそうに食べていました。
そして、まず私が鬼役になって豆まきスタート!アレンもレオも嬉しそうに豆を投げていました。
次は妻が鬼役。豆が当たるとけっこう痛い!
青鬼になったアレン。怖い鬼を熱演していました。
豆をぶつけられて痛がる鬼の姿も渾身の演技でした。意味わからず参加していた小さな頃を思うと、大きく成長しました。
最後にレオが鬼役。まだ何となく分かっていない感じですが、そのうちアレンみたいに上手に演じるようになるのかな。
- [2021/02/03 17:30]
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