あけましておめでとうございます!
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あけましておめでとうございます!今年最初の記事更新です。激動の2020年が終わり、2021年になりました。今年もよろしくお願いします。
例年であれば、日付が変わって新年になった瞬間、共和国広場で花火が打ち上げられたりして賑やかなお祝いムードに包まれます。しかし、第二次カラバフ 戦争で多くの命が失われたため、今年は、犠牲者の冥福を祈ってランタンが打ち上げられたそうです。どこか悲しく、また静かな年明けでした。
ただ、子供たちにとっては、サンタクロースがプレゼントをくれる一年で最も嬉しい瞬間。というのも、アルメニアでは、サンタは年越しの夜に来るものとなっているからです。今年も、子供たちの興味や希望を探りつつ、事前に買って包装して隠しておきました。これを本当にサンタが持ってきたかのように渡さないといけません。
なので、年が明ける少し前に玄関のベランダの椅子の上に置きました。新年を迎えて家族で乾杯した後、「あれ?今、誰かドアをノックしなかった?」と妻が言うと、子供たちは、「サンタだー!」と叫んでベランダの方に走り出しました。私がドアを開けて、「おかしいなー誰もいないなー」と言ってとぼけていると、子供たちがプレゼントを見つけて大喜び!今年もサプライズは大成功でした。
そして、ワクワクしながら包装紙を破っていきます。二人とも欲しかったプレゼントを貰えて本当に嬉しそうでした。長男アレンは今年8歳になるので、いつまでサンタを信じてくれるのか分かりませんが、無邪気な子供たちの笑顔が見たいので、できる限りこの習慣は続けたいと思います。妻や義母とも互いにプレゼント交換しました。
プレゼントに興奮した子供たちは深夜2時ぐらいまで起きていたため(レオはソファの上で潰れてしまいました…)、元旦はゆっくり昼近くまで寝ていました。子供たちは、起きてすぐにプレゼントで遊び始めました。レオにあげたスパイダーマンのレゴは、6歳以上だからアレンが全部作ってあげていました。今までは私がやってあげていたのに、最後まで自分で作れるようになったとは…レゴ教室に通った効果かもしれませんが、長男の成長を新年早々に感じることができました。
夕方は、近所の教会に家族で行ってお祈りしました。何よりもまず、戦争の犠牲者の冥福を祈りました。世界はコロナ一色でしたが、やはりアルメニアにとって最悪の出来事は戦争です。多くの未来ある若者が命を落としました。私も二児の父親なので、本人の無念と遺族の悲しみを思うと辛いです。暗い気持ちの中で新年を迎えた人たちがたくさんいることでしょう。家族みんなと穏やかにお正月を過ごせていることは、本当にありがたいと思います。
その家族の健康と幸せ、また新年が希望と平和に満ちた年になるよう祈りました。いつも年明けに平和を祈りますが、今年ほど強く心から祈ったことはありません。大規模な戦争を経験し、それがどれだけ悲惨なものか痛感しました。そして、「自分や家族が戦争で死ぬかもしれない、他国や他民族と戦うかもしれない…」という不安のない平和な社会がどれだけ尊いものかを痛感しました。
とにかく、昨年は大変なことが多かった分、今年はより良いものなってほしいです。何度も書いていますが、私はきっとそうなると信じています。だから、子供たちのように、いつも笑顔を忘れずに前向きに生きていきたいと思います。また昨年は、たとえ会えなくとも、素晴らしい縁や繋がりに恵まれていることを実感した年でした。本当に感謝です。コロナの問題が収束し、再会や新たな出会いに恵まれるよう祈りました。
さて、今日から三日間、ツァフカゾールというスキー場に家族と滞在する予定です。毎年スキーに行っている場所で、子供たちも雪遊びができるので楽しみにしています。美しい自然の中でリフレッシュしてこようと思います。では、行ってきます!皆さんも、よいお年をお過ごしください!
妻がシュークリームを作るのを手伝うアレンとレオ
今年も年越し蕎麦を作って食べました。
サンタからプレゼントを貰って嬉しそうな息子たち。この瞬間は見ている私も嬉しくなります。
レオのスパイダーマンのレゴを作ってあげるアレン
アレンが一人で最後まで作り上げました!飽きぽかった性格だったのに…すごい!
教会に向かう途中、アレンがジャケットをすっぽり被っておどけていました。宇宙人みたいで面白かった!子供は周りを明るくする天才!
家族の健康と幸せ、そして2021年が穏やかで平和な年になるよう祈りました。
今年も干支の折り紙を作りました。今年は丑年。素晴らしい年になりますように!
- [2021/01/02 18:16]
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