ダリとピカソの展覧会
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ここ数日は天気が不安定で涼しかったですが、今日から30℃前後の暑い日が続くようです。とはいえ、8月も下旬に入ったので、例年のような暑さは経験しないまま夏が終わりそうです。
逆に日本は猛暑が続いていて、熱中症で緊急搬送されたり、亡くなったりする人が急増しているそうですね。今年は暑くてもマスクをしている人が多いと思いますが、マスクは熱中症のリスクを高めるので、使用についてはよく考えた方がいいかもしれません。というか、個人的には、今の時期コロナよりも熱中症の方が危ないし注意すべきかと思います。
緩和されたとはいえ、アルメニアはマスク着用がまだ義務付けられていて、来月15日から再開される学校でも同様の方針です。ただ、これには反対する父兄も少なくありません。確かに、アレンのような小さい子供がずっとマスクを付けているのは辛いだろうし、逆にマスクのせいで健康を害したり、集中力が落ちたりしそうで心配です。
大体3月中旬に教育機関が全て閉鎖されてからも、子供たちはマスクなどせず、外でみんな遊びまわっていますが、今まで小さい子供の感染拡大や重症化が問題になったりしていません。なのに、学校でマスク着用や食堂の使用禁止などのルールを設けるのは、「いろいろ対策をやってる感」は出るけど、実際は大して意味はない気がしますけどね。
さて、先週の土曜日は、国立博物館で開催中のダリ・ピカソ展に家族で行ってきました。本当は3月下旬から1か月の予定で開催されるはずだったんですが、新型コロナの影響で非常事態宣言が発令されて、ずっと延期になっていたのです。最近、博物館や美術館の再開、屋外イベントの実施などに対する許可が出されたため、開催されることになりました。
絵画鑑賞だから、妻と二人で行くつもりでしたが、ダリとピカソの作品なら、レオはともかくアレンは面白がるかもしれないと思い、息子たちも連れて行くことにしました。行ってみると、けっこう人が並んでいました。感染予防のために、入館時間や人数に制限が設けられているせいです。検温も行うから、列の前の方にいた私たちでさえ30分近く待ちました。日曜だった昨日は、かなりの長蛇の列ができたみたいです。
さすがスペインが生んだ二大巨匠のダリとピカソの貴重な展覧会だけあって、多くの関心を集めたようですね。個人のコレクションなので、「記憶の固執」や「ゲルニカ」などの有名作品はなかったですが、彼らの独特の世界観に溢れた作品が数多くの展示されて見応えありました。アレンも、ダリのシュールな芸術は面白がっていました。日本の昔話をモチーフにしたダリの絵があって、それには私も驚きました。
ちなみに、私は20年以上前に南ヨーロッパを旅行した時に、スペインでダリやピカソの作品を鑑賞したことがあります。ダリの故郷フィゲラスという街にあるダリ美術館は、建物もダリ自身がデザインしたという、彼の世界観が爆発した空間でした。また、マドリードのソフィア王妃芸術センターで見たピカソの代表作「ゲルニカ」は、その絵から溢れ出るパワーに圧倒されました。今回の展覧会に行って、当時の思い出が蘇りましたね。
やはり素晴らしい芸術に触れると心が豊かになる気がします。特に今のような状況の世界では大切なことかもしれません。実際に多くの人がそんな時間や場所を求めているからか、4日間の限定だったダリ・ピカソ 展覧会は、連日大盛況のため、1週間延長されるそうです。また何か面白そうな展覧会があれば行ってみたいと思います。
ダリの作品。やはりシュールで不思議な世界観!大好きな芸術家です。
日本の昔話をモチーフにした作品もありました。写真の作品は「桃太郎」
アレンのお気に入りはロブスターの電話!奇想天外なダリの作品は、アレンも面白がっていました。
ピカソの作品。これも見応えがありました。ちなみに写真撮影はOKでした。
このピカソの陶器は、アレンが面白そうに見ていました。
- [2020/08/24 20:36]
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