アルメニアの感染者数が倍増 

晴れたり曇ったりの不安定な天気ですが、来週からは気温が上がるそうで、いよいよ本格的な春の到来でしょうか。日本でも桜の開花が始まっているようですが、今年は花見も自粛されて盛り上がりに欠けるでしょうね…

アルメニアの新型コロナウイルスの感染者はここ数日で倍になり、現在は160人となっています。すでに回復した最初の感染者が統計に含まれているので、正確には今の感染者数は159人です。全員が隔離されている人たちで、その80%以上はエチミアジン市、そしてエレバン市内の製造業会社で起こったクラスターによるもの。幸い重症化している人はいません。

その問題のエレバン市内の会社ですが、政府の話によると、上層部の一人がイタリア人で、薬で熱を抑えて出勤していたらしく、社内で感染させてからイタリアに帰国したそうです。これが本当だったら、アルメニアにとってはいい迷惑ですよね…エチミアジンのも、自主隔離を要請されていたイタリア帰りのアルメニア人が婚約パーティーに出席したために起こりました。

とまあ、アルメニアの感染拡大は、本来なら自宅で大人しくすべき人が外出したことが原因なので、政府は自主隔離の要請を守らなかった場合の罰則を検討しています。もし違反すると、最低賃金の300から500倍の罰金、さらに大規模な感染を引き起こした場合は、3ヶ月から最長5年の懲役刑が科せられることになるそうです。あくまで感染の可能性があって自主隔離を要請された人に対するもので、外出禁止令などは出ていません。街中も普段と大して変わりませんが、やはりマスクをする人は増えました。

感染拡大が深刻な欧米では、厳しい外出禁止令や入国制限などが敷かれて、かなり社会が混乱していますね。集団免疫の方針を掲げたイギリスも、あまりにリスクが高すぎるということで、同様の隔離措置を取り始めています。やはり有効なワクチンや治療薬の登場が事態の収束のカギとなるようです。

そのワクチンの最初の臨床試験がアメリカで始まりましたが、同ワクチンを開発したのはモデルナというアメリカの製薬会社です。ちなみに、この製薬会社の共同創設者の一人は、ヌバル・アフェヤンというレバノン生まれのアルメニア人。彼は、ディリジャンという街にある国際学校の共同設立者でもあり、そこには毎年日本からの留学生もいます。

ワクチンや治療薬の開発競争が激化していますが、臨床試験で効果や安全性が確認されて承認されるまでは相当な時間を要します。まだ多くの国は感染のピークは迎えていないという専門家の意見もあり、全く先の見えない状況ですね…アルメニアの非常事態も長引かないことを祈ります。

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毎日ひらがなを勉強しているアレンは、アプリのゲームでも練習しています。

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休み中は毎日学校の先生から宿題を出されています。アルメニア語の宿題をするアレン。

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アレンが作った世界の国旗。パラオやバングラデシュ、マダガスカルやナイジェリアの旗もあります。相変わらずマニアックやな〜

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