アルメニアは楽観的で幸せな国! 

天気予報どおり、先週末に雪が降ってかなり積もりました。そして、昨日までは寒さが厳しく、子供たちを学校と幼稚園に連れて行く朝はマイナス15℃まで下がりました…この数日が今冬で最も寒かったと思います。しかし峠を越したのか、予報ではこれから段々と気温が上がっていくようです。

そういえば、トランプ大統領が弾劾裁判で無罪となりましたね。アンチトランプの人たちは落胆しているでしょうけど、私個人は民主党が強行した理不尽な裁判という印象を持っているので、この結果は妥当だと思います。大体バイデン親子のウクライナや中国における濃厚な汚職疑惑の方がもっと問題視されるべきでしょう。

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雪が降った翌日の風景。晴れていますが、日中でも0℃下回ってるから道が凍って危ないです。

さて、先日ギャラップ国際協会が世界46カ国の楽観度と幸福度を調査して公表した結果によると、アルメニアは楽観的な国ランキングで5位、幸せな国ランキングで7位でした!

この楽観度の調査は、正確には次の年の生活に対する展望調査で、新年に生活が良くなるかどうかの期待度について国内の成人約1500人を対象に調べたもの。その結果、アルメニアは62%の人が楽観的な展望を持っていたとのことで、ナイジェリア、ペルー、アルバニア、カザフスタンに続いて堂々の5位!

ちょっと上位の国の顔ぶれが意外な印象を受けますが、アルメニアは昨年も51カ国中4位とトップ5に入っています。元々明るい国民性もあって基本的に上位なのかと思ったら、一昨年の調査では楽観的な回答はたったの27%で、悲観的な回答は同じぐらいの割合でした。やはり革命前と後では将来に対する希望の持ち方が大きく変わったようです。

次に幸福度ですが、1位のコロンビアから、インドネシア、エクアドル、カザフスタン、ナイジェリア、フィリピンと続いてアルメニアは堂々の7位!これもまた顔ぶれがすごいけど、昨年アルメニアはトップ10にも入っていなかったので、大きく順位を上げたことになります。これも革命のお陰でしょうか?!何にしても幸せと感じられる人が多いのは良いことです。

ちなみに、今回最も幸せな国に選ばれたコロンビアは常に上位に入っています。昔私が住んで日本語を教えていた時も、別の国際機関の幸福度ランキングで1位に輝いたことがあります。当時はまだ内戦やコカインなどの問題が深刻で、治安も悪いし、対外的なイメージも最悪だったから、「なんでこんな国が1位なん?」と不思議でした(それでも永住を考えたほど大好きな国)。

それで、授業中にコロンビア人の学生たちに「君たちは幸せか?」と聞いてみました。「なんで急にそんなこと聞くの?」と一瞬キョトンとしましたが、「まあ幸せですね」とほとんど全員が即答。いや、答えるの早すぎやろ!「じゃあ、なんで幸せなの?」と聞くと、少し考えてから、「健康だし、家族や友人もいるし、勉強もできてるから幸せでしょ」と答えました。

とてもシンプルな答えだけど、私にとって目から鱗が落ちるような経験でした。当時コロンビアで私が教えていた学生の多くは経済的に豊かではなく、客観的に見て幸せとは言いがたい状況でした。コロンビアってえげつない階級社会で貧富格差がひどいんです。にも関わらず、「自分は幸せです!」と即答できる彼らを見て、幸せとは何か気付かされる思いがしました。幸福度ランキング1位も納得です。

もし日本人に同じ質問をしたら、いろんな客観的な要素や条件を頭で考えて、自分は幸せと言えるのだろうか…と悩むでしょう。実際に前述の幸福度調査で、日本は「どちらでもない」と答えた人が最も多い国だったそうです(曖昧を好む国民性も一因でしょうけど)。客観的条件だけで比べたら、日本人はコロンビア人より圧倒的に幸せなはずなんですけどね。

結局、幸せかどうかは主観的なものであって、世間の基準や評価、他者との比較なんてどっちでもいいんです。その瞬間に自分は幸せだと思えたら、それが幸福なんです。「幸せってこういうものだ」とか「こうでなければ幸せとは言えない」などと理屈っぽく考えている限りは幸せになれません。ただ心で感じればいいものを頭で定義づけようなんて無理な話。

もし私が幸せか?と聞かれたら、「めっちゃ幸せ!」と迷いなく即答できます。経済的に不安定で、トラブルや不便が絶えない生活を送っていますけど、旅を含め自分がこれまで歩んできた人生、そして家族や友人など今の自分が持っているものに十分満足していますからね。これで幸せと思わなかったらバチが当たります。

人間というのは、あるかどうかも分からない未来に縛られると不安や欲求が尽きません。逆に、かけがえのない今を大切にして生きていれば、自分が本当にやりたいことや必要なものが見えてきて、シンプルに幸せを感じられるようになるのではないでしょうか。

同様の調査で日本はいつも楽観度や幸福度が低く、先進国で最下位になることもあります。もちろん社会が豊かで便利になると、人が求める幸福のレベルや質も変化するので仕方ない面もあるのですが、日本人が幸せというものをもっとシンプルに捉えるようになれば、結果は多少変わってくるかもしれません。

突き詰めると、この世の誰もが「一度きりの人生を悔いなく幸せに生きたい」という同じ土俵の上に立っているはずですから、自分は幸せだといつも心で感じられる生き方をしたいものですね。

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幼い息子たちは、過去や未来に縛られず今を笑って過ごすことだけに一生懸命。世話は大変だけど、その無垢な姿からは教えられることがたくさんあります。

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