2年前の自分
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2年ぶりに日本でお正月を過ごしています。2年前と同じように、父とスキーに行き、家族と初詣や墓参りにも行きました。一つ大きく違うのは、新たな年に自分が進むべき方向がはっきりしていること。2月に私はまたアルメニアに戻り、日本語を教えて、図書室を開設するために頑張ります。
しかし、2年前のこの時期、私はとても悩んでいました。当時アルメニアで日本語を教えるという夢を抱いて、働きながら日本語教師資格を取るために勉強していました。大変でも充実した日々を送っていましたが、勉強が終わりに近づいた頃、次第に不安になってきたのです。アルメニアの給料はたった50$で、蓄えを切り崩しながらの生活。大使館さえないアルメニアでは、何の後ろ盾もありません。そんなことは覚悟の上で、アルメニアへ行くつもりでしたが…
すでに34歳で、何の保証もない危険な道へ突き進んで大丈夫だろうか。もう夢なんて言ってる場合じゃないんだろうか。アルメニアの後、自分はどうなるんだろうか…そんなことを考えていると憂鬱になってきました。25歳で旅に出てから、10年間自分の思う道を全力で走ってきたのに、立ち止まってしまいました。
今も不安はあります。アルメニアの生活は経済的に厳しく、アルメニアの後のことは何も決まっていません。だけど、やはり自分の夢を諦めないで良かったと思います。今、アルメニアで日本語を教えて、図書室を開設する活動をしています。こんな幸せなことはありません。そう思えるのも、勇気を出して、夢を叶えるために一歩踏み出したからです。
「人生は、思い切った冒険か無か そのいずれかしかない」 ヘレン・ケラー
初詣では、図書室完成や、日本へ行くプログラムに応募中のルシネさんの合格(こちら)を祈願して、絵馬を奉納してきました。ちなみに、私は今年の干支の寅年。
- [2010/01/04 12:24]
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