アルメニアに住んで10年という節目 

朝からすっきりと晴れていますが、昨晩ずっと雨が降ったせいか、あまり暑くなくて過ごしやすいです。アララト山もくっきり見えて、展望台からはとても美しい光景が広がっていました。

昨日は、米朝首脳が板門店で歴史的な会談を行いましたね。核問題や経済制裁などについて再交渉を進めることで合意しました。トランプ大統領が直前にツイッターで呼びかけたことで実現した電撃会談となっていますが、そんな訳ないやん!そんなことを本気で鵜呑みにしてマスコミは報道しているんでしょうか?

数か月前から決まっている要人の訪問でさえ、外交関係者はその準備で大変なことになるのに、数日前のツイッターの投稿をきっかけに、米朝のトップが非武装地帯で会談を行うなんてあり得ません。トランプ氏も金氏も文氏も、急展開だったなんて言っていますが、もっと以前から周到に準備されていたに決まっています。最近の金書記長のプーチンや習近平との会談でも、事前に話し合われていたでしょう。

じゃあ、なぜわざわざ秘密裏に事を進める必要があったのかというと、北朝鮮の核問題や南北融和の進展を何としてでも阻止したい勢力を欺くためではないでしょうか…同じような理由で、前回のハノイでの米朝会談の決裂も、実はシナリオ通りの展開だったかもしれないと個人的には思っています。歴史というのは、表舞台ではなく、常にその舞台裏で動いているものですから。まさか日本にとっては、本当に電撃ニュースだったなんてことはないですよね?

さて、2009年7月1日、私は日本語を教えるためにアルメニアに入国しました。つまり、今日でちょうど10年が経ったわけです。普段と変わらない一日なので、大した感慨はありませんが、お陰さまで無事に今日11年目を迎えることができました。

振り返ると、あっという間だったように思います。結婚して子供が生まれ、日本語を教えながら、現地のIT企業の仕事をしたり、起業したりと変化に富んだ生活を送って来ましたからね。求めずともいろいろ起こるので、全く飽きることはありません。

このブログも書き始めて10年が過ぎたわけですが、記念すべき最初の記事はアルメニアに旅立つ1週間前に書いた、「いざアルメニアへ」という記事です。20年前の世界放浪中に立ち寄ったアルメニアで、過酷な環境の中で必死に日本語を学ぶ学生たちと出会い、そんな学生たちに教えるため、日本文化センターを作るためにアルメニアに行く!という希望と不安が入り混じった気持ちが書かれています。

月給50ドルしか貰えない極貧生活となるため、当時の私はまさかアルメニアに10年も住むなんて想像さえしていませんでした。実際に経済的にはかなり大変でしたが、アルメニアで日本語を教えるという夢が叶って、辛いよりも幸せだと感じることの方が多く、日々満たされていたように思います。

そんな中で多くの出会いや縁に恵まれ、8年前に現地の女性と結婚して家族を築くことになりました。私にはもったいない素晴らしい女性と結ばれたことが、アルメニアに根を張って暮らすことを決めた一番の理由かもしれません。いろいろ苦労もかけていますが、ずっとそばで支えてくれて、可愛い息子たちを産んでくれた妻に改めて感謝です。

また、アルメニアで日本語を学ぶ学生たちを応援したいという私の夢をサポートするために、10年前に集まって下さったアルメニア友の会」の方々にも感謝したいと思います。心折れそうになる状況もありましたが、ずっと協力を惜しまず、私を支えて下さっています。

そして、アルメニアにいる友人や学生たち、遠い日本やフィリピンにいる家族や友人たちの存在があったからこそ、ここでずっと幸せな人生を送れているのだと思います。お陰で寂しいと感じることはなく、それどころから楽しく充実した10年を過ごすことができました。自分はとにかく人に恵まれて、人に生かされているのだなあと有難く思います

アルメニアはまだまだ日本では知られていませんが、昨年には無血革命も起こり、これからの変化や発展が楽しみな国です。世界有数の豊かな歴史や文化があり、自然が美しくて人も優しい魅力的な国です。いろんな偶然や縁に導かれてこの国と人々に巡り合い、深い繋がりを持てたことを幸せに感じます。この先も末長くアルメニアに関わって、また10年後や20年後に今日と同じような気持ちで節目を迎えたいと思います。

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今日のアララト山は美しい!10周年をお祝いしてくれているのでしょうか。10年経った今も、この雄大な景色を見飽きることはありません

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