アララト山とクラシックコンサート 

ここ数日は快晴が続き、アララト山もきれいに見えています。気温も30℃まで上がって暑い!もう半袖で十分な陽気です。この暑さで少しバテ気味ですが、ビールが美味しい季節になりました。それは嬉しい!

お隣の国イランと米国の間で緊張が高まっており、戦争の可能性も示唆されていますが、恐らくそこまでにはならないと思います。今回も米国がイランを非難する根拠は濡れ衣っぽいですしね。米国がイランや中国、ロシアなどを敵視すればするほど、それらの国々が連帯を強め、結果的に世界が多極化していく流れを加速させています。

それはともかく、火曜日の夕方、妻と一緒にオペラハウスで行われたコンサートに行ってきました。演目は妻が聴きたがっていた、ホヴァネス・チェキジャン指揮、アルメニア国立合唱団による「カルミナ・ブラーナ」

チェキジャン氏は90歳でいまだに現役、もう60年近く同合唱団の指揮者を務めていて、多くのアルメニア人から敬愛されている著名な音楽家です。年齢を感じさせない力強い指揮で、また歌も演奏も迫力があって、とても素晴らしいコンサートでした。行って本当に良かったです。

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美しいアララト山とエレバンの街並み。もう彼此10年エレバンに住んでいますが、この景色は見飽きることはありません。

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聴衆のスタンディングオベーションに応えるチェキジャン氏。90歳とは思えない指揮に感動しました。国会議長や教育大臣も来ていました。

ところで、今週からロベルト・コチャリャン第二代大統領の裁判が行われています。2008年3月の野党勢力デモを武力排除したことで憲法秩序転覆の罪に問われており、さらに収賄容疑でも逮捕されています。強大な権力を誇った元大統領の裁判の行方が注目されています。

あと、パシニャン首相が中国を訪問して、習近平国家主席らと会談しました。アルメニアも中国が主導する一帯一路計画のへの参加が期待されており、今後ますます両国の関係が強化されそうです。エレバンには中国政府が出資して建てた立派な公立学校が二つあって(うち一つは私が住む地区)、中国語教育も行われています。アルメニアでも中国のプレゼンスは高まる一方です。

しかし、日本政府もいろいろと支援を行っています。先日は、JICAがアルメニア非常事態省に消防車を寄贈しました。過去にも同様の支援が行われていますが、また新たに消防車が寄贈されたのです。引き渡し式では山田大使が上手にアルメニア語でスピーチされて、それもけっこう話題になったそうです。

ちなみに、アルメニアの省庁の統廃合法案が可決されて、17あった省庁が12になる予定です。前述の非常事態省はそのままですが、教育省と文化省が統合されたり、交通通信IT省が再編されてハイテク省になったりするそうです。仕事を失う人も出てくるとは思いますが、政府のスリム化や効率化のためには仕方ない変革かもしれません。

また、現在イスラエルのテルアビブで、ユーロビジョン歌唱大会が開催されていますが、アルメニアは予選で敗れて決勝戦に進めませんでした。けっこう評価は高かったみたいですけどね。まあ、イベント自体はいつも安っぽいポップソングが多いし、曲や歌唱力よりもステージパフォーマンスが重視されるので、私は大して関心ありませんが…


アルメニア代表のスルブクが歌う「Walking Out」。評価は高かったようですが、残念ながら決勝には進めませんでした。

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