いろはセンターの花見イベント
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昨日から天候が崩れ始めて、雨がちの憂鬱な天気です。せっかく暖かくなったと思ったのに、少し肌寒くて衣替えできません。ここ最近また革命前に偉い地位にいた役人たちが、横領や権力濫用などの容疑で告訴されています。次から次へとよく出てくるものですね…
パリのノートルダム寺院の火災で大騒ぎでしたね。あの有名な歴史的建造物が燃え盛る様子は衝撃的でした。無事に鎮火したとはいえ、大きく損傷したため、パリ市民は悲嘆に暮れているようです。私は、まだユーロが存在しなかった約25年前にノートルダム寺院を訪れたことがあります。パリの名所セーヌ川沿いで一際目立つ美しい大聖堂でした。
さて日曜は、毎年恒例のいろはセンターの花見イベントがあったので、家族で参加してきました。私は同センターの上級クラスを教えています。昨年の花見は子供が病気だったせいで参加できませんでした。今年はアレンもレオも元気で、当日は天気にも恵まれて暖かかったです。
花見が行われたのは、エレバンの北西にあるアシュタラック地方の杏畑。そこへ向かう途中に、サグモサ修道院に寄りました。深い渓谷の断崖のそばに建つ13世紀の修道院です。昔、私も妻と訪れたことがあります。教会に着くと、ネコヤナギの枝やリースが売られていました。というのも、その日はツァフカザルトというお祭だったんです。
ツァフカザルトは「花飾り」という意味で、キリストがエルサレムに入城した際、住民がオリーブの枝を持って歓迎したことに由来するお祭。イースター(復活祭)の1週間前に祝われ、アルメニアでは春の訪れを感じさせるネコヤナギの枝が飾られます。
教会内では祭を祝福するミサが行われ、多くの信者がお祈りしていました。教会の外でも、アルメニア人たちが輪になって踊っていました。アララト山の雄姿を望むこともできて、短い寄り道でしたが、楽しいひと時でした。
サグモサ修道院。保存状態の良い中世の教会です。すぐ傍には切り立った深い渓谷があります。
レオも自分で頑張ってロウソクを灯しました。
アララト山をバックに家族で記念写真!この日はずっときれいに見えていました。レオが手にしているのはネコヤナギのリースです。
その後、花見の場所へと向かいましたが、移動中の道からもずっとアララト山の美しい姿を見ることができました。目的地に着くと、畑にある杏の花がとてもきれいに咲いていました。滑り台やブランコなどもあって、アレンもレオもずっと楽しそうに遊んでいました。遊具があると、子供たちが飽きないので助かります。
みんなで食べたり飲んだり、ギターを弾いて歌ったり、子供たちと遊んだり、そして花を眺めたりと有意義な時間を過ごすことができました。昨年末のJLPT(日本語能力検定)の合格証書の授与式も行われて、受け取った学生たちはとても喜んでいました。ありがたいことに、私も先週の誕生日のプレゼントを頂きました。
天候にも恵まれたし、とても楽しいピクニックになりました。本当に参加して良かったです。どうもありがとうございました!
花見の場所では、杏の花がきれいに咲いていました。
滑り台で遊ぶアレンとレオ
ブランコもあって、子供たちはずっと楽しそうにしていました。
レオが乗ったブランコを後ろから押すアレン。すっかりお兄ちゃん!
ドッジボールで盛り上がる参加者たち
ギターを弾いて歌を歌う参加者たち
私もお酒を飲みながら、妻や子供たちと花見を楽しみました。
美しい花に囲まれて、みんなで楽しい時間を過ごせました。
- [2019/04/17 15:48]
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