アルメニア国会議事堂の庭園で花見イベント
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今日は曇り空で肌寒いですが、昨日は青空が広がり、柔らかな陽気が暖かくて気持ちよかったです。
そういえば、数日前から次男のレオを、アレンが通う幼稚園に午前中だけ連れて行っています。お兄ちゃんが一緒にいる安心感もあるのでしょうか、すっかり気に入っている様子で、お昼過ぎに妻が連れて帰ろうとすると嫌がるそうです。一週間ぐらいはトライアルのつもりだったんですが、もう普通に通わせても問題ないかもしれません。
他の子供たちと楽しくお絵描きをしているレオ
レオは長く伸びていた髪を昨日バッサリ切って、男らしくなりました。
昨年の今頃は、大統領職から横滑りして首相に就任したセルジ・サルグシャン前大統領の辞任を求める大規模な市民デモが起こっていました。(当時のブログ記事) 4月23日にサルグシャン前大統領が辞任を表明し、5月8日にパシニャン首相が誕生して、アルメニアの無血革命が成功しました。その歴史的変革を記念して、4月の最終土曜日を「アルメニア市民の日」という祝日に制定する法案が議会で可決されました。あれから1年が経ったんですねえ…
さて、その議会が行われているアルメニアの国会議事堂の庭園には桜が植えられているんですが、その開花を祝う花見イベントが昨日あったので行ってきました。ちなみに国会議事堂の庭園は、数か月前から市民に開放されていて誰でも入れます。立派な議事堂建物を間近で見ながら、きれいに整備された庭園を散歩することができます。
4年前に、両国友好の証として日本から贈られたソメイヨシノ3本とエゾザクラ2本が、当時の原田駐ロシア日本大使とアルメニアの国会議員らの手によって植樹されました。昨日のイベントでは、そのうちのエゾザクラが美しい花を咲かせていました。
ちなみに、4年前の植樹式にいたアルメニアの国会議員らは、革命によって議席も権力も失った共和党の議員。今は一体どこで何をしているやらという状態で、今回のイベントにも誰も参加していませんでした…代わりに、パシニャン首相率いる政党連合で与党の「マイステップ」の議員らが出席していました。まさに盛者必衰の理。アルメニアで起こった大きな変化を実感しました。
イベントには、山田駐アルメニア大使をはじめ、日本語教育関係者や学生たち、日本と関わりを持つアルメニア人が参加しました。いろはセンターとひかりセンターの学生たちが、桜にちなんだ俳句を紹介したり、折り鶴を参加者に配ったりして、両国の友好親善の証である桜の開花をお祝いしました。大使が用意して下ったお寿司や梅酒も美味しかったです。昨日のイベントのことは、アルメニア国会のHPにも掲載されています。英語ですが、どうぞ下のリンクをご覧ください。
Japanese Hanami Festival Celebrated in National Assembly Park
この花見イベントの前に、私と片岡さんたちが約6年前にエレバン言語大学の中庭に植えた桜を見に行ったんですが、どうもソメイヨシノは咲く時期が早かったみたいで、すでに葉っぱだけになっていました…アルメニアの方が寒いから、日本の満開の時期より遅いと思っていたのに、まさかもう散っているとは予想外でした。自分たちが植えた桜の花を見れなくて残念ですが、無事に大きくなっていたし、来年は開花している姿を見てみたいと思います。片岡さんたちと桜を植樹した時のブログ記事はこちら。すごく懐かしい!
国会議事堂の庭園に咲くエゾザクラ。少し葉がついていましたが、ピンクの花びらがきれいでした。
鮮やかな着物姿のいろはセンターの学生たち。みんな似合っていますね。
ひかりセンターの子供たちが作った折り鶴を桜の木に飾りました。
言語大学の庭の桜。2本とも大きくなっていましたが、今年は開花の時期を見逃してしまいました…片岡さん、すみません!
- [2019/04/10 17:03]
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