みんなで郊外の温泉でリラックス 

ここ数日は寒くなって、外気が冷たいです。週末から気温が少し上がるようですが、それを繰り返しながら、どんどん冬の気候になっていくのでしょう。

季節の変わり目で風邪が流行っているのか、レオが体調を崩してしまい、またアレンもあまり元気ではないので、今週はずっと学校を休んでいました。お陰さまで、レオは熱が下がり、昨日は学校のロシア語イベントには参加しました。ずっと練習を休んでいたにも関わらず、ちゃんと自分のロシア語のセリフを話して感心しました。その様子は、また次回の記事でご紹介したいと思います。

アレンも一緒に学校に行って、レオのイベントを見学しましたが、まだ本調子ではないのか、その後またレオと一緒に帰宅しました。レオはまだ咳をしているので、今日はアレンだけ通学しました。明日は二人とも元気に通学をしてほしいと思います。

ハマスとイスラエルの休戦が再度延長されたようです。人質の解放が段階的に進められており、さらに延長されるかもしれません。このまま停戦に至ってほしいですが、イスラエル側の声明からは、その可能性は高くないように思われます。一部の極右政治家は、ガザ地区からパレスチナ人を完全に追放し、イスラエル領土にすべきだと堂々と公言しています。

米中国交正常化やベトナム戦争終結に貢献したキッシンジャー元米国務長官の死去が伝えられました。ロシアとウクライナの紛争や米中対立の問題に対しても、傾聴に値する現実的な外交主義に基づく意見を発信し続けていました。今日、アルメニアとアゼルバイジャンの国境確定委員会が、両国の国境で会合を開催します。現実的かつ前向きな交渉が行われてほしいと思います。

先日は、アルメニアの日本語を学ぶ学生たちを日本に短期で招聘する活動をされている方と夕食しました。いろいろとお話できて、とても有意義なひと時になりました。そして、心からアルメニアとこの地域の平和を願って活動されていることが伝わり、私も妻も感動すると共に、感謝の気持ちで一杯になりました。その草の根の活動が、戦争のない平和な社会を築く一助になってほしいと思います。

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とても有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました!

さて、日曜は郊外にある温泉に家族で行ってきました。ここの在留邦人の方に誘われて、そのご家族とルザンさん、またアルメニア語を学ぶためにアルメニアに滞在している日本人男性と一緒でした。毎冬のスキー旅行の帰りに寄っている温泉で、アレンもレオも大好きな場所です。

他の人たちは、ミニハイキングも兼ねて午前中に出発していましたが、私たちはレオのロボティックス教室が終わってから温泉に直接向かいました。エレバンから車で45分ほどなので、とても行きやすいです。久しぶりに温泉に入れるから、アレンもレオも嬉しそうでした。

温泉に着くと、すでにみんな到着していました。その周辺を1時間ほどハイキングしたそうです。在留邦人のご家族は何度かその温泉に来ていますが、ルザンさんと日本人男性は初めてでした。大きな浴槽のある部屋を借り切るスタイルで、今回は2時間で借りていました。

部屋に入ると、あまり湯気が出てなくて、お湯がぬるいのかな?と思いましたが、全然そんなことなく十分温かかったです。考えてみたら、いつもは1月や2月の真冬に来ていて、寒い外気との温度差でもっと湯気が出るんですよね。アレンとレオはすぐに水着に着替えて、お湯に飛び込んでいました。「温かい!」と気持ちよさそうにしていました。

私たちもみんな着替えて、お湯に入りました。「ハァァ〜気持ちいい…」と思わず声が出ます。我が家には浴槽があるけど、基本的にシャワーだから、湯船に浸かるのは本当に気持ちいい!そして、最近はずっと仕事で忙しくしているから、疲れが溜まった体に温泉のお湯が染み渡ります。他のみんなも気持ちよさそうにしていました。

レストランが併設されているので、そこからビールを注文して飲みました。ビールを飲みながら温泉!最高!ご家族の奥さんが手作りの寿司などを持って来てくれていたので、それをみんなで食べて、ちょっとした宴会を開きました。どれもすごく美味しかったです。

気分が盛り上がってきたので、私は持って来たウクレレを弾いて歌いました。ギターよりもずっと小さく、持ち運びに便利だから、どこでも演奏できます。やっぱり宴会には音楽があった方がいいですからね。温泉、酒、料理、音楽って、もう最高の組み合わせ!幸せな気分です。

宴会の後、またゆっくりお湯に浸かって、体を温めました。やっぱり温泉は気持ちいい!来て本当によかったです。息子たちにとっては温水プールみたいなものだから、飛び込んだりして楽しそうに遊んでいました。

2時間のんびり温泉で過ごして、みんなで車でエレバンに帰りました。さすが天然温泉だからか、その日は夜中までずっと体がポカポカしていました。というか、翌朝も火照っているようでした。お陰で体の疲れもかなり取れたし、みんなで楽しいひと時を過ごして、心も体も癒されました。お誘い、どうもありがとうございました!

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久しぶりの温泉に入って、はしゃぐ子供たち

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やっぱり気持ちいい!のんびり温かい湯船に浸かって、リラックスできました

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手作りの美味しいランチを食べました。温泉で飲むお酒も美味い!

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ウクレレを弾くアレン。でも、ほとんど私の楽器となっています。

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風呂上りにサッカー。学生時代ずっとサッカーをやっていた彼はさすがに上手で、息子たちをまさに子供扱いしていました。

ヒカリセンターの俳句集の寄贈イベント 

ここ数日はそれほど寒くありませんが、来週から気温が下がって、日中でも10℃を下回るようです。11月も終わりに近づき、本格的な冬がすぐそこまで来ているのを感じます。

イスラエルとハマスが最小4日間の一時休戦で合意しました。多くの民間人が犠牲になっている悲惨な争いが、一時的にでも収束するのは歓迎すべきことです。ハマスが人質を解放していけば、休戦期間は延長されるという内容ですが、イスラエル側は休戦後もハマス掃討作戦を続けると表明しているため、いつまで休戦状態が続くか予断を許しません。というか、戦闘が再開される可能性が高いです…ネタニヤフ政権には、「明日にでも休戦合意を破らなければ辞任する!」と主張する極右閣僚もいます。

アルメニアとアゼルバイジャンは、今月30日に両国の国境確定委員会の会合を国境で開催することで合意しました。平和条約締結の交渉において、旧ソ連時代の国境線と領土を相互承認することが争点となっており、それを話し合う重要な機会です。

アルメニア政府は、カラバフを含めたアゼルバイジャン領土主権を認めると、今年に入ってから正式に表明していますが、アゼルバイジャンからは、アルメニアの領土主権を認めるという声明はまだ出されていません。しかし、アリエフ大統領は、アルメニアとの新たな戦争はもう必要ないと公言しています。お互いに条件を承認し、一日も早く平和条約締結の合意に達してほしいと願います。

2020年から不法取得資産の罪で起訴されているアルメニアの大富豪のガギク・ツァルキャン氏に対して、検察がものすごい規模の資産の没収を裁判所に申し立てたという報道がありました。没収対象となった主なものは、不動産79件、車両42台、身元不明車両8台の取得費の1億2千万円、300億円の違法収益などなど…一般のアルメニア人にしたら、その3倍ほどに金額に値します。

つまりはそれぐらい莫大な資産を所有しているいうことですが、革命前のアルメニアは腐敗がひどく、彼のように権力やコネで巨万の富を築き、不正に蓄財していた人間はたくさんいます。ツァルキャン氏含め、そんな輩が政治家もやっていたのですから、たやすく法律も無視することができたでしょう。アルメニアがより公平かつ公正な社会になってほしいと思います。

今週に入ってから、かなり仕事で多忙にしていて、朝から晩までPCの前で作業をしています。目は疲れるし、ちょっと腱鞘炎になりそうで心配…まあ、やるべきことがあるというのは有り難いことですが、そればかりに圧迫されて、心の余裕がなくなるのは良くありません。なので、時々はギターやウクレレを弾いたり(案の定、ほぼ私の楽器になりました)、こうやってブログの更新をやっています。

昨日、ヒカリ日本文化センターが、エレバン中心部の子供向けの図書館でイベントを行い、家族で招待されたので参加してきました。同センターが日本と協力して制作した「アララトから富士山へ」という俳句集を図書館に寄贈することになったので、その記念イベントでした。

ヒカリセンターの子供たちが、アララト山と富士山をテーマに詠んだ俳句が載せられています。私はその翻訳の校正を担当しましたが、なぜか俳句の一部が校正前のままになっています。まあ、もう出版されてしまったから仕方ありませんが…

イベントでは、ヒカリセンターから俳句集が直接手渡された後、同センターの子供たちが、イベントに集まった子供たちに折り紙を教えることになりました。みんな折り紙自体が初めてだから、面白そうに、そして難しそうに折っていました。きれいに角をそろえて折るということも、初めてだとあまり上手くできません。中には、思うようにできず泣いてしまった女の子もいました。

初めは関心なさそうにしていたアレンとレオは、息で吹いて走らせる飛行機を作るのには参加して、教えてもらいながら頑張って折っていました。そして、できた作品を吹いて、誰が遠くまで走らせられるかという競争にも参加しました。二人ともあまり遠くまで飛ばせませんでしたが、楽しそうにしていてよかったです。

今日は、ここの在留邦人の方に誘われて、今から家族で郊外の温泉に出かける予定です。毎冬、スキーの帰りに立ち寄る温泉で、アレンもレオも大好きな所です。日曜の今日ぐらいは仕事のことを忘れて、お湯にゆっくり浸かって疲れを癒したいと思います。

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子供向けの図書館で行われたイベント

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ヒカリセンターの子供たちが折り紙を教えました

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折り紙が初めての子供たちは興味津々

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アレンとレオも挑戦しました

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レオは後で自分一人で作っていました

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作った飛行機を息で吹いて、どこまで遠くまで飛ばせるかを競いました

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アレンとレオも参加しました

再会に満ちたロリ地方旅行 

昨晩は雨が降り始めたと思ったら、途中みぞれになりました。少し経つとまた雨粒になりましたが、11月に雪が降るとは…今日は朝から青空が広がるいい天気です。しかし、けっこう寒くなったので、セントラルヒーティングを付け始めました。

イスラエルとハマスの停戦合意が近づいているという報道がありました。あまりに多くの犠牲が出ているので、本当にそうであってほしいと思います。自衛権を超えた攻撃を続けるイスラエルには、国際社会から批判の声が上がっていますが、国内でもネタニヤフ政権に対する抗議デモが激しさを増しています。

先月ハマスが襲撃したという野外の音楽フェスティバルですが、その時に限ってなぜか警備が薄く、またイスラエル軍が自国民にも見境なく発砲を行ったため、多くの犠牲者が出たという疑惑が出てきています。もしこれが本当であれば、イスラエルが報復として行っているガザへの攻撃は正当性を失います。たとえそうでなくても、彼らが今やっていることは正当化できない戦争犯罪です。

福島日本大使が間もなく任期を終えて帰国されるため、先週金曜の夕方、大使公邸で離任レセプションが開かれ、私と妻も招待を受けて出席してきました。他の在留邦人や日本関係者、また各国大使などが集まり、日本酒や日本のワイン、日本食などが振る舞われました。

福島大使はアルメニア語の歌を披露されて、出席者から大きな拍手喝采が送られていました。7月の出雲市代表団が訪問した際は、ギュムリまで同行してくださるなど、いろいろとお世話になりました。どうもありがとうございました!

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アルメニア語の歌を披露される福島大使

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いろいろとお世話になりました!

さて、週末は北部のロリ地方に1泊2日で旅行してきました。妻がやっと翻訳の仕事を終えたし、向こうに住む養蜂家の知人から頼んでいたハチミツを受け取るのも兼ねて、久しぶりに家族で泊まりがけの旅行に行こうと思ったのです。それに本格的に寒くなってからだと、遠出するのが億劫になりますからね。

その養蜂家の知人は、下にミツバチの巣箱が置かれたベッドでその羽の振動を感じながら寝ることができるというユニークなゲストハウスを経営していて、私たち家族は2年前に泊まったことがあります(過去の記事) ただ、家族で泊まるには狭いし、トイレとシャワーが外の小屋にあって不便でした。

しかし、昨年からもっと広くて、トイレとシャワーが室内にあるコテージを建設していて、今年9月に完成しました。ベッドの下に巣箱はありませんが、部屋から素晴らしい景色を楽しめるのが魅力とのこと。ということで、今回その完成したばかりのコテージに泊まってみることにしました。

土曜のレオのロボティックス教室が終わってから、手配した車両会社の車でロリに向かいました。途中、セバン湖のほとりで泊まって、湖の景色を眺めました。対岸の山々が少し雪化粧をしていて、とても美しかったです。ただ、風が冷たくて寒い!標高が高いので、エレバンから来るともう冬の気候に感じます。

途中で道路工事のせいで渋滞に巻き込まれたため、予定より30分以上遅くなりましたが、無事に夕方5時頃に宿泊先のゲストハウスに到着しました。オーナー家族が嬉しそうに私たちを出迎えてくれました。1年ぶりの再会で、宿泊するのは2年ぶり。現在キッチンや倉庫だった建物をリフォームして、ワイナリーや食堂を作っています。いつも新しいことに挑戦していて感心します。

ご主人が新しいコテージに案内してくれました。外観も立派ですが、中もとてもきれいでした。トイレとシャワーも設置されていて便利。そして、部屋からは雄大なパノラマが!ちょうど夕暮れ時で、向こうの山々が少し赤く染まって美しい…この素晴らしい景色を満喫できるようにと、斜面から迫り出す形で建てられています。ちなみに、私たちはそのコテージの記念すべきゲスト第一号でした!

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セヴァン湖の周りの山々は少し雪化粧をしていました

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完成したばかりの新しいコテージ。私たちは記念すべき最初の宿泊客!

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中に入ると、こんな素晴らしい景色が!

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息子たちもベランダから雄大な景色を眺めていました

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妻は「やっぱりここは落ち着く」と言って、美しい景色に見惚れていました

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私もその景色に見惚れました。美しい…

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中にはトイレとシャワーが設置されていて、そこのタイルが蜂の巣と同じ六角形というこだわり!

陽が沈んで暗くなると、麓にあるアラヴェルディという街の夜景が眼下に広がりました。家の明かりや街灯が暗闇に光っています。それも中々きれいな景色でした。残念ながら、ゲストハウスのキッチンは改装工事中のため、いつも奥さんが作る美味しい夕食は食べられないのこと…なので、オーナー夫婦お薦めの街中にあるレストランで食べることにしました。

配車アプリのサービスが使えない田舎のため、ご主人が知人の車を手配してくれました。その車で夜道を走って着いた先は見覚えのあるレストラン…そう、ここはティグランの息子さんの洗礼式のお祝いパーティーがあった場所!ティグランは、ハグパット村に住む私の20年来の友人に息子さんの洗礼のゴッドファーザーになってもらい、2年前にここでみんなで盛大にお祝いしたのです(過去の記事) またそこで夕食することになるとはすごい偶然!

美味しかったのと、エレバンよりずっと安いから料理を頼みすぎてしまい、私も妻もお腹一杯になってゲストハウスに戻りました。そして、ご主人が作った自家製のハチミツワインで妻と乾杯しました。ただ、香りはすごく上品なのに、味はそれほど美味しいとは思えませんでした…そこで採れるハチミツ自体はすごく良質だし、ワイン作りは始めたばかりなので、これからの改善に期待したいです!

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2年前にティグランの息子さんの洗礼のお祝いパーティーがあったレストランで夕食

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ゲストハウスに戻ると、アレンがウクレレを弾き始めました。やっぱり旅には音楽!

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寝る前に妻が息子たちの本を読んであげていました

ほろ酔いでぐっすり眠って、翌朝起きると、部屋からは雄大な自然のパノラマが広がっていました。あいにく曇り空でした、それでも素晴らしい景色!本当に贅沢な空間です。これを最初のゲストとして堪能できたのはラッキーでした。妻も息子たちもすごく気に入ったみたいです。遠かったけど来てよかったです。

正午過ぎにティグランが迎えに来てくれました。頼んでいたハチミツを受け取って、ゲストハウスのオーナー家族とお別れの挨拶をしました。来年春には改修工事が全て終わるそうなので、その時にまた泊まりに来たいと思います。

それから、ティグランの車で、20数年来の友人のアショットさんに会いにハグパット村に向かいました。ロリ地方を訪問する時は、いつも彼に会いに行きます。私が23年前に初めてアルメニアを訪問した時に出会い、とてもお世話になった大切な友人です(こちら)

彼はティグランの息子さんの洗礼のゴッドファーザーでもあり、1年ぶりに私たち家族とティグランに再会して、とても喜んでくれました。私もすごく嬉しかったです。私たちのためにBBQを作ってくれて、一緒に食べたり飲んだりして楽しいひと時を過ごしました。そして、今も続く友情に胸が温かくなりました。

彼はティグランの奥さんや息子さんにも会いたがっていて、ティグランは近々家族で訪れたいと言っていました。そういえば、2年前の洗礼式以降、彼の家族はハグパットに来ていません。ティグランも仕事で忙しいし、エレバンから車で3時間以上かかるので、小さい子供を連れて来るにはちょっと大変ですね…でも、大切なゴッドファーザーですから、家族で再会する機会を早く作ってほしいと思います。

ちなみに、いつものように友人と一緒に自家製ウォッカを飲んでいましたが、度数が60%もあって強いです。それをアレンがほんの少し味見したら、「美味しい!」と気に入ったので驚きました。レオも真似して味見したら、「何これ?!まずい!」と顔を歪ませていました。それが普通の反応であって、10歳のアレンがこんな強いお酒を美味しいと思うなんて…やっぱりアルメニア人の血が流れているんですね。

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朝起きると、部屋からは雄大な景色が広がっていました

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ゲストハウスのオーナー家族と。今度来る時は、さらに素敵な場所になっているでしょう。

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長年の友人のアショットさんがBBQを作ってもてなしてくれました

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久しぶりの嬉しい再会に乾杯!ありがとう!また会おう!

アショットさんたちと別れて、ハグパット修道院でお祈りしてから、ステパナヴァンという村に向かいました。そこには、日本人とアルメニア人の家族が住んでいて、彼らに会いに行ったのです。日本人のご主人は、エレバンで日本食レストランを経営していますが、夢だった農業をするため、今年春にステパナヴァンに移住しました。

予定よりも到着が遅くなりましたが、温かく私たちを迎えてくれました。4歳になる娘さんも元気にしていました。また、飼っている鶏や手作りのアクアポニックスという水耕栽培と養殖を組み合わせたシステムを見せてくれました。アルメニアの田舎で一から農業に挑戦している日本人なんていないから、彼らの生活ぶりはとても興味深かったです。

とはいえ、まだまだ農業は手探り状態で、いろいろと試行錯誤しながらだから大変とのこと。でも、好きなことに挑戦しているし、田舎の生活は性に合っているようで、彼も家族も明るく暮らしていました。短い滞在でしたが、いろいろと話すことができて、とても楽しかったです。これからも頑張ってほしいです。

すっかり外も暗くなったので、エレバンに向けて出発しました。そして、夜9時半ごろに帰宅しました。やっぱり移動が長くて疲れましたが、嬉しい再会に満ちた素晴らしい旅行になりました。妻も「行ってよかった」と言っていました。本格的に寒くなる前に、家族と遠出して素敵な思い出を作ることができました。

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世界遺産のハグパット修道院を見学。私はもうこれで何十回目でしょうか…

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壁にある穴や隙間を使って端から端まで渡ろうとする息子たち。落ちずに渡りきれば夢が叶うと言われています。二人とも今回は渡りきれず…

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みんなでロウソクを灯して祈りました

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ステパナヴァンに住む日本人・アルメニア人家族を訪問。鶏を飼っています。まさに田舎暮らし!

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手作りのアクアポニックスを興味深そうに見るレオ

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田舎での暮らしぶりを垣間見て、いろいろ話せて楽しいひと時を過ごしました。ありがとうございました!

ウクレレを始めたアレンとレオ 

予報どおり、週後半から天気が崩れて、昨晩は雨が降ったようです。日中でも寒くなってきて、来週はさらに気温が下がるようです。冬の足音が聞こえてきました。

本格的に寒くなる前に、この週末はロリ地方に家族と泊まりがけで旅行に行く予定です。知人の養蜂家が経営するゲストハウスに泊まって、20年来の友人にも会ってくるつもりです。前回の記事に書いたように、妻が日本文学の翻訳を終えたので、田舎でゆっくりしようと思っています。

世界最大のドキュメンタリー映画祭の一つ、アムステルダム・ドキュメンタリー国際映画祭のインターナショナルコンペティション部門で、「1489」というアルメニア映画が最優秀作品賞を受賞しました。監督自身の弟が、従軍していた第二次カラバフ戦争の初期に行方不明となった事件を取り扱った内容らしく、機会があれば見てみたいと思います。

イスラエル軍がガザのシファ病院を攻撃し、新生児を含む多くの民間人の命が危険に晒されているため、「これは戦争犯罪だ!」と国際的に非難されています。イスラエル側は、ハマスの拠点があったと攻撃の正当性を主張しています。拠点はあるに違いないですが、今更そこを攻撃する意味などありません。

ガザには地下トンネルが張り巡らされており、イスラエル軍が病院に突入した時にはもうハマスはトンネルを使って脱出していたでしょう。そのため、イスラエルは拠点があったという証拠を示すだけで、ハマスの幹部を拘束または殺害したという情報は発信していません。そうなることは承知の上で病院を攻撃し、多くの民間人の犠牲を出したことは悲劇でしかありません…

さて、記事タイトルにあるように、先日から長男アレンがウクレレを始めました。というのも、急に私のアコースティックギターを弾きたがったので、少し教えてみましたが、まだアレンには大きすぎるし、スチール弦を押さえると指がすぐ痛くなってしまいます。

「難しいし、指が痛くてできない…」と残念がるので、まずはクラシックギターかウクレレを弾いてみるかとアレンに提案しました。どちらも持っていませんでしたが、アレンが本当にやりたいなら買ってあげようと思ったのです。それに、たとえアレンが続けなくても、弦楽器なら私が弾くので無駄になることもありません。

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寒くなってきたから、庭にいる猫たちも身を寄せ合っています

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アコースティックギターに挑戦するアレン。難しくて、すぐ断念しました

アレンは嬉しそうに、「両方とも楽器屋で見てから、どちらがいいか決めたい!」と言うので、月曜の夕方にエレバン中心部の楽器屋に行ってみました。アレンはウクレレの方を気に入ったので、その場で買ってあげました。自分の楽器が手に入って、アレンはすごく喜んでいました。

レストランで夕食して帰宅するや否や、アレンは買ってもらったばかりのウクレレを弾き始めました。ウクレレ特有のトロピカルな音色が流れて、アレンも嬉しそう。しかし、ただ弦をかき鳴らすだけでは意味がないから、まずはコードを覚える必要があります。

私もウクレレのコードの押さえ方は知りませんでしたが、長年ギターをやっているお陰で、三線と同じく少し練習したら、あっという間にそれらしく弾けるようになりました。そして、「ハッピーバースデー」なら3つの簡単なコードで弾けるので、アレンに教えてあげました。

やっぱりコードチェンジに苦労していましたが、次第にゆっくりと弾けるようになりました。ウクレレはサイズが小さいから、子供の指でも届かないということはないし、ナイロン弦だから指も痛くなりません。だから、飽きやすいアレンも根気よく練習していました。

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ウクレレを購入した後、レストランで食事しました

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買ってもらったばかりのウクレレを弾くアレン

その翌日からアレンは体調を崩してしまい、朝起きると気分が悪く、そのまま休んだり、遅れて学校に行っても嘔吐して途中で帰宅するといったことが続きました。ただ、家で少し休むとすぐ元気になるので、よくウクレレの練習をしていました。だから、二日ほどで「ハッピーバースデー」をけっこう上手に弾けるようになりました。お陰さまで、今朝からアレンの体調はよくなって、元気よく通学しています。

何でもアレンの真似をしたがるレオも、「パパ、ウクレレ教えて!」というので、「ハッピーバースデー」のコード進行を教えてあげました。やっぱり最初は苦労していましたが、少しずつそれらしく弾けるようになりました。かなり辿々しいけど、頑張って最後まで弾けると、すごく嬉しそうです。

ちなみに、アルメニア国歌も「ハッピーバースデー」と同じコードで弾けるので、それをアレンに教えたら、けっこうすぐに弾けるようになりました。こうやって少しずつ曲を覚えて、もっと多くのコードが弾けるようになれば、さらに楽しくなるでしょう。いつまで続けてくれるか分かりませんが、息子たちが弦楽器に興味を持ってくれたのは嬉しいです。

私は基本的なコードをほぼ全て覚えたので、今はビートルズの曲などをウクレレで弾き語りできます。新しい楽器が弾けるようになるのは楽しい!たとえ息子たちが興味を無くしても、私はウクレレという趣味が一つ増えました。もちろん、できれば息子たちも続けてほしいし、将来はギターも弾けるようになってほしいと思います。そして、親子で合奏できたら最高ですね。

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アレンが休むとレオも学校に行きたがらないから、二人とも家にいて、ウクレレを練習していました

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アレンがウクレレを弾いて、レオがマラカスを鳴らして合奏する時もありました

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アレンはけっこう上手に弾けるようになりました

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レオもウクレレを弾き始めました


アレンとレオがウクレレを演奏する動画

妻のためのお疲れさまディナー 

朝晩は冷え込んできましたが、天気がいいので日中は暖かいです。しかし、週後半から天気が崩れて、気温がグッと下がるようです。そろそろセントラルヒーティングを付けないといけない時期になりそうです。

イスラエルによるガザへの攻撃は続いたままで、多くの犠牲者が出ています。先週末にサウジで開かれたイスラム諸国機構の緊急首脳会議では、イスラエル軍によるガザ地区への攻撃を強く非難し、即時停戦を求める決議が採択されました。そして、パレスチナ国家とイスラエルが共存する「2国家解決」でしか和平は達成できないとし、その早急な実現を訴えました。

この2国家案は、これまでもパレスチナ問題の唯一の解決策として議論されてきましたが、イスラエル人入植地やエルサレムの地位を巡る問題のために実現の余地がありませんでした。しかし、今回の戦争によって、イスラエルが占領を続けることに限界があることが改めて露呈しました。互いの独立を認めて、国家として共存するしか道はないのかもしれません。

週末は、私が翻訳などの仕事をしているアルメニアのIT企業の社員旅行があり、同僚たちと一緒に泊まりがけでディリジャンに行ってきました。本当は10月上旬に予定されていましたが、9月にアゼルバイジャンによるカラバフへの軍事攻撃があったため、延期されていたのです。

久々に泊まりがけの社員旅行に参加して、みんなと食べたり飲んだり、踊ったりして楽しい時間を過ごしました。私は持って行ったギターを弾いて歌いました。普段オンラインで仕事をしている私は、会社の同僚たちと会う機会がほとんどないので、こういう時に交流を深めるようにしています。とても楽しかったけど、いろんな人と二日間ずっとアルメニア語で話したから疲れた…

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泊まったホテルには外に温水プールもありましたが、さすがに寒くて誰も入りませんでした…

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夜は焚き火を囲んで、みんなで歌ったりゲームしたりしました

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会社の同僚たちと楽しい二日間を過ごしました

さて、その旅行の前日は、息子たちを散髪に連れて行きました。アレンもレオも髪が目に入るほど長くなったから、切りたがっていました。いつもの子供用の床屋で、二人とも切ってもらいました。これから寒くなってくるので、それほど短くしませんでしたが、さっぱりして気持ちよさそうでした。

その後、家族でフィリピン人が経営するエレバン中心部のレストランに行きました。そこは先月行く予定があったのですが、その前日からアレンがお腹の調子を壊したため、取りやめになりました。今回はちょっとしたお祝いも兼ねて、そのレストランに行くことにしました。

というのも、妻が今年に入ってからやっていた日本の小説の翻訳を終えたのです。妻は春ごろに大学院で学ぶことを決め、それから夏までは、入学試験のための勉強で忙しくしていました。無事に合格して、9月から大学院に通っています。息子たちは大きくなったとはいえ、まだまだ世話がかかります。そんな中で、翻訳の仕事も頑張って少しずつ進めていました。

妻にとって、日本文学の翻訳はこれで4冊目だから、今回はもう私のサポートをほとんど必要とせずに翻訳していましたが、仕事に集中する時間を確保するのが難しかったようです。だから、やっと終わったときは、心底ホッとして嬉しそうにしていました。そんな妻を労うために、家族でディナーをすることにしたのです。

息子たちはフィリピン料理が好きで、久々にフィリピン料理を食べようと思っていましたが、レストランのメインは日本食だったから、息子たちは餃子や天ぷら、寿司などを注文しました。もちろんフィリピン料理もあったので、今回はカレカレを注文しました。辛そう名前ですが、肉や野菜をピーナッツソースで煮込んだ甘いシチューのような料理。4年前に家族でフィリピンを訪問した際にどうもカレカレは食べなかったらしく、妻が「食べてみたい」と希望しました。

やっぱりフィリピン人が作るカレカレは現地そのままの味で美味しい!そして、日本食もけっこう美味しかったです。特に餃子はクオリティが高く、家族はとても気に入っていました。お店のフィリピン人たちも明るくて優しかったです。料理を美味しくいただきながら、「翻訳、お疲れさま!」と妻と乾杯しました。勉強や子育てで忙しくしながら、よく最後まで頑張ったと思います。

苦労の末にできた翻訳に妻自身は満足しているようで、これから編集者が校正作業などを行います。今回もきっと素晴らしい作品になりそうで良かったです。とりあえず大きな仕事を終えて、妻は心にかなり余裕ができたみたいです。当分は大学院の勉強などに専念できるかと思います。リリット、おめでとう!本当にお疲れさま!

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髪を切ってもらうレオ

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アレンも短くしました

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散髪の後は、フィリピン人が経営する日本食レストランで夕食。リリット、本当にお疲れさま!