トビリシへ出発!よいお年を!
週末は雨が降ったので、気温が少し下がったように思います。それでも朝晩にマイナスになるかならないかという程度で、12月末でこの気候なら今年はやはり暖冬と言えます。
さて、2019年も明日で終わりですね。前回の記事でお伝えしたように、ジョージアの首都トビリシで年越しをするので、今日のお昼過ぎに出発します。いつもように陸路で5時間半ぐらいの移動です。ジョージアには何度も行ったことがありますが、年越しをするのは初めて。2年半ぶりに友達に再会できるし、今からとても楽しみです。
実は、お正月をエレバン以外で過ごしたいという希望は、数年前から毎年のようにありました。一昨年は日本で年を越しましたが、それ以外はいつもエレバン…私も妻も、ひたすら飲み食いが続くここのお正月に疲れてたんですよね。また食事の準備などでお金も旅行に行くのと同じぐらいかかるし、「だったら、どこかに出かけた方がええんちゃうか?」と思っていました。
それで、今年はツァフカゾールというスキー場に滞在しようと思って、ホテルに電話してみたら、あり得ない高額料金!1週間のパッケージで1500ドル近くしました。完全に予算オーバーだし、たとえお金があっても、すぐ近くの国内リゾート地にそんな大金払うのはアホらし過ぎ。なのに、ホテルはどこもほぼ満杯で、お金に余裕のある人がけっこういるもんだなあと驚きました。
とまあ、そういう経緯があって急遽トビリシ行きを決めたのです。結果的には、久しぶりに大好きなジョージアを訪問できるし、友達にも再会できるのでよかったです。なので、新年最初のブログ更新はトビリシですることになるでしょう。その時に、向こうでの様子もご紹介できたらと思います。
さて、アルメニアに移り住んで10年という節目だった今年も、とても素晴らしい一年になりました。相変わらず経済的には楽ではありませんでしたが、いい出会いやご縁に恵まれて幸せに一年を送ることができました。家族でフィリピンに旅行したりと、素敵な思い出もたくさん作ることができました。
お陰さまで、家族と健康で幸せに過ごせたことは何よりです。アレンは小学校に、またレオは幼稚園に上がって、息子たちが大きな門出を迎えたことも親として嬉しく思います。まだまだ手がかかって大変ですが、着実に成長していることを実感する瞬間もたくさんありました。来年も、兄弟仲良く健やかに過ごしてほしいと思います。
今年もこうやって幸せな気持ちで一年を振り返られるのも、家族や友達などいろんな人たちに支えてもらったから。周りの力で今年も生かされたなと心から感謝です。本当にありがとうございました!来年もどうぞよろしくお願いします!皆さん、よいお年をお迎えください!では行ってきます!
共和国広場に飾られた巨大なクリスマスツリー。今年は近くで見れるようにと歩道橋もかけられました。きれいでしたね。
岩田君・マリアム夫婦と食事をしてから、そのクリスマスツリーを見学しました。仲睦まじい二人で、仲人を務めてよかったと思います。
昨日はコミタス博物館で子供向けのコンサートを鑑賞しました。ママになった元学生とも再会しました。
コミタス博物館の敷地内には著名人の墓地があり、コミタスのお墓もあります。
毎年恒例の1年を振り返るスライドショー。これも10年続けてきました。今年も素晴らしい一年でした。感謝!
- [2019/12/30 16:01]
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いろはセンターの忘年会
今週は世界中の多くの国でクリスマスが祝われたと思いますが、アルメニアのクリスマスは1月6日なので、全く何もない普通の平日でした。なぜクリスマスが1月6日なのかは過去の記事をご覧ください(該当記事)。
そういえば、米下院がトランプ大統領の弾劾決議を可決しましたね。まあ、共和党が過半数を占める上院で否決されるでしょうから、大統領罷免にはならないようです。というか、さすがに今回の民主党のやり方はちょっと…と思います。ウクライナ疑惑の決定的な証拠がないまま、とにかくトランプを引きずり下ろそうと感情的に採決を強行したという印象です。
民主党議員の中には、「来年の大統領選での不正行為を予防するためだ」と無茶苦茶な弾劾理由を述べる人もいます。それって、「あいつは悪いことしそうだから今のうちに逮捕しよう!」と言ってるようなもんです。そんなの弾劾の根拠にならないし、それこそが憲法違反…いくら何でも横暴すぎると、共和党に鞍替えする議員も出ました。結局この弾劾騒ぎは、トランプ氏の支持層をより強固にして大統領選で有利にしちゃったように思います。
さて、今年4月にエレバンで挙式した岩田君・マリアム夫婦がアルメニアに来ています。私と妻は二人の式の仲人を務めました。それについては過去の記事をご覧ください(該当記事)。
フィリピンに滞在中に二人から、「急ですがアルメニアに行くことなりました」と連絡がありました。事情を聞いたら、日本でプログラマーをしているマリアムさんの転職がトントン拍子に決まり、次の仕事が始まるまで休みが取れたため、一時帰国することにしたそうです。まさか今年中にまた会えるとは思っていませんでしたが、再会できてお互い嬉しかったです。
今回もアレンとレオのためにプレゼントやお菓子をたくさん持って来てくれました。変わり者のアレンが「ダイオウイカのぬいぐるみ」というまたマニアックなお願いをしたにも関わらず、ちゃんと買ってきてくれて、アレンは大喜び。アルファベットやパズルが大好きなレオにも素敵なプレゼントがあって、毎日熱心に遊んでいます。本当にどうもありがとう!
昨晩はその二人も参加して、いろはセンターで忘年会が行われました。みんなで鍋をつつきながら、夜遅くまで楽しい時間を過ごしました。これは今月末に帰国する日本人留学生の送別会でもありました。彼女はいろはセンターで書道を教えたり、イベントで一緒に踊ったりと積極的に活動に参加してくれていたのです。私も何度か一緒に食事したことがあって、いろいろ語り合いました。
年の瀬にいろんな再会と別れがあってバタバタしていますが、改めて今年もいい一年だったなあと思います。ちなみに、年越しはジョージアの首都トビリシに滞在する予定です。アルメニアのお正月にも飽きてきたし、ジョージアには2年以上行っていなくて、向こうの友達にも久々に会いたいと思ったからです。家族と楽しく新年を過ごせたらと思います。
今回もいろいろお土産を持って来てくれてありがとう!
もらったダイオウイカのぬいぐるみを抱いて寝るアレン。寝顔は可愛いけど、ダイオウイカはちょっと怖い…
もらったパズルを一生懸命組み立てるレオ。毎日これで遊んでます。
いろはセンターの忘年会兼送別会。鍋も美味しかったし楽しかった!今年もお疲れ様でした。また来年頑張りましょう!
- [2019/12/27 15:19]
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クリスマスイベントいろいろ
今年は今のところ暖冬傾向で、朝晩もマイナスにならない日さえあります。今週一杯はそれほど寒くならないようですが、さすがに来週からは一気に冷え込むという予報が出ています。
あと1週間で2019年も終わりですね。アルメニアのクリスマスは1月6日なので、今週は特に何もありませんが、共和国広場に設置された大きなクリスマスツリーが点灯されました。かなり派手な点灯式で盛り上がったそうです。ということで、我が家も昨日、クリスマスツリーを飾りました。子供たちが楽しそうに飾り付けを手伝ってくれました。
クリスマスツリーの飾り付けをするアレンとレオ。結局ほとんどは私がこの後にやったけど…
フィリピンにいる間は、アルメニアのニュースに疎くなっていましたが、今月初めにセルジ・サルクシャン前大統領が職権濫用と収賄の容疑で起訴されたようです。長年この国の実権を握っていた人物が、革命から1年以上経った今ついに逮捕されるかもしれません。
しかし、最近もっとすごいスキャンダルが発覚して、国中で話題になっています。というのも、エレバンの産婦人科病院の院長が不法な養子縁組取引に関与していたのです。逮捕された院長と関係者らは、新生児には重い障害があるなどと言って親たちを騙し、多くの子供たちをイタリアやアメリカに養子に出していた疑いが持たれています。
長年大きな産婦人科病院の院長を務めていた人物が、この悪魔のような犯罪に手を染めていたことに国民は大きなショックを受けて怒り狂っています。それはそうでしょう。夫婦が待ちに待った赤ちゃんをお金のために人の手に渡していたなんて…私も二児の父親なので、この事件で被害を受けた親御さんの気持ちを考えると、強い憤りと悲しみを覚えます。これはひどすぎる!
さて、息子たちが通う小学校と幼稚園でクリスマスイベントがあったので、妻と見に行ってきました。まだ1年生のアレンは、みんなと歌ったりしたぐらいですが、3年生や4年生や上手にダンスをしたり、詩を読んだりして中々見応えありました。小学生になって初のイベントに嬉しそうに参加しているアレンの姿は可愛らしかったです。
幼稚園のイベントの方は、レオが泣きべそをかいて妻から離れようとしなかったので、結局レオは歌や踊りに全く参加しませんでした…イベント直前に連れて行ったのが良くなったようです。いつもと違う幼稚園の雰囲気に驚いてしまったんでしょうね。でも、サンタさんにプレゼントを貰ってからは機嫌よくなりました。
同級生たちと歌うアレン。サンタ帽の姿が可愛らしい!
頑張ったアレンをほめてあげる妻。息子の成長した姿はいつも嬉しいものです。
サンタの登場でやっと機嫌がよくなったレオ
貰ったプレゼントを嬉しそうに見せてくれるレオ。よかったね!
とにかく子供たちにとって初のイベントが終わりました。これから2週間の冬休み!こちらは疲れるけど…
また先週土曜は、いろは日本文化センターの5周年記念イベントが行われたので、妻とアレンと一緒に参加してきました。レオは少し風邪気味だったのでお留守番。イベントには山田日本大使や学生たちが参加して盛り上がりました。学生たちによる踊りや歌、またプロのマジシャンによるショー、クイズや漫才、ドゥドゥク演奏などが披露されて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
私もずっと、いろはセンターを立ち上げた友人のルザンさんの頑張りを見てきたし、協力してきたので、5周年という節目を迎えられたことを嬉しく思います。アルメニアの日本語教育の大切な場所として益々の発展と成功を祈っています。5周年、本当におめでとうございます!これからも頑張りましょう!
山田大使からもお祝いのスピーチ
センターの関係者や学生たちが踊りを披露してくれました。
学生たちが日本語で漫才を披露。相変わらずこの二人のかけ合いは面白い!
日本人留学生によるドゥドゥク演奏。これも素晴らしかったです。
学生の息子さんがプロのマジシャンで、マジックを披露してくれました。これは盛り上がって、アレンも大喜びでした。
お祝いのケーキが登場。5周年、本当におめでとうございます!
- [2019/12/23 15:28]
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フィリピン・ドバイ旅行の続き
12月も下旬に入り、今年はあと10日ちょっと残すのみとなりました。日中の気温は10℃近くあって、この時期にしては暖かい方だと思います。暖冬はありがたいんですが、雪が降らないとスキーができないので、それはちょっと困りますね。
来年からライアンエアーという格安航空がアルメニアに就航するというニュースを以前ご紹介しましたが(過去の記事)、なんと先日、Wizzエアーというハンガリーの格安航空も来年4月から就航を始めるという嬉しいニュースがありました!エレバンとウィーン、そしてビリニュスを週2回結ぶそうで、片道25ユーロからだそうです。これでさらに欧州に行きやすくなりますね。
さて、今日はフィリピン・ドバイ旅行の後半についてまとめようと思います。前回はクロコダイルパークに見学に行ったところまで書いたので、それ以降の旅の記録です。
ダバオ近くのきれいな海に行ってみようと、船で10分ぐらいの対岸にあるサマール島に向かいました。そこにあるパラダイスビーチで家族とのんびり海水浴を楽しみました。寝ころびながらビールを飲んだり、子供たちと遊んだりして、これぞバカンス!という時間を過ごせました。やっぱり南国はいいなあ~
その夜は、友人が経営する会社のマネージャーたちとしゃぶしゃぶレストランに行きました。日本風のしゃぶしゃぶが食べられるのかなと思ったら、中国の火鍋ぽかったです。でも、けっこう美味しくて箸が進みました。アレンとレオも美味しそうに食べていましたね。息子たちはフィリピンではずっと食欲旺盛でした。フィリピンは味が濃かったり甘口だったりする傾向があるので、子供の味覚に合ったのかもしれません。
ビール片手にビーチでのんびりしました。これぞバカンス!
フィリピン名物ハロハロを食べる息子たち。二人とも日焼けしたなあ~
その週の土曜は、友人たちとその社員たちがアイランドホッピングを企画してくれたので、家族で参加しました。私は11年前に住んでいた時に何度か行ったことのある場所でしたが、天気にも恵まれ、まるで楽園のような素晴らしい景色が広がって改めて感動しました。
南国らしい青い海、白い砂浜、そして美しいサンゴ礁を満喫できて、妻と子供たちは大喜び。島でみんなで食べた魚のBBQも美味しかったです。さらにダバオに戻ってからみんなで食べた中華もすごく美味しくて、疲れたけど大満足の一日でした。
まるで天国のような景色!改めてフィリピンの自然の美しさに感動しました。
海の下に広がる美しいサンゴ礁を堪能しました。やっぱり楽園だ、ここは!
みんなで島でお昼ご飯。焼きたての魚は美味しかったし、最高の一日でした。
美味しい中華を食べて大満足。とにかくフィリピンは楽しい!
そして日曜は、友人が経営する会社のクリスマスパーティーに出席しました。というのも、これが今回のフィリピン訪問の目的の一つで、翻訳事業やビジネス視察ツアー、またアルメニア支社開設など仕事のお手伝いをしている私も招待されたのです。
そのパーティーはすごく盛り上がって楽しかったです。社員とその家族がゲームに参加したり、たくさんプレゼントを貰ったりして終始笑顔でした。ダバオでこれだけの雇用を生み出し、みんなが誇りと幸せを感じながら働ける環境を作っていることは本当に素晴らしい!私と家族もその場に参加できたことを嬉しく思います。
今年のパーティーでは、ハウスオブジョイの運営に携わる友人が司会を務めました。ビサヤ語・英語・日本語で上手に場を盛り上げていました。
楽しいクリスマスパーティーでした。そして感動する瞬間でした。これからも頑張ってください!
ダバオ最終日は買い物したり、ホテルのプールで泳いだりして過ごし、夜は友人たちと美味しいシーフードを食べました。そして、昔のように深夜まで飲みながら語り合って、ちょっと去り難い気持ちになりましたね。それぐらい素晴らしい滞在でした。
妻にとっても夢のような時間だったからか、「帰りたくないなあ…」と言っていました。子供たちと一緒だった今回は、フィリピン人の優しさと大らかさに助けられることが多く、改めてフィリピンのことが好きになりました。できれば、また家族で来たいと思います。
毎日のようにホテルのプールで泳ぎました。こっちはけっこう疲れたけど、おかげでアレンは泳ぎが上手になりました。
レストランのカニで遊ぶレオ。おいおい、オモチャじゃないから!このカニはあとで美味しく頂きました。
昔と変わらず毎晩のように飲んで語り合いました。素晴らしい時間をありがとう!
機内からの景色。奥に見えるのはフィリピン最高峰のアポ山です。さよならダバオ!また来ます!
帰りは経由地のドバイで二泊して観光しました。中世アラブの面影を残す地域を散策したり、世界一高いブルジュハリファの展望台に上ったり、巨大な水槽の中を泳ぐ魚たちを鑑賞したりして楽しい時間を過ごしました。フィリピンやアルメニアに比べるとやっぱり物価が高かったですが、近代的で物質的なドバイの街は新鮮だったし、アラブ料理も美味しかったし、子供たちは喜んでいました。
子連れ旅行は案の定いろいろ大変なことも多かったですが、息子たちも成長して以前よりかなり楽だったように思います。お蔭さまで本当に素晴らしい旅行でした。最高の2週間で、今年一番の思い出になりました。こうやって写真を見ながらブログを書いていると、たくさんの素敵な思い出が蘇ってきます。
今回招待してくれた友人、そしてお世話してくれた人たちに心から感謝です。ありがとうございました!
ドバイに着いて早速アラブ料理。本当に美味しかった!
翌日はまずスパイスマーケットに行きました。近代都市ドバイで中世アラビアの面影を残す場所です。
クリークと呼ばれる運河を船で渡りました。ドバイは意外に涼しくて過ごしやすかったです。
世界一高いビル、ブルジュハリファ。私と妻は二度目の訪問。
展望台からの景色に子供たちは大喜び。とにかく人工的だけど、ここまでやればすごい!
ドバイモールにある巨大なの水槽で泳ぐ魚たちに子供たちは大興奮!
その水槽の隣にある4Dシアターで海の中を仮想体験。アレンがバーチャルで見える魚を触ろうと必死に手を動かしているのが可愛かった!
ドバイモールには本物の大きな恐竜の化石も展示されていました。アメリカから持ってきたそうです。すごいなあ~
ドバイ名物の噴水ショーを鑑賞。とにかく何でも規模が半端ない!
とても楽しい2週間でした。子供たちもきっと毎日ステキな夢を見ていたでしょう…
- [2019/12/19 16:28]
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アルメニア文字芸術が無形文化遺産に登録!
昨日フィリピンのミンダナオ島で、また大きな地震が発生しました。私たち家族が滞在していたダバオもかなり揺れたそうで、友人たちは、「これまでで一番の揺れだったかも…」と言っていました。幸い友人や知人には被害はありませんでしたが、建物倒壊や死傷者が出たと報じられています。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
さて、土曜の夜は働いている現地のIT企業のクリスマスパーティーが行われたので、妻と参加してきました。エレバンで最も大きな複合施設のホールを貸し切って開催されたパーティーはすごかった!去年もけっこう派手でしたが、今年はそれを大きく上回る規模と内容で、もう3年以上働いている会社なのに、その成長ぶりに改めて驚かされました。
ユーロビジョンに出場した有名なアルメニア人歌手も登場して、会場は大盛り上がりでした。雰囲気も良かったし、食事もお酒も美味しかったし、妻と楽しい時間を過ごせました。子供を寝かさないといけないので、残念ながら私たちは早めに帰りましたが、パーティーは深夜遅くまで続いたようです。きっとかなり盛り上がったでしょうね。
大きくてド派手なパーティー会場。自分が働いている会社ですが、その規模に圧倒されました。
3年前のユーロビジョンに出場した歌手イヴェッタ・ムクチャンが登場。他に出演したバンドや歌手もよかったです。
フィリピンから戻ってきて数日たちましたが、まだ私も妻も疲れが残っています。それでも楽しかったという印象の方が圧倒的に強く、妻は写真を見ては、「まるで天国のようだった…」と旅の思い出に浸っていますね。本当に素晴らしい家族旅行でした。
今回こそは旅の後半についてまとめようと思いましたが、また別のテーマについて書きたいと思います。というのも、記事タイトルにあるように、アルメニア文字芸術がユネスコの無形文化遺産になったのです!先週コロンビアの首都ボゴタ(私が昔住んでいた街!)で開かれたユネスコの委員会において、全会一致で決定されたそうです。
アルメニア文字は、5世紀初めに聖人メスロプ・マシュトツによって創られたとても歴史ある文字。聖書などの古い写本では、動物や植物、また想像上の生き物などを模った装飾文字を見ることができます。また、刺繍などでも、同じように美しい文字芸術が縫われたりします。
その歴史と芸術性や表現性が高く評価されて、ユネスコの無形文化遺産の代表リストに登録されました。ちなみに、アルメニアの伝統的なパンのラヴァシュも無形文化遺産に登録されています。調べてみると、他に伝統楽器のドゥドゥクやコチャリという民族舞踊、十字架石ハチュカルなども登録されているんですね。
とにかく、新たにアルメニアの文化が貴重な人類の遺産として認められたことを嬉しく思います。その美しい文字芸術は、エレバンの古文書博物館マテナダラン内に展示されている写本で見ることができるので、アルメニアに来られた際には是非足をお運びください!
友人のダグラス・聖美さん夫妻に贈った刺繍。二人の名前がアルメニア文字で縫われています。この文字芸術が無形文化遺産に登録されました。
エレバン中心部にあるマテナダラン古文書博物館。世界的にも貴重な写本が数多く保管されています。銅像の人物は、アルメニア文字を創ったメスロプ・マシュトツ
- [2019/12/16 16:53]
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