兄弟で仲良く水かけ祭に参加! 

暑いですが、日が沈むと風が吹いて過ごしやすいです。そういえば日も少しずつ短くなってきたように感じます。ヨーロッパは記録的な猛暑で、ドイツやフランスなどで連日40℃以上になっているようですね。気温40℃ってアルメニアの夏では普通ですけど、向こうでは完全に異常気象なんでしょう。

昨日から新たな、そして責任重大な仕事が始まったので、また忙しくしています。大変なこともありますが、いろいろゼロから作っていくのをサポートするのはやりがいがあって楽しいです。限られた時間の中でちゃんと形が出来上がるよう頑張りたいと思います。

さて、日曜日はヴァルダヴァルという水かけ祭でした。過去の記事にも説明していますが、元々これはキリスト教以前の古代宗教儀式の名残で、水や美や愛の女神であるアストギックを讃える祭りでした。人々が女神アストギックに薔薇の花(アルメニア語で薔薇は”ヴァルド”)を捧げたことが、名前の由来となっているそうです。

水かけ祭といえばタイのソンクラーンが有名ですが、エレバン中心部にある公園の噴水や池の周辺は、それに負けず劣らず盛り上がります。大人も子供もびしょ濡れになりながら、バケツや水鉄砲で激しく水をかけ合います。通行人にも容赦なくバシャーッ!と水をかけます。暑いから気持ちいいですけど、夏のこの時期にアルメニアに来られる方は気をつけて下さい。

エレバン中心部に比べれば大人しいものですが、我が家の近所でも子供たちが水かけをしていました。当然アレンとレオも参加。アレンは上手に逃げながら、水鉄砲で他の子供たちに水をかけていました。まだ小さいレオは、アレンの真似をして一生懸命に水鉄砲を使っても、的外れなところに水が飛ぶだけ。仕舞には近所の子供たちに水をかけられてしまいました。

でも、レオがすごいのは驚くだけで全く泣かないんですよね。アレンは同じ歳の頃、少し水をかけられただけで大泣きしていましたから。兄弟でも本当に違います。そのアレンも今年は元気に祭に参加していたので、ちゃんとたくましく成長しているんだなあと嬉しかったです。その日だけは無礼講というのは祭の基本で、やっぱり盛り上がりますよね。

私は外国人だからか、子供たちは初め少し遠慮気味でしたが、私の方から「かけていいよ!」と言うと、嬉しそうに何度もバシャーッ!とかけてきました。ただ、最初は水をかけらるとひんやりして気持ちいいんですが、そのうち体が冷えてきます。大事な仕事をしている今、風邪なんか引いたら困るので1時間ほど参加して家に帰りました。

子供たちと妻は、その後も祭を楽しんでいたようです。しかし、やっぱり体が冷えたせいか、レオは昨日から熱を出しています。お陰さまで、今日は熱もけっこう下がりました。病気には気をつけないといけませんが、来年も子供たちと祭に参加したいと思います。

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暑い中、近所の子供たちが水かけをして盛り上がっていました。

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アレンとレオも戦闘準備万端!

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アレンは水鉄砲で上手に打っていましたが、レオは途中から手桶を持って水かけに参加。

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妻や私の足に水をかけようと頑張っていました。

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体が冷えて体調を崩してしまったけど、祭を楽しんだ様子のレオ。来年も参加しようね!


現地メディアが撮った今年の水かけ祭りの様子。楽しい祭ですが、かなりカオス状態になります。

ビジネス視察ツアーが無事に終了! 

暑い!マジで暑い!特に数日前はけっこう蒸し暑くて、日陰を歩いてもムワ〜という熱気に包まれて、まるで日本の夏のようでした。蒸し暑さは和らぎましたが、40℃を超える猛暑が続いています。今週末の水かけ祭は盛り上がるだろうなあ。

先日の参院選の投票率は約48%とかなり低かったようですね。ちょうど吉本興業の騒動が世間を賑わしていたのも影響したのかな…って、まあ日本で政治に対する関心が低いのはいつものことですからね。そんな中、れいわ新選組が奮闘して、重度障害を持つ候補が当選したのは興味深いです。

さて、1週間ほどブログ更新が滞ってしまいました。というのも、昨日までビジネス視察ツアーのアテンドで忙しくしていたからです。今回は沖縄で子供向けのプログラミングスクールを運営されている方だったので、アルメニアのIT教育施設を中心にご案内させて頂きました。

前回の記事でも紹介したTUMOセンターはもちろん、今回は地方にある教育施設も訪問しました。私も初めてでしたが、とても素晴らしくて行く価値が十二分ありました。アルメニアでは、発展から取り残されている地方の開発が大きな課題なのですが、その状況を教育によって改善していこうという草の根の活動を見ることができました。

エレバンから北に車で2時間半ほどのロリ地方の田舎にある、COAF SMART センターという民間施設を訪問しました。ここはアルメニア系アメリカ人の富豪が運営するNGOが昨年5月に設立したもので、周辺の村々の子供たちのために、無料でITや言語、音楽や絵画などの教育を行なっています。TUMOと違って、特に年齢制限はないそうです。

自然豊かな山の上にあるモダンな建物で、その最先端の内装や設備にも驚きました。整った保健室もあり、子供たちだけでなく、親御さんたちにも無料で保健教育を行なっているそうです。たとえセンターに通っていない家族でも無料で診察することがあるらしく、「私たちは地方の人々のために活動している組織だから当然のことだ」と言っていました。素晴らしいですね。

きれいで立派なダンススペースや音楽スタジオもあり、プログラミングや外国語だけでなく、その道のプロが教える映画制作やアートの授業など、それらが全て無料!センターと村々は無料のシャトルバスで結ばれているので、移動にもお金はかかりません。エレバンにもこんな場所はないから羨ましく思いましたが、やはり地方にこそ、こういう進んだ教育施設が必要なわけで、同様のセンターを他の地方にも設立していく予定だそうです。

その後に訪問したのは、同じロリ地方の中心都市ヴァナゾールにある公立学校。その学校内で行われているArmathというIT教室を見学しました。これはアルメニアIT企業連合が行なっている教育活動の一つで、アルメニア国内の学校でプログラミングやロボティクスを子供たちに無料で教えるというものです。すでに200以上の場所でやっていて、将来的には国内全ての学校で行うことを目標にしています。

私たち外国人の訪問に、子供たちは少し緊張している様子でしたが、自分で作ったゲームやロボットやCGなどを紹介してくれました。なぜか日本に関心がある子がけっこういて、カタカナを勉強するゲームを作った学生もいました。ITを学ぶことで、彼らと世界との距離が少しでも近くなってほしいと思います。

また、新しく創設されたハイテク省を訪問したら、副大臣が会ってくれて、「政府と企業や教育機関などが連携して、アルメニアのIT教育を更に発展させていきたい。日本とも協力できれば嬉しい」と語ってくれました。小さい国だからこそ、そんな構想を掲げて実行に移せるのかもしれません。とにかく今回の視察ツアーでは、この国のポテンシャルを改めて強く感じることができました

他にも、アルメニアを代表するIT企業をいくつか見学して、エレバン市内やその周辺の観光地も訪問しました。セバン湖がとても美しかった!暑かったですが、充実した4日間でした。お陰さまで、お客様にも喜んでいただけたようです。遠いアルメニアまで来てくださって感謝です。こちらも新たな発見がいろいろあって勉強になりました。どうもありがとうございました!

無事に視察ツアーが終わってホッとしたのも束の間、来週から他の大事な仕事で忙しくなりそうです。またブログ更新が滞るかもしれませんが、必要とされるのはありがたいことですね。まだまだ暑い日が続きますから、体には気をつけて頑張ります!

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世界中でオンラインカジノ事業を展開するIT企業を訪問しました。いつも気さくにいろいろ見せてくれるし、とても面白いです。

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リアルスクールという教育プログラムを見学。若者が無料でITやロボティクス、アートなど様々なことを学んでいます。

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もちろんTUMOセンターも見学しました。最先端のIT教育を無料で提供している画期的な施設。

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世界中で6億インストールを記録した画像編集アプリ「PicsArt」のオフィスを訪問しました。

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地方にある教育施設 COAF SMART センター。のどかな自然の中にモダンな建物が建っています。

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内部も、田舎にある施設とは思えない近代的な空間が広がっています。

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立派なスタジオで楽器の練習する子供たち。羨ましい!

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ロボティクスを学ぶ子供たち。熱心にロボットを動かしていました。これらが全て無料だなんてすごい!

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フランス人芸術家によるアート教室。いろいろな分野の専門家から知識や技術を学ぶことができます。

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ArmathというIT教育プログラムで学ぶ子供たち。自分が作った作品を紹介してくれました。

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みんな熱心で可愛らしかったです。各地方の子供たちが無料でITを学べる貴重な場所。教育は国の発展のために何より大切ですからね。

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ヴァナゾールにあるITビジネスセンターも訪問しました。整った環境にも関わらず、オフィス家賃は格安なので、国内外の企業がいろいろ入っていました。

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3Dプリンター用のデータを一瞬で撮れるカメラを作っている現地企業を訪問したら、「試してみる?」と言って撮ってくれました。

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ハイテク省を訪問したら、なんと副大臣が面会してくれました。アルメニアのIT教育やビジネス発展のための取り組みを話してくれました。

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エレバン市内にある絨毯工場を訪問。ここは美味しいレストランも併設されています。

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コニャック工場を訪問。アゼルバイジャンとの領土問題が解決した時に開けるという「平和の樽」

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コニャック工場を訪問した著名人の写真の中に、なんと話題の日産の前会長を発見!ここに来てたの?!

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セバン湖がとてもきれいでした。水面の青がとても美しい!

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アルメニアの豊かな歴史と素晴らしい自然にお客様も感動されていました。

アルメニアのIT教育機関 TUMOセンター 

暑い日が続いています。予報通り、日中は40℃近い暑さ…夏のアルメニアの太陽光は強くて、日向の体感温度は軽く40℃を超えていると思います。ただ乾燥しているから、日陰や屋内はけっこう涼しいですけどね。

昨日発生した京都アニメーションの火災は、34人もの死者を出す平成以降で最悪の放火事件となったようです。本当にひどい…亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

さて、週末から日本のお客様のアテンドでまた数日忙しくなりそうです。沖縄の方なので、この暑さも大丈夫かもしれませんが、熱中症には気をつけないと。今回は地方にあるIT教育機関を訪問する予定です。アルメニアの地方は開発から取り残されたままですが、そんな環境にいる子供たちに知識や技術を与えようという素晴らしい活動を見学できるので、私も楽しみにしています。

もちろんエレバンにあるTUMOセンターも訪問します。ここは必ずお客様をお連れする定番の場所で、見学された方は誰もが衝撃を受けるすごいIT教育センターです。なのに、ブログであまり詳しく書いたことがなかったようなので、今回ご紹介したいと思います。

TUMOは、レバノン出身のアルメニア系アメリカ人であるシモニャン夫妻が、私財を投じて2011年にエレバンに設立したセンター。12~18歳の児童なら誰でも無料でIT教育を受けられるという世界でも類を見ない画期的な教育機関です。

基本的なIT知識を身につけた後は、プログラミングやアニメーション、音楽制作やロボティクスなど専門分野を学びます。独自の教育ソフトを使用し、子供たちは自分のレベルや興味などに応じて楽しく学ぶことができます。多くの著名人や要人も訪問して、「こんな最先端の教育システムが無料だなんて信じられない!」と一様に驚くようです。

実際に世界的に高く評価され、2016年には、「世界で最も革新的な教育機関トップ10」の一つにも選ばれました。現在アルメニア国内にはディリジャンとステパナケルト(ナゴルノ・カラバフ共和国の首都)にも分校があり、今後パリやモスクワ、ベイルートなどにも同様のセンターが設立される予定です。

ITはアルメニアにとって国の基幹産業となりつつあります。そのために優秀な人材育成は最重要課題ですが、TUMOのような教育機関があることは大きな強みです。その立派な機関をアルメニア人の夫婦が創設したのは、富や名声のためではなく、母国の未来のため、その未来を担う子供たちのため。来週訪問する地方にあるセンターも、別のアルメニア人の富豪が同じような目的で設立した教育機関だそうです。

彼らが作ったセンターやシステムはもちろん素晴らしいですが、何より偉大なのは、その忘己利他の精神と行動。それこそがいつまでも後世に受け継がれ、国や人類にとって最も大切な遺産になるのではないかと思います。

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とても整った環境で様々なIT教育を無料で受けられるTUMOセンター

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独自のプログラムを通して楽しく学ぶことができます。


TUMOの紹介ビデオ(英語)。創立者のシモニャン夫妻も登場しています。

改善されないエレバンのゴミ問題… 

朝晩は涼しくて過ごしやすいんですが、日中はかなり暑い!ここ数日は仕事で外出することが多く、この暑さでちょっとバテ気味…天気予報によると、来週も最高気温は軒並み40℃近くとなっています。今月末には「ヴァルダヴァル」という水かけ祭が行われますが、この暑さが続くと盛り上がるでしょうね。

逆に日本は気温が上がっておらず、冷夏になるかもという予想さえ出ていますね。梅雨で日照時間が短いせいだそうですが、涼しいのは羨ましい…まあ、日本と違ってアルメニアは乾燥しているし、暑いとビールが美味いので、これはこれで楽しまないと!

もうすぐ参議院選挙が行われますが、私も先日、ここの日本大使館に行って在外投票をしてきました。選挙は、有権者が直接政治に参加できる貴重な機会であり、大切な国民の権利ですからね。

さて、一昨日はエレバン市役所前で、市民によるデモがあったそうです。ゴミ回収が適切に行われていないことに抗議するためにだったそうで、今月に入って2回目のデモです。今回は、市役所の建物内にゴミを運ぼうとした参加者もいて警察沙汰になったようです。

ちょっと乱暴なデモでしたけど、市民の強い不満や怒りも分かります。この問題については当ブログでも数か月前に書いたことがありますが(こちら)、その後も状況はほとんど変わらず、いまだに集積所はどこもゴミの山…暑い夏の季節だと、その周辺は臭いし大変です。

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近所のゴミ集積所。いつもこんな感じで、エレバン市内で同じような光景を頻繁に見かけます。ひどいですよね…

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ゴミで歩道がふさがれています。いくらなんでもひど過ぎ…アルメニアは分別がないから、けっこうすぐに集積所にゴミが溜まります。

市と契約しているサニテックという清掃業者は何度か罰金を科せられましたが、彼らは逆に、「市が支援してくれないため、ゴミ収集車や従業員が不足して十分に業務を果たせない!」と反論しています。そのため、アルメニア政府はゴミ収集車を増やすための資金を市に割り当てました。それでも状況に改善が見られないなら他の業者との契約も検討すると、市役所は述べています。

このサニテックは、前市長時代の入札によって選ばれたレバノンの会社なんですが、革命後に刷新された今の新しい市役所の上層部は、当時の入札は不正なものだったのではないか…と疑っています。つまり、収賄がまかり通って公正に業者が選ばれなかったのではないかと考えているのです。一国の首都の清掃ビジネスは巨額のお金が動く大きなプロジェクトで、まして革命前のことですから、その可能性は十分あり得ます。

何だか政治問題に発展しつつもありますが、とにかく集積所にゴミがあふれた今の状況はひどすぎて、市民はガマンの限界に達しています。一番大切なのは、ゴミが適切に回収されて街が清潔に保たれること。まだまだ暑い季節は続きますから、なるべく早くこの問題が改善されてほしいと思います。

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アレンの空手の練習にレオも参加。一緒に腹筋を鍛えました。

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子供たちのためにも、街の衛生環境が早く改善されてほしいと願います。

いろはセンターの七夕イベント 

暑い日が続いていますが、例年よりは大したことないような気がします。このぐらいがちょうどいいかもしれませんね。

ここ最近は仕事で忙しくしています。なので、今週エレバンで開かれている「ゴールデンアプリコット」には行けなさそうにありません。これは毎年7月にエレバンで開催されている映画祭で、世界各国の作品が市内の映画館で上映されます。

ちなみに今年は、ディアナ・アブガル女史のドキュメンタリー映画も上映されます。彼女は長年日本に住んでいたアルメニア人で、世界初の女性の外交官でした。オスマントルコの大虐殺から逃れて日本に辿り着いたアルメニア人難民の救済に尽力しました。そのお陰でアメリカに移住したアルメニア人の子孫である女性が監督した映画です。

先週土曜、その映画監督と日本の東北大学でディアナ・アブガルの研究をしているアルメニア人留学生の方が講演を開き、映画も上映されたので、妻と参加してきました。約100年前の日本で偉大な人道活動を行なったアルメニア人女性の歴史はとても興味深かったです。

さて日曜に、いろはセンターの七夕イベントが行われたので家族で行ってきました。流しそうめんをすると聞いたアレンはとても楽しみにしていました。妻も息子たちも、日本食が大好きなんです。食の細いアレンも、日本食だとパクパク食べるんですよね。

イベントでは、まず学生たちが織姫と彦星の伝説の劇をしてくれました。そして、短冊に願いを書いて、笹ではなくクリスマスツリーに掛けました。アルメニアには竹がありませんからね。学生たちはやっぱり、「日本に行きたい!」という願い事が多かったです。そして、アレンは「ハリネズミを飼いたい」、レオは「オウムを飼いたい」という願い事。子供らしくて可愛いなあ。

その後は、お待ちかねの流しそうめん。竹はないので、ペットボトルで作った台にそうめんを流してみんなで食べました。アレンがすごく気に入ったみたいで、流れてくるそうめんを何回もすくって食べていました。実際にそうめんは美味しくて、学生たちもたくさん食べていました。

最後は、浴衣を着た学生たちと一緒にエレバン中心部を散歩しました。今年はアレンとレオも甚平を着て参加しました。道行く人が興味深そうにこちらを見ていましたね。しかし、お昼寝の時間を完全に過ぎていたので、レオが妻に抱かれたままぐっすり寝てしまいました…ということで、私たちはタクシーを拾って帰りましたが、楽しいひと時を過ごすことができました。

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兄弟仲良く甚平を着るアレンとレオ。よく似合っています。

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学生たちが七夕の伝説の劇をしてくれました。

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「ハリネズミが飼えますように」と書かれた短冊をかけるアレン

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「オウムが飼えますように」と書かれた短冊をかけるレオ。私はハリネズムとオウムを買ってあげないといけないみたいです…

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アレンが楽しみにしていた流しそうめん。フォークを使ったけど、上手にすくって食べていました。

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レオもママに手伝ってもらいながら、そうめんをすくいました。

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学生たちも楽しそうに挑戦していました。

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頑張って箸で食べようとするレオ。美味しかったね!

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浴衣を着て街歩き。みんなよく似合っていました。楽しい時間をありがとうございました!