ついにフィリピンに出発! 

今日の午後、フィリピンのダバオに向かって出発します。前回の記事に書いたように、フィリピンで会社を経営する友人たちと共同で事業を始めるため、そのトレーニングを受けに行くのです。来月から、弊社JASCは新しく生まれ変わります!

それに伴い、オフィスを借り、社員やアルバイトも雇いました。フィリピンには、社員二人と共に行く予定です。もちろん二人はフィリピンに行くのは初めて。うち一人は飛行機に乗るのも初めてです。不安もあるでしょうけど、とても楽しみにしているようです。

昨年のちょうど今頃に起業して、お陰さまでいろいろ仕事を頂いてきましたが、オフィスを借りるとか社員を雇うとかは、「3年後ぐらいにそうなっていればいいなあ…」という漠然とした目標でした。それがたった1年後には現実なるなんて、何だかまだ不思議な感じです。これも偏に、大切な友人たちとの縁のお蔭!本当にどうもありがとう!

そういえば、今は香港に住むフィリピン時代の友人が、たった1日半しか滞在できないというのにダバオまで会いに来てくれるそうです。ありがたい!フィリピン時代にできた縁というのは、距離が離れても時間が経っても、どこかで強く繋がっていて心が温かくなります。

今回は新規事業のためのトレーニングが目的ですが、8年ぶりに訪問するフィリピンで、友人たちとの再会を祝いたいと思います。そして、社員と共に楽しい時間を過ごして、フィリピン側のスタッフたちとも信頼関係を築きたいと思っています。

しかし、アルメニアに戻ってすぐ仕事が始められるよう、出発までにオフィスを整えなければいけなかったので、本当に大変でした。予定通りに行かなかったり、何かしらトラブルが起こったりと、毎日焦りと不安との戦いでした。そんな中、友人や社員たちが支えてくれたお蔭で、昨日どうにかこうにかオフィスが形になりました。はあ~疲れた…

まだやらなければいけないことはありますが、とりあえず出発です!いざ出発となると、家族と離れることが少し寂しく感じます。今回は2週間も会えませんからね。帰ってきたら、また子供たちの顔つきとか変わっていることでしょう。でも、離れてみて気づくことや分かることもありますから、お互いにとって有意義な時間になるかもしれません。

向うでは毎日忙しくしていると思うので、ブログの更新が滞ると思いますが、JASCの新たな飛躍のために頑張ってきます!そして楽しんできます!では行ってきます!

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二人の子育ては大変でも、やっぱり可愛い!

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私がいない間、さらに妻は大変になるので申し訳ない…みんな体には気をつけてほしいと思います。

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次男レオは、フィリピンに行っている間に歩き始めるかもしれません。

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この二人の寝顔が当分見れないのは寂しいけど、パパ頑張ってきます!

次男レオの初の断髪式 

40℃前後に気温が達する暑い日が続いています。我が家はエレバンでも少し標高の高いところにあるのですが、それでもかなり暑いです。明日はヴァルダヴァルという水掛け祭りが行われます。この暑さですから盛り上がるでしょうね。

その暑さの中、いろいろと忙しくしています。大学は夏休みに入りましたが、会社の方でやることがたくさんあって…実は1週間後には、仕事でフィリピンに行く予定です。来月から、フィリピンで会社を経営している友人たちと共同で事業を始めるので、その研修のため2週間ほど滞在してきます。

約8年ぶりのフィリピン。まさか、こんな形で再訪することになるとは夢にも思いませんでした。近年フィリピンは経済成長著しいですから、当時大学で日本語を教えていたダバオ市も、かなり様子が変わっていることでしょう。社員と共に研修を受けるための訪問ですが、久しぶりのフィリピン、今からすごく楽しみです。

その出発までやっておくべきことがたくさんあるのに、アルメニアらしく中々思い通りに進みません…しかし不思議なことに、いつも最後は何とかなってしまうのもアルメニアらしさ。今回も結果オーライになることを信じて頑張ります。

あと、家族と2週間ほど会えなくなってしまうので、今はなるべく家族と過ごすように努めています。特に次男レオは、歩き始める瞬間とか見れないかもしれませんからね…そのレオは先日、生まれて初めて髪を切りました。生まれてからずっと伸ばしっぱなしだったため、いつも女の子と間違われるほど。

長男アレンは、初めて床屋で髪を切った時は大泣きしましたが(関連記事)、レオはずっと大人しくしてくれました。切ってくれた人が上手で手早かったのもありますけど、やっぱり性格が違うんでしょうね。暑い夏ですから、バッサリ短く切って男の子らしくなりました。これはこれで可愛らしい!本人も涼しくて気持ちいいのか、何だか嬉しそうでした。

そういえば、家族と2週間も離れるのは初めてのこと。きっとお互いに会いたくなるでしょう…だからこそ、今一緒にいられる時間を大切にしたいと思います

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女の子みたいに髪が長かったアレン。これはこれで、すごく可愛かった!

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散髪の間は、ずっと泣かずに大人しくしてくれていました。

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暑いので、短めに切ってもらいました。本人は何をされているのか分かっていないようでした。

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短髪になって、すっかり男の子らしくなりました。これはこれで可愛い!

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空手道場で戯れるアレンとレオ。この微笑ましい兄弟の姿を、2週間見れなくなるのは寂しい…

いろはセンターで七夕イベント 

暑い、暑い!毎日40℃近い猛暑が続いています。こんなに暑いと外を出歩きたくないんですが、いろいろと忙しいので仕方ありません。その分、冷えたビールが美味い!

さて、日曜にいろはセンターで七夕イベントが開催されたので行ってきました。織姫と彦星の劇や歌、流しそうめんなど盛りだくさんの内容でした。先週は授業がない日も学生たちが来て、デコレーションを作ったり、劇の練習をしたりしていました。暑い中ひたむきに頑張っているその姿に感心しました。

当日は、学生や家族、友人や関係者らが総勢40人ほど集まりました。ルザン会長の挨拶の後、学生たちによる織姫と彦星の劇が上演されました。まだ勉強して間もない学生たちも、ナレーションで参加して頑張りました。手作り感いっぱいの楽しい劇でした。何かをみんなで作り上げるという貴重な経験、そしてすてきな思い出になったと思います。

劇や歌の後は、なんと流しそうめん!ペットボトルで作った台にそうめんを流してみんなで食べました。もちろんアルメニアの学生たちにとっては初めての体験。だから、すごく盛り上がりました。そうめんも美味しくて、大量に茹でたのにほとんど無くなってしまいました。これも大成功!

そして、みんなで短冊に願い事を書いて、笹に似た木の枝(何の木か知りませんが…)に掛けました。やっぱり「日本に行きたい!」と書いている子が多かったですね。実は、私は間もなく日本語教育の現場から離れることになるのですが、違う形で学生たちの夢を叶えるお手伝いをしていきたいと思っています。

最後は、浴衣を着た学生たちと一緒にエレバン中心部を散歩しました。道行く人が興味深そうにこちらを見ていました。浴衣を着た集団が急に現れたんですから、そりゃ驚きますよね。学生たちも嬉しそうに写真を撮って楽しんでいました。でも、やっぱり暑かった…

無事に七夕イベントが終わった後は、剣道七段の前野先生の送別パーティーが開かれたので、家族と参加してきました。先生特製のカレーを食べて、そこでも楽しい時間を過ごすことができました。疲れたけど、とても充実した1日でした。

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学生たちによる七夕伝説の劇。みんなで力を合わせて作った力作です。

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劇に参加した学生たちが七夕の歌を歌いました。よく頑張りました!

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今年はなんと流しそうめんもど登場!けっこう上手にすくい取っていました。

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れぞれ短冊に夢を書いて掛けました。夢が叶うといいですね。

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浴衣を着たままエレバンを散策。暑かったけど、たくさんの注目を集めて楽しかったです。

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その夜は、前野先生の送別会に参加。先生特製のカレーを美味しく頂きました。

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妻と子供たちも参加しました。レオが面白がって乾杯のまねをしていました。

リトル・シンガーズのCD発売を記念するイベント 

暑い真夏日が続いています。でも、先週に比べると少しマシになったような…まあ夏ですから暑いのは当然なんですけどね。日本人の多くはアルメニアに対して寒いというイメージを持っているのか、「夏は40℃超えたりする」と言うと、すごく驚かれますね。でも、乾燥しているので、日本よりは過ごしやすいと思います。

さて、月曜日にコミタス博物館で、リトル・シンガーズ・オブ・アルメニアのCD発売を記念したイベントが開かれたので妻と行ってきました。CD「ありがとう~HEARTFUL SONG FOR JAPAN」の制作に、弊社JASCが現地コーディネートとして関わらせて頂きました。また、そのイベントのお手伝いも陰ながらやらせて頂きました。

イベントでは、CDの録音風景やPV、過去の日本公演などの映像が流されました。もちろん、リトル・シンガーズがCDに収録されている歌を披露してくれました。いやあ、やっぱり素晴らしかった!難しい日本語の歌を表現豊かに歌う合唱団には、会場から惜しみない拍手が送られました。

私は、最初の「ありがとう」を聞いている時に、思わず泣きそうになってしまいました。もちろん歌に感動したこともありますが、録音時のいろいろなことを思い出し、彼女たちが頑張って覚えた日本の歌をたくさんの人の前で披露できたことに感無量でした。まるで親のような気持でしたね…改めて、このCD制作のプロジェクトに関わることができて良かったと思いました。

舞台では、ティグラン・ヘケキャン指揮者がいろいろとお話しされたのですが、私と妻のことにも触れて、皆さんの前で感謝の言葉を述べて下さいました。私たちの方こそ、プロとして仕事を目の当たりにし、素晴らしい経験をさせてくれた指揮者と合唱団の子供たちに感謝してもし切れないぐらいです。

イベント後は、レセプションパーティーがあり、公邸料理人の方が作った美味しいお寿司もご馳走になりました。心もお腹も満たされ、とても幸せな気持ちになれた素晴らしいイベントでした。アルメニアの天使の歌声が、日本の多くの人たちの耳に、そして心に届くことを願っています。そのために、今後も合唱団のお手伝いができたらと思っています。

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ヘケキャン指揮者と合唱団の子供たち。みんなの前で私たちのことを話して下さって光栄です。

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日本語の歌を歌う子供たち。何回聞いても心が洗われるような美しい歌声。拍手喝采でした!

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録音時の映像やPVも流されました。私もそれを見ていろいろ思い出しました。

リトル・シンガーズ・オブ・アルメニアのCDが届きました! 

暑い日が続いていますが、昨日は午後から天候が崩れ、エレバン中心部では激しい雨が降りました。お蔭でその後は少し涼しくなりました。

さて、久々にリトル・シンガーズの話題です。弊社JASCがコーディネートさせて頂いたリトル・シンガーズ・オブ・アルメニアのCD「ありがとう~HEARTFUL SONG FOR JAPAN」が届いたので受け取ってきました!

ビクターエンタテインメントの方がサンプル盤を送って下さったのです。ありがとうございます!待ちに待ったCDを実際に手に取った時は本当に嬉しかったです。自分たちの仕事が一つの形となって感無量です。家に帰ってから早速聞いてみましたが、やっぱり彼女たちのコーラスは素晴らしかったです。

練習の段階から本番の録音までずっと立ち会っていたにも関わらず、まるで初めて聞くかのような気持ちで聞き入り、改めてその美しい歌声に感動しました。そして目を閉じると、一生懸命に歌う子供たちやタクトを振る指揮者の姿が浮かんできて、思わず涙ぐんでしまいました。まさに心に響く音楽でした!

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手元に届いたサンプル盤。有難いことに、弊社の名前がライナーノーツにありました。すてきな作品になっています。

来週月曜に、このCD発売を記念したイベントがエレバンのコミタス博物館で行われる予定です。先日そのリハーサルがあったので、今回も日本語発音のチェックをするために行ってきました。久々に生で彼女たちの歌声を聞けて良かったです。また、指揮者の方も相変わらず厳しく指導されていて、今年2月の録音の時のことを思い出しました。

不思議な縁でコーディネートを担当することになったCD制作プロジェクト。いろいろ大変なこともありましたが、記念すべきJASCの初仕事で、「関わることができて良かった!」と心底思える仕事でした。合奏団と多くの方々の努力の結晶であるCDを聞きながら、今また素敵な思い出に浸っています。

リトル・シンガーズが、天使の歌声と称されるその歌声でJ-POPの名曲をカバーしたアルバム「ありがとう~HEARTFUL SONG  FOR  JAPAN」。少しでも多くの人に聞いてもらいたいと思います。

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リハーサルの様子。久々に合唱団の生の歌声を聞くことができました。やっぱり素晴らしい!

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指揮者の方もお元気そうでした。完璧主義なので、指導はいつも厳しい…でも、だからこそ世界的な名声を得る合唱団を作ることができたんですよね。