ドイツ議会がアルメニア人虐殺を認定 

昨日の夕方は、空が急に暗くなったと思ったら、激しい雹と雨が降り始める大荒れの天気になりました。1時間ちょっとのことでしたが、ちょうど授業中だったので、学生たちと、「すごいねえ…」と言いながら外を眺めていました。

さて、6月2日にドイツ連邦議会は、101年前に起こったオスマン帝国によるアルメニア人殺害を「虐殺」と認定する決定を下しました。フランスやイタリアなど20か国以上が虐殺を歴史的事実として認めていますが、国内にトルコ系住民を多く抱えたドイツは、この問題について慎重な姿勢を取ってきました。

さらに、シリア等からの難民問題で大きな役割を果たしてきたトルコにすると、今回の決議は恩を仇で返されるようなもの。すぐに大使を召還するなど対抗処置を取り、、両国の関係が悪化しつつあります。当時ドイツはオスマン帝国の同盟国だったため、「虐殺の情報を把握していながら放置した」と、決議では自国の責任も認めているんですけどね。

このドイツの決議に対して、もちろんアルメニア人たちは称賛の声を送っています。これをきっかけにして、他の国々でもアルメニア人虐殺の事実を認める流れが強まるかもしれません。ちなみに、日本でも下の記事のようにけっこう報道されていました。

ドイツ連邦議会、トルコの「アルメニア人虐殺」認定

話は変わって、国際子どもの日に私がプレゼントしたキックスクーターを、アレンは本当に気に行ってくれたようで、昨日も楽しそうに乗っていました。方向転換したり、ブレーキをかけたりもできるようになってきて、子供の成長の早さに驚いてしまいます。自分も男だからか、こういう男の子らしいわんぱくな姿が可愛くて仕方ありません。

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近所を散歩するときは、アレンの必需品となりました。

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まだ少し早いかと思いましたが、上手に乗りこなしています。


けっこうスピードが出るので、動画を撮るのが大変でした。「楽しい」と言ってくれて嬉しいです。

国際子供の日のプレゼント 

天候が落ち着いてきて、今週は晴天が続いています。昼間はけっこう暑いですね。

さて、昨日6月1日は国際子供の日でした。祝日ではありませんが、毎年いろいろな所で子供向けのイベントが行われ、動物園や遊園地などは家族連れでごった返します。

私たち家族も、そういう場所にアレンを連れて行こうと思っていました。妻は夕方まで仕事で、私も8時まで授業がありましたが、今は8時過ぎても十分明るいほど日が伸びているので全く問題ありません。

私が授業をしている間、妻と義母がアレンを連れて、プレゼントを買ってあげたり散歩したりしていたのですが、けっこうな距離を歩いたせいか、アレンは疲れてしまったようです。授業が終わってから家族と合流し、アレンを抱き上げて、「一緒にどこに行きたい?」と聞くと、「おうち かえる…」という悲しい答え…エェェ、これからやのに…

義母も疲れていたし、「本当に家に帰りたいの?」とアレンに何度も聞いても、「はい」と答えるので仕方ありません。結局、すぐタクシーを捕まえて帰宅しました。

でも、帰宅後に私や家族が買ったプレゼントをもらって、アレンはとても嬉しそうでした。義母からは夏服、妻からは英語のアルファベットのスタンプセット、私からはキックスクーター。小さい頃からABCソングや英語の童謡が大好きなアレンは、楽しそうにスタンプで遊んでいました。

キックスクーターも気に入ってくれたようで、一緒に犬の散歩に出かけたときに嬉しそうな笑顔で乗っていました。まだ少し早いかなと思いましたが、意外に上手に乗っていましたね。(一回ころんだけど…) その姿がとても可愛らしかったです。 とにかく喜んでくれて良かった!

その様子を見ていた妻が、「この幸せが9月から倍になるね」と言いました。まあ、苦労も倍になるけどね…と思いつつも、やっぱり子育てには幸せな瞬間がたくさんあるので、二人目の誕生がとても楽しみです。

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アルファベットのスタンプで遊ぶアレン。全部の文字を知っているので、「エイ」「ビー」と言いながらスタンプを押していました。

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キックスクーターに乗るアレン。気に入ってくれて良かった。もうこんな遊びができるようになったんですね。子供の成長って早いなあ…