いよいよ日本へ出発! 

さあ、今日の午後いよいよ日本に向けて出発です。ずっと準備でバタバタしていました。何とか準備も整って、あとは家族で空港に向かうのみです。何か忘れ物しているような気がしますが、それはいつものこと。何より無事に着くことが大切です。

昨日は大学の授業に、レストラン櫻田で知り合った日本人バックパッカーたちに参加してもらいました。学生と楽しい交流の時間を持てたようです。授業後、大学の中庭の桜を見に行くと、新芽が出ていて、今年は恐らく開花すると思います。私がいない間の宿題として、学生に咲いたかどうか毎日チェックして、咲いたらその写真をFBに載せるようお願いしました。

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3年前に植樹した桜。その後、順調に育っています。今年は咲きそう。

今回の旅では、いろいろな方のお世話になる予定です。元々は自分に経済的な余裕がないことが理由なので、お恥ずかしい限りですが、お陰様で本当にたくさんの優しさや親切に触れることができました。そして、日本では新たな出会いがたくさん待っています。どうぞよろしくお願いします!

当分ブログの更新が滞ると思いますが、日本旅行中も可能な時には更新するつもりです。そして、一生に一度あるかどうかの家族旅行ですから、素敵な思い出をたくさん作りたいと思っています。

ちなみに写真は昨日エレバン中心部で見た杏の花です。これも大変美しかったですが、日本で家族と共に満開の桜を楽しみたいと思っています。それでは行ってきます!

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帰国準備でバタバタ 

晴れているかと思ったら、急に曇ってきて風が吹いたり、雨がぱらついたりと変わりやすい天気です。日本はかなり暖かいようで、桜も咲き始めたようですね。今週末に着いたら、すぐにきれいな桜を見ることができそうです。エレバンでも、ちらほらと杏の花が咲き始めました。

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うちの庭の杏はまだつぼみ状態。私たちが日本に行ってから咲きそうです。

さて、更新が少し滞っているのは、帰国の準備でバタバタしているからです。宿泊の問題が無事に落ち着いたので、日程や移動方法などを検討しています。義母にとって初めての日本、妻にとっては初めての日本の春、あいにく時間と予算がかなり限られていますが、この機会にいろいろな所に連れて行ってあげたいと思っています。

香港に立ち寄った昨夏と違って、今回はドバイを経由して一気に日本まで行くので移動時間が長い!空港での待ち時間含めると、行きも帰りも20時間!アレンと義母は大丈夫でしょうか…義母は飛行機に乗ること自体20年以上ぶり。さらに海産物アレルギーがあるので(私と妻は大好き!)、日本滞在中もちょっと心配です。

そんな周りの不安をよそに、息子アレンは無邪気に楽しく日々を過ごしています。ちゃんと周囲の状況を把握し始めたのか、たまに息子のふとした行動に驚かされます。昨日は朝寝ている時に、「パパ!パパ!」としつこく呼ぶので何かと思って目を覚ますと、私が自宅でいつも羽織っているフリースを持ってきて渡そうとしていました。

日本でいろいろなものを見て、いろいろな人と触れ合ったら、もっと成長するのかもしれませんね。子連れ旅行は大変ですが、きっと楽しいものになるでしょう。家族にとって素晴らしい思い出になるように、パパ頑張ります!

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日本までの長旅、そして日本の国内旅行は息子にとっても大変だと思いますが、一緒に素敵な思い出たくさん作ろうね!

山田みどり先生の日本文化セミナー 

季節の変わり目なのか、最近雨が多いです。雨が降ると、やっぱりまだ寒いですね…

さて、前回の記事でお願いした日本のホームステイの件ですが、すぐにいろいろな方から温かいコメントを頂きました。あいにく関西以外の遠方の方だったりして、中々条件が合いませんでしたが、私たち家族のために力になりたいというお気持ちには強く胸を打たれました。本当にありがたい限りです。

その後、私が昔住んでいたフィリピン・ミンダナオ島にあるHouse of Joy(HPはこちら)という孤児院で働く友人が、ホームステイ先を募集してくれて、昨日無事に決まりました。快く受け入れて下さったご家族に心から感謝です。私たちとの交流を楽しみにして下さっているので、お互い素敵な時間を過ごすことができればと思っています。

経済的な余裕がない上に、桜の見頃時期でホテルや旅館も一杯…そんな厳しい状況で家族旅行することを一時は後悔しかけましたが、結果的にたくさんの優しさに触れることができました。そして、日本で新たな出会いがたくさんありそうですし、旅が一つの文化交流活動に発展しそうなので、今はこれで良かったと思っています。皆さん、本当にありがとうございました!

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この4人でもうすぐ日本を訪問します。心配していた滞在先も決まり、やっと帰国が楽しみになってきました。どうぞ宜しくお願いします!

話は変わって、先週末に毎春恒例の日本文化セミナーが開催されました。今回も山田みどり先生が生け花、墨絵、茶道を紹介して下さいました。ヒカリ日本文化センターと在アルメニア日本大使館の共催で、私の妻が山田先生の通訳を勤めました。私は5年連続で参加していますが、今年はオープニングの生け花、そして昨年から始まった着物のデモンストレーションに行ってきました。

相変わらず山田先生は凛とされていて、かつユーモアを交えて分かりやすく説明して下さいました。私は生け花を嗜んだりしませんが、限られた空間の中に潔い美を構築する日本芸術、その素晴らしさと奥深さに感心しました。アルメニア人にとっては、本当に興味深い世界だったと思います。今回は、風船を使ったポップアートのような作品も披露して下さいました。

着物のデモンストレーションでは、ヒカリセンターの学生たちが様々な着物を着て、モデルさながらに来場者の前を歩きました。先生も仰っていましたが、アルメニア人は背格好が日本人とあまり変わらず、髪も黒いので、着物がよく似合います。先生のコレクションのほんの一部だったと思いますが、着物はどれでも素敵でした。

セミナー後に、少し山田先生とお話しできました。とても気さくで優しい方で、また来年もぜひ来て頂きたいと思います。素晴らしいセミナー、どうもありがとうございました!

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会場には今年も多くの人が詰めかけました。壁に掛かっている絵は、ヒカリセンターの子供たちが描いた作品。上手ですよね。

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丁寧に説明しながら花を活ける山田先生。

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風船を使ったポップアートのような作品。毎年少し趣向を変えたものが登場して面白いです。

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来場者も生け花に挑戦しました。こんな小さい女の子も!

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一人一人に優しく指導する山田先生。

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着物について説明する山田先生。隣は日本語通訳を勤める妻。

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美しい着物を着て歩くアルメニア人たち。よく似合っていますよね。

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義母と息子も興味深そうに見ていました。

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みんな並ぶと本当に豪華できれい!来場者が集まってたくさん写真を撮っていました。まるでスターでしたね。

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山田先生と妻と息子。今回もありがとうございました!また来年いらっしゃって下さい!

妻と義母への大きなプレゼント 

前回の記事に、「妻と義母に大きなプレゼントをした」と書きましたが、そのプレゼントというのは…日本への家族旅行!夏にしか行ったことのない妻に桜が咲く美しい日本の春を見てほしいと思い、昨秋から検討していました。そして、「いつか母を日本に連れて行ってあげたい」という妻の希望も、この機会に叶えることにしたのです。いつも義母にはいろいろと助けてもらっているので、私たちからの感謝の気持ちです。

先月グルジアに行っていたのも、日本大使館で妻と義母の日本ビザの手続きをするのが目的でした。エレバンにも今年から日本大使館が開設されましたが、ビザ発給業務はまだやっていないんですよね。

実は、私は元々この旅行には同行しないつもりでした。もちろん私も一緒に行きたいのは山々ですし、桜だってここ6年見ていません。しかし、薄給の日本語教師の私にとって、妻や義母の旅費を捻出するだけで精一杯…というか、けっこう無理しました。やはりアルメニアと日本は遠く離れているので、お金と時間が掛かって大変です。

今は航空券が無料の息子も、2歳になれば大人並の料金が掛かり、恐らく帰国がさらに難しくなるでしょう。それで今回は自分が無理や我慢をしてでも、妻と息子と義母に日本に行ってもらおうと思ったのです。ただ、いくら妻は日本語が堪能とはいえ、小さい子供と義母を連れて一人で日本案内ができるのか…と心配でした。(もちろん妻自身もかなり不安がっていました)

そんな時、友人から温かいサポートやアドバイスがあり、またこのタイミングで帰国した方がいい事情も出てきたので、いろいろ悩んだ末に私も同行することに決めました。航空券を買う直前まで、「やっぱり、やめよかな…」と迷いましたが、それを振り払って家族4人分のチケットを予約しました。そうなればもう後戻りできないし、妻や義母もすごく喜んでくれたので、次第に楽しみになってきました。

日本には3月末から約2週間滞在し、実家に行ったり、関西や四国を旅行する予定です。しかし、心配事が一つあって、実はちょっと困っています。それは宿泊の問題…いつもお世話になっている親戚や友人が、今回たまたま向こうの都合が悪くて頼れなくなってしまったのです。

とはいえ、やはり物価の高い日本、家族三人連れての旅行は移動や観光だけですごい出費になり、毎日ホテルや旅館に泊まる余裕はありません。そうでなくとも、桜の見頃時期のため、すでにどこも部屋の空きはほとんどないみたいですし…円安の影響で、外国人観光客も相当多いんでしょうね。

それで、本当に不躾なお願いなんですが、もし大阪や京都、奈良方面で、「うちに泊まっていったら?」という方がいらっしゃったら、ご連絡頂けると幸いです。こちらは小さな子供もいるので、無理はされないでください。また、親切にただ甘えさせて頂くのは申し訳ないので、お礼に何かアルメニアのお土産を持参したいと思います。

急にブログでこんなお願いをしてすみません…カウチサーフィンで受け入れ先を探すことも考えたのですが、出発が近づいていることもあり、いつも私のブログを読んで下さっている方々から何か情報を頂ければと思った次第です。本当にお恥ずかしい限りですが、もし私たち家族を一泊でも受け入れて下さる方がいらっしゃったら、どうか宜しくお願い致します!

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去年、日本からアルメニアに戻った時の写真。1ヶ月離れていただけなのに、義母(写真中央)はアレンを見た瞬間に涙ぐんでいました。今回は一緒に日本に行きます。

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フランスパンにかぶりつくアレン。日本滞在中に1歳半になりますが、桜の美しさとか分かってくれるかな…

いろはセンターで日本料理セミナー 

風邪を引いてしまい、熱があってだるいです。かなり流行っているようで、義祖母や学生も何人か風邪を引いています。私も周りの誰かにうつされたんでしょうね。しかし、寝込むほどの風邪を引いたのは1年ぶり、いやそれ以上か…

3月8日は国際婦人デーでした。アルメニアでは、その日に男性が女性に花などのプレゼントを贈ります。私は今年、妻と義母に大きなプレゼントをしました。それについては次回の記事に書きたいと思います。

さて、その8日のお昼、いろは日本文化センターで、パリから来られた尾崎くみさんによる日本料理セミナーがあったので参加してきました。妻と息子も連れて行く予定でしたが、前の晩に息子が熱を出したため、大事を取って外出は控えました。今回くみさんは、和風ドレッシングと茶巾寿司の作り方を紹介して下さいました。

いつものように、現地のある食材で作れて、しかも簡単!そして美味しい!私は今回の和風ドレッシングにかなりハマりました。もう何にかけても美味しくて、すぐ自宅で作りたいと思いましたね。茶巾寿司も、見た目がきれいな上に美味しくて、パーティーとかに最適だと思いました。いろはセンターの学生たちも上手に作っていました。

自分で作ったものを美味しく頂いてから、みんなで折り紙をしました。先週はひな祭りだったので、ひな人形を作りました。私も少し手伝いましたが、みんなこれも上手に作っていましたね。できた作品をひな壇に飾ると、とてもきれいで華やかでした。美味しい日本食も食べられて、本当に楽しい時間でした。くみさん、今回もどうもありがとうございました!また6月にお会いしましょう!

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