寄贈・寄付のお願い
昨年度アルメニアに送付した図書は、1500点以上。今年度の目標は1200点ですが、やはり多くの方々の協力なくしては達成できません。随時受け付けておりますので、図書寄贈の方よろしくお願い致します。特に下記の種類の図書は助かります。
・露和・和露辞書、ふりがな・ローマ字付辞書
・外国人対象の日本語教材
・絵や写真が豊富な日本に関する図書
・マンガ、楽譜、CD,DVD
ちなみに、「絵や写真が豊富な日本に関する図書」というのは、例えば、日本の風景写真集や紀行雑誌、武道や茶道などの本・雑誌、料理やファッションの本・雑誌です。「楽譜」は、日本の童謡・民謡などの楽譜です。アルメニア人は、何かしら楽器ができる人が多いので、日本の音楽に触れるきっかけになると思います。
上記の図書に限らず、日本語を学んでいたり、日本に興味を持っているアルメニア人にとって、役に立ちそうなものがございましたら、寄贈の方よろしくお願いします。
また、図書をアルメニアに送ったり、本棚などを購入したりする資金が必要です。これが一番の問題で、せっかく本が集まっても、それを送付して保管するお金がなければ、どうしようもありません…随時受け付けておりますので、寄付また会費の方よろしくお願い致します。
図書の寄贈先、寄付・会費の振込先など詳細は、アルメニアに本を送る会のHP(こちら)をご覧ください。一人でも多くの方のご協力をお待ちしております。
届いた本を興味深そうに見る学生たち。やはり、マンガや写真集などは喜ばれます。
- [2010/01/30 06:18]
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学生からのビデオレター
先週末の報告会では、いくつかビデオも流しました。アルメニア音楽や舞踊のDVD、ヨーロッパ教育大学で開催した日本文化紹介イベントの様子、そして、学生からのビデオレター。一番盛り上がったのは、学生からのビデオレターでした。
支援者の方々にとって、向こうの学生からの感謝の言葉は、何より嬉しいものです。それだけではなく、日本とほとんど接点を持たないアルメニアの学生が、上手に日本語で話しているのに驚かれたようです。私も初めてアルメニアを訪れた時、日本語を話す学生たちに出会って驚きました。
「なぜ、アルメニアで日本語を?!」と不思議に思いましたが、自分の国の文化や言葉に興味を持ってくれて、それを熱心に学んでいる人たちの存在を知った時は、とても嬉しかったです。その時の感動が、今アルメニアで活動する大きなきっかけになっているのです。
学生からのビデオレターを一つ掲載します。アニメが大好きなアマリヤさんという学生で、私が家庭教師で日本語を教えています。コスプレをしたいそうなので、そんな機会をいずれ作ってあげたいと思います。
- [2010/01/28 05:30]
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会報が完成
アルメニアに本を送る会の総会および帰国報告会では、参加者の方々に会報をお配りしました。一人の役員の方が、編集と印刷を担当してくださり、けっこう良いものが出来上がりました。
私は、現地活動報告の部分を担当しました。図書室開設の様子、学生の姿、アルメニア語解説などの内容ですが、なるべく写真をたくさん掲載して、見て楽しめるものにしようと努めました。他のページには、会計報告や学生からの手紙などが掲載されています。
定期的に発行するものですが、小さな本会にとって年1,2回の発行が限界…会報はあくまで支援者の方々に配布するものなので、全て公開することはできませんが、ほんの一部をお見せしたいと思います。
「もっと見たい!」という方は、是非とも支援者になってください(笑)。そこまでは望みませんが、少しでも関心持って頂けたら嬉しいです。
下をクリックしたら、会報の一部がご覧になれます。
- [2010/01/26 17:34]
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帰国報告会終了!
一昨日(23日)、アルメニアに本を送る会の総会および帰国報告会が無事に終わりました。会役員含め、30人近い方々が参加してくださいました。
総会に引き続き、私が帰国報告会を行いました。スライドで写真を見せながら、アルメニアの概要や現地活動についてお話しました。各項目についてあまり深く掘り下げることはできませんでしたが、後で参加者の方々から、「アルメニアという国を身近に感じることができた」という感想を頂いてホッとしています。
途中、アルメニアの学生のビデオレターを流しました。学生が上手な日本語で、「本を送ってくれてどうもありがとう」と話している様子を見て、会場はかなり盛り上がりました。アルメニアで日本語を学ぶ学生からの感謝の言葉は、支援者の方々にとって何より嬉しいものです。
報告が終わった後、「日本語を教えるため、図書室を作るためにアルメニアへ赴く前は、いろいろ不安や葛藤がありました。しかしその夢を諦めていたら、学生の喜ぶ顔も見られなかったでしょうし、皆さんとお会いすることもなかったでしょう。夢に向って一歩踏み出して、本当に良かったと思います」と話しました。
アルメニアで日本語の図書室を作るという夢に、多くの共感とご支援を得て、小さいながらも報告会を開くなんて想像もしませんでした。それだけに喜びも大きく、今後の活動の励みになりました。次回、支援者の方々に良い報告ができるように、来月からまたアルメニアで頑張ろうという思いを強くしました。
ご協力頂いている方々、誠に有難うございました。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
報告会の後、役員・参加者の方々と一緒に。アルメニアの活動を通して、いろいろな方々と交流し、人の繋がりが広がっていくことに感動を覚えました。
- [2010/01/25 07:24]
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エチミアジン大聖堂
アルメニアは、301年に歴史上初めてキリスト教を国教にした国です。信仰されているアルメニア正教は、東方諸教会の一派で、ローマ・カトリックにも東方正教会にも帰属していません。アルメニア正教会以外には、コプト正教会やシリア正教会がこの宗派に属しています。
そのアルメニア正教会の総本山が、エチミアジン大聖堂です。エレヴァンからバスで40分ほど郊外にある大聖堂で、世界遺産にも指定されています。5世紀頃、当時の大主教グレゴリオスのもとにキリストが降臨して建設を命じたという伝説が残る、アルメニアで最も古い教会の一つです。1月6日のアルメニアのクリスマスには、世界中から信者が訪れます。
とても荘厳で美しい建築物で、現在も毎週ミサが行われています。周囲には同じく世界遺産のリプシマ教会、神学校などがあり、アルメニアの信仰の中心地となっています。大聖堂の奥の博物館には、キリストを刺した槍、ノアの箱舟の木片などが保存されています(真偽のほどは分かりませんが…)。
アルメニア観光では必ず訪れる場所ですが、可能であれば日曜ミサを見学してください。アルメニア語によるミサが見られます。大国に翻弄されてきた歴史の中、アルメニア人たちは、民族のアイデンティティーを頑なに守り通してきました。エチミアジンのミサを見たら、アルメニア人の宗教や言語に対する誇りを感じることができるかもしれません。
左端は、ミサを終えた大主教(カトリコス)。髭を蓄えて、貫禄がありますね。中央は、エチミアジン大聖堂の内部。装飾が大変美しく、神聖な雰囲気です。右端は、キリストを刺した槍。本物だったらすごいですね。
- [2010/01/21 12:12]
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