GUAM諸国日本語弁論大会にアルメニアが参加 

日中はかなり暑くて、もう真夏という感じですね。乾燥しているため、日が沈むと涼しくなって過ごしやすいです。なので、夏はアルメニアの方がいいですね。

さて、一昨日ジョージアから帰ってきました。アルメニア側はアップダウンやカーブが多い山道だし、この暑さもあって、帰宅した時は疲れてクタクタ…久々に家族の顔を見た時はホッとしました。しかし、とても有意義で楽しいジョージア滞在となりました!

今回の目的は、トビリシの自由大学で開催されたGUAM諸国日本語弁論大会に出席するため。毎年ジョージア・ウクライナ・アゼルバイジャン・モルドバ・ベラルーシが参加するこの大会に、今年はアルメニアも招待されたのです。アルメニアからも3人の学生がスピーチをしました。そして、教師の一人として私も行ってきました。

友人でいろはセンターで教鞭を取るルザンさんと南江さんも一緒だったので、合計6人でトビリシに3日間滞在してきました。弁論大会参加が目的だったため、観光したりする余裕などなかったですが、いろんな人たちと出会うことができて、本当に行ってよかったと思える時間でした。

初日の夜は、参加国の教師や学生が集まって、ジョージア料理のレストランで食事しました。やっぱりジョージアは食事が美味しい!さらに、ユネスコの世界無形文化遺産にも指定されているジョージアの多声音楽(ポリフォニー)を間近で聞くことができました!その美しいコーラスには、自然に食事の手が止まり、聞き惚れてしまいました。

翌日はメインイベントの弁論大会。それぞれの国から3名ずつ学生が参加したので計18名。もう10年以上日本語教師をやっていますが、これだけ多様な国の学生のスピーチを生で聞くのは初めての経験。けっこうお国柄が出るので面白かったです。ちなみに、スピーチのテーマは「夢」。みんな頑張って、自分の夢について話してくれました。

アルメニアの学生たちの発表は全員午後でした。緊張する中、みんな頑張ってスピーチしましたが、質問に上手く答えられなかったのは痛かった…まあ、それはどこの国の学生たちも同じような感じでしたけどね。とにかく、大舞台で全力を出し切った学生たちを心から褒めたいと思います。これを励みに、今後も努力してほしいですね。

さあ、そして気になる審査結果ですが…1位・2位はウクライナ、3位はアゼルバイジャンの学生という結果になりました。4位もウクライナの学生だったので、同国の日本語教育のレベルの高さに感心しました。個人的には、3位のアゼルバイジャンの学生の「夢は自分自身で育てあげるもの。それが幸せになる近道」という内容のスピーチが一番気に入りました。

大会後は、駐ジョージア日本大使公邸の夕食会にお招き頂きました。寿司やトンカツ、日本酒など、久々の本格的な日本食に感動しました。大使ご夫妻はとても気さくなお二人で、奥様は茶の湯も披露して下さいました。生け花もされるそうで、ジョージアの学校などを自ら周って日本文化紹介の活動をされているそうです。素晴らしい!

最後に、その奥様のピアノ伴奏で、「ふるさと」をみんなで合唱したのですが、まず初めに大使がジョージア語で歌って下さいました。積極的に現地の人と交流されている奥様もすごいですが、難しいジョージア語で歌えるなんて大使もすごい!こういうことって大切ですよね。大使ご夫妻は間もなく任期を終えるそうで、みんな残念がっていました。

その後は、アルメニアの教師グループと、友人のジョージア人の先生、アゼルバイジャンとモルドバの先生たちと打ち上げに行きました。たくさんワインを飲んで、いろいろ語って、最後はクラブに行って踊りまくりました。楽しい夜を過ごして、いい思い出を作ることができました。

しかし、何より良かったのは、学生同士が友情で結ばれたこと。特にウクライナとアゼルバイジャンの学生たちと親しくなったようで、「とても楽しかった!」と笑顔で言っていました。領土問題で対立するアゼルバイジャンの学生たちと心を通わす交流があったと聞いた時、感動して心が温かくなりました。

勝ち負けではなく、日本語を通じて、国や民族や宗教の垣根を超える触れ合いや交流が生まれること。それが、この弁論大会の最も大切な意義なのかもしれません。私が日本語教師として参加するのは今回が最後になるかと思いますが、本当に行ってよかったです。

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弁論大会会場で順番を待つアルメニアの学生たち。緊張したと思います。

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「外交官になって世界の平和に貢献したい」という夢について話したエンマさん。

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残念ながら入賞はできませんでしたが、みんな賞状と賞品をもらいました。よく頑張りました!お疲れ様!

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上位をほぼ独占したウクライナの学生たちと一緒に。お互いに仲良くなったそうです。

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その後、大使公邸で美味しい日本食をご馳走になりました。

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大使の奥様が茶の湯を披露して下さいました。学生たちにとって貴重な体験になりました。

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みんなで「ふるさと」を歌いました。大使のジョージア語の歌も素晴らしかったです。

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そして、みんなで二次会に繰り出しました!やっぱりジョージアはワインが美味い!

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クラブにも行って盛り上がりました。土曜の夜ということもあって、すごい人でした。

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初日の夜の写真になりますが、ジョージアの多声音楽は本当に素晴らしかった!

きらぼし育英会の学生招聘活動 

先週JICAの調査員として来られていた片岡さんと原先生が無事に帰国されました。滞在中はずっと天気に恵まれたようで、とても有意義な時間を過ごされたようです。妻も通訳としてお手伝いできたし、私も何度か食事したりできました。またお会いできたらいいですね!

さて、前回の記事の終わりに、アルメニアのUWCディリジャン校に留学していた日本の高校生のご家族とご友人の方々が素晴らしい活動を始められたと書きましたが、今日はそれについて詳しくご紹介したいと思います。

その活動とは、アルメニアで日本語を学ぶ学生の短期招聘や留学支援!すでに、「きらぼし育英会」という社団法人を立ち上げられ、今夏に2人の学生を日本に招いて、約10日間お世話して下さる予定です。そして、私が今回その連絡係をさせて頂きました。

ご子息が2年間お世話になったアルメニアに恩返しをしたい!という思いから、このような素晴らしい活動を無償で始めて下さるなんて、尊敬と感謝の念に堪えません…ありがとうございます!

4人の学生が応募し、事前に送った履歴書やエッセイ、そしてご滞在中に行った面接で、めでたく2人の学生が選ばれました。とはいえ、4人とも優秀で、かなり選抜には苦労されたようです。皆さんは夕食の席で、「できれば全員を呼んであげたいぐらいだった…」と仰っていました。私も、アルメニア友の会という民間団体で学生の招聘活動をしているので、その気持ちはよく分かります。でも、こればかりは仕方ありません…

今回選ばれなかった学生たちは、また次のチャンスを目指して頑張ってほしいと思います。そして、見事この貴重な機会をつかみ取った学生たちには、日本で有意義な時間を過ごして、素敵な思い出をたくさん作ってほしいと思います。合格者の一人は、「まだ夢の中にいるようです。本当に、本当に嬉しいです!」と、目に涙をためて喜んでいました。

こうやって、頑張っているアルメニアの学生の夢を叶える素晴らしい活動を始めて下さった方々に、私も心から感謝しています。微力ながらお手伝いすることができて光栄に思います。今後も活動が継続、そして発展していくことを祈っています。

ちなみに、アルメニア友の会の方も、条件を満たした学生がいたら、今秋に日本へ招聘することを検討しています。学生たちにとって、日本へ行くチャンスが少しずつ増えているのは喜ばしいことですね。これを励みにして勉強を頑張ってもらいたいと思います。

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今回の慈善活動を始めて下さったご家族や友人の方々と一緒に楽しい時間を過ごすことができました!子供たちも可愛がって下さいました!ありがとうございました!

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ご子息と同じ学校に留学していたスーダン人女性たち。私や妻以外の人が抱くと泣いてしまう次男レオですが、彼女たちに抱かれても機嫌よくしていました。こんなの初めてで、妻も驚いていました。しかし、何でだろう?

いろはセンターの花見イベント 

日本は今日からゴールデンウィークですね。アルメニアも、5月1日はメーデーで祝日なので3連休です。旅行の予定などはありませんが、毎日いろんな人と会う約束が入っています。

次男レオが最近つかまり立ちしようとしていると、先日ブログで書きましたが、その様子を撮影しました。フラフラして危なっかしいですが、7か月になるかならないかで自分で立てるなんてすごい!本人もすごく嬉しそうです。アレンも発育が早かったけど、レオはそれ以上に早い!健康な証拠ですから有難いことです。

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つかまり立ちをするレオ。本当に成長が早い!

レオがつかまり立ちをしている動画。頑張っている姿がとても可愛らしい!

さて、先週の日曜は、いろはセンターの花見イベントがあったので行ってきました。あいにくレオが風邪気味だったため、家族は参加できませんでした…多くの学生とその家族が参加して、合計50人ほどの大所帯になったので、大型バスを借り切って出発進行!向かった先はエレバンから30分ほどの所にあるキャンプ場。

途中、アルメニアの大富豪ガギク・ツァルキャンが建てた聖ホヴァネス教会にも寄りつつ、川沿いのキャンプ場に到着しました。みんなが持ち寄った食事を食べて楽しく過ごしました。朝は曇り空でしたが、幸い午後からは晴れ間が広がって暑いぐらいでした。そんな陽気もあって、みんなでドッジボールを始めたり、私もギターを弾いて歌ったりしました。

エレバンより少し気温が低い場所なので、杏の花は満開にはなっていませんでしたが、所々きれいに咲いていました。参加した学生たちや日本人の方々も楽しそうにしていたので、今年の花見イベントは大成功だったと思います。

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立派な聖ホヴァネス教会。資産50億円以上といわれる大富豪が建てただけのことはありますね。

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教会に施された彫刻も素晴らしかったです。

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日曜日だったので、教会ではちょうどミサが行われていました。

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花見イベントに参加したみんなで集合写真!いろはセンターも大きくなりましたね!

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川沿いの自然豊かな場所でリラックスできました。

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みんなでドッジボールをしました。日本とルールが違ったりして、ちょっと難しかった…

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お酒を飲んだ私は、陽気にギターを弾いて学生たちと歌いました。

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なんと団子も登場!いろはセンターで作ったそうです。とっても美味しかったです。ご馳走様でした!

いろはセンターで雛祭りのイベント 

日中は暖かいんですが、朝晩はまだ肌寒いです。なので、小さな子供がいる我が家は、まだセントラルヒーティングを切ることができません…日曜に行われた国会議員選挙は、相変わらず不正が横行したようですが、目立った混乱もなく終わり、案の定、与党・アルメニア共和党が圧勝したようです。

6か月になった次男レオが離乳食と歩行器の使用を始めました!まだ思うように方向転換などはできませんが、前に普通に進んでいきます。その様子が、もうとにかく可愛らしい!それを見ていると、長男アレンの同じ頃の姿を思い出しました。本当に子供の成長って早いですね!

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歩行器で歩き始めたレオ。嬉しそうな姿がすごく可愛らしい!

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離乳食も始めたレオ。美味しそうに食べています。たくさん食べて大きくなれよ!

弊社JASCがまた大量翻訳の仕事を引き受けたので、1週間ほど多忙になりそうです…でも、これは前回やった翻訳の仕事が認めらたということ!また友人や学生たちと頑張りたいと思います。あと、弊社がCD制作のコーディネートを担当した、リトルシンガーズ・オブ・アルメニアの歌が各方面で高く評価されているようです。彼女たちの美しい歌声が、もっと多くの人たちの心に届きますように!


リトルシンガーズ・オブ・アルメニアの動画。本当に美しい歌声です。CDは5月下旬発売予定ですが、ネット配信は行われています。(リトルシンガーズ特設サイト)

日曜は、いろはセンターで雛祭りのイベントが行われたので参加してきました。もう4月になってしまいましたが、日本の大切な季節のイベントですから、学生たちに紹介しないといけませんよね。イベントでは、南江副会長に簡単なういろうの作り方を紹介してみんなで試食したり、折り紙で雛人形を作ったり、雛祭りの歌を歌ったりしました。

抹茶、そして蜂蜜とクルミのういろうは学生たちに好評だったようです。みんなで作った雛人形の折り紙で、ひな壇もきれいに飾ることができました。楽しいイベントになったようで良かったです。

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ういろうを簡単に作れるレシピを紹介する南江副会長。けっこう上手にできました。

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完成したういろうを試食する学生たち。抹茶、蜂蜜とクルミのういろうが大好評でした。私も食べたけど、確かに美味しかった!

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自分で作った折り紙の雛人形を飾る学生たち。

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みんな頑張って作った折り紙の雛人形。可愛らしいですね!

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学生たちが雛祭りの説明をして、「灯りをつけましょ、ぼんぼりに…」でお馴染みの雛祭りの歌を歌ってくれました。

いろはセンターで節分イベント 

3月になりました。アルメニアでは3月から春とされていて、実際に少しずつ暖かくなり、雪や氷も解け始めています。やっと冬が終わろうとしているのに、私は風邪を引いてしまいました…周りも風邪を引いている人が多いので、かなり流行っているようです。幸い熱はありませんが、少しだるいです。

先週末、アルメニアとアゼルバイジャンとの間で激しい軍事衝突が発生し、双方に死傷者が出ました。いつもの如く、「最初に仕掛けたのは向こうだ!」とお互いに非難の応酬になっていますが、一体いつまで憎悪の連鎖が続くんでしょうか…一刻も早くこの領土紛争が終わってほしいと願います。

日本では、安倍首相と森友学園との問題が騒がれていますね。国有地が異常に安く売却され、その価格が非公表にされていたことは確かに変ですし、地中のゴミや汚染土が埋められたままになっているようで、そんな所に学校を建てたらアカンやん!

また、夫人が名誉校長になった経緯について、「講演会で勝手に名誉校長だと紹介されてしまったから、仕方なく引き受けた」と苦しい説明をしていますが、首相夫人が一学園の名誉職をなし崩し的に引き受けちゃってええんかいな…それが本当なら、逆に自分の立場に対する自覚が無さすぎちゃうか?!

しかし、何より驚いたのは、同幼稚園に通う子供たちが行った運動会の選手宣誓。教育基本法に抵触しているかどうか以前に、まるでカルトみたいで怖いし気持ち悪い!いろんな教育方針や価値観があっていいとは思いますが、これはさすがに幼稚園児に言わせることちゃうやろ…「安倍首相ガンバレ!」と無邪気に応援する子供たちの姿が、余計に首相を追い詰めることになるとは皮肉な話ですね。

さて、先週の日曜日、いろはセンターで節分のイベントが行われました。今回も午前と午後の二回に分けて行われ、私は両方とも参加しました。まずルザン会長から節分についての説明があり、次に学生たちは恵方巻作りに挑戦!私と南江副会長が巻き方を指導しました。

学生たちはサランラップで巻いていましたが、皆けっこう上手に作っていました。しかし、みんなが同じ方角を向いて黙々と巻き寿司を食べる姿は、やっぱり変というか滑稽でした。恵方巻って、それほど伝統的な日本文化でもないし、コンビニなどのビジネス戦略の側面が強いですが、学生たちが面白がっていたので良かったです。

その後は、みんなで豆まきをしました。今年も私は鬼役で豆をぶつけられっぱなしでしたが、自分や家族、そして友人や学生たちに福が来るよう祈っています。

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みんなで恵方巻を食べるので、巻き寿司の作り方を教えました。

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サランラップでやりづらかったと思いますが、けっこう上手に作っていました。

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初めて巻き寿司を作って嬉しそう!

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今年の恵方の北北西を向いて巻き寿司を食べる学生たち。自分たちも滑稽に感じるのか、みんな笑っていました。

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女の子たちが雛祭りの踊りを披露してくれました。

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女の子の一人が日本のアニメの歌を歌ってくれました。

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男の子の学生が、サックスで「イェスタディ」を演奏してくれました。

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最後は、みんなで「鬼は外!福は内!」と言いながら豆まき!楽しそうにしてくれていたので、ぶつけられた甲斐がありました。