「アルメニア友の会」第3回学生招聘プログラム 

毎日、秋晴れの気持ちのいい天気ですが、私はまた風邪をひいてしまいました…この2週間ほどは、プライベートでも仕事もかなり忙しかったので疲れがたまっていたようです。先月は無理して働いたせいで風邪がさらに酷くなってしまったので、今回は無理しないようにしたいと思います。

日本では衆院選が終わりましたね。今回は在外投票に行けませんでしたが、あまりにくだらないドタバタ劇に呆れていました。国民の多くもそう思ったのか、「他もどうしようもないから与党」みたいな流れで自民党圧勝…あまりの野党の弱さに、勝った自民党自身も驚く結果でした。

今回も、具体的な政策や方針などはほとんど議論されず、「ホンマにこんなんでえーんかいな…」と腑に落ちませんが、国民が直接政治に参加できる選挙ですから、結果的には日本の舵取りを自民党に再任したことになってしまいました…

さて、昨日、私が日本の有志の方々と運営する民間団体「アルメニア友の会」の第3回アルメニア人学生招聘プログラムで選ばれたザリネさんが日本に到着しました。これから彼女は、ホームステイしながら関東・関西を10日間旅行します。台風が心配ですが、素敵な思い出をたくさん作ってきてほしいと思います。

このプログラムは、アルメニアで日本語を勉強する優秀な学生を招聘して、日本や日本人のことを知ってもらおうという趣旨で行われています。対象となるのは、もちろん日本に行ったことがない学生。今回選ばれたザリネさんは、いろはセンターで日本語を学び、現在は同センターで事務員、また初級クラスを教える教師として働いています。とても真面目でいい子です。

大人しくて引っ込み思案なところがあり、今回の日本旅行も、飛行機に乗るのさえ初めてだったので、不安の方が大きかったようです。しかし、向こうにはお世話して下さる人たちがいらっしゃるし、夢だった日本を実際に見て感じることができるのですから、きっと素晴らしい経験になると思います。そして、日本人の方々も、彼女と交流することでいろいろな発見があるはずです。

こうやって、アルメニア人学生の夢を叶えるお手伝いができているのも、偏に会役員や協力者の方々のお陰です。本当にありがとうございます!ザリネさんの滞在が充実したものになるよう、どうぞよろしくお願い致します!

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写真右端の女の子がザリネさん。日本で楽しく過ごしてきてください!

話は変わって、先月ここで行われた武道大会で、長男アレンが空手の演武を披露したという記事を書きました(こちら)。その様子を撮影した動画が、アルメニア空手協会のFBページに投稿されていたので、ここでご紹介します。小さな体で頑張って演武する姿が可愛らしかったです。

また、お絵描き教室にも楽しく通っているようです。最近、秋をテーマにして大きな作品を完成させました。なかなか立派な抽象画に仕上がっていて、子供の感性には驚かされます。まだまだ手が掛かりますが、日本語の表現力も豊かになってきているし、その成長に目を細めてしまいます。


後半の型は先生の動きを真似するのに必死ですが、前半の組手は、けっこう動きをちゃんと覚えていて驚きました。

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アレンの初の大作「秋」。大人には描こうとしても描けない絵ですね。

「友の会」招聘プログラムの参加学生が決定! 

時々天候が崩れて雨が降ります。もちろん晴れている方がいいですが、お蔭で今年はまだそれほど暑くありません。

無事にビジネスツアーのアテンドが終わり、ホッとしたのも束の間、また仕事で忙しい日々が続いています。今週末は、GUAM諸国合同日本語弁論大会に出席するためにトビリシに向かいます。これはジョージア・ウクライナ・アゼルバイジャン・モルドバの学生たちが参加する弁論大会なんですが、今年はアルメニアの学生も参加できることになったんです。

ちなみに、初めてGUAM弁論大会のことを聞いた時は、「エッ!グアムで弁論大会するの?!羨ましいなあ!!」と驚いてしまいましたが、やはりそんな訳はなく、GUAMは上記4ヶ国の頭文字を取って付けられた名称。でも、日本人が聞いたら、まず常夏の島グアムを思い浮かべちゃいますよね…

犬猿の仲のアゼルバイジャンの学生も参加する大会なので、ちょっと不安もありますが、自分の学生たちと健闘を祈っています。そして、他の国々の教師や学生たちとの交流も楽しみにしています。もしかしたら、私が日本語教師として弁論大会に出席するのはこれで最後になるかもしれませんから、いい思い出を作りたいですね。

さて、私が日本の方々と運営している民間団体アルメニア友の会は、第3回目となる学生の日本招聘プログラムを今秋に実施する予定です。そのスカイプ面接が日曜に行われ、晴れて一人の学生が選ばれました!

選ばれたのは、いろはセンターで日本語教師兼事務員として働くザリネさん。おめでとう!すごくいい子で、彼女の夢の実現をお手伝いすることができて、私も嬉しく思います。けっこう厳格な家庭らしく、彼女が一人で日本へ行くことをご両親が承諾してくれるか心配でしたが、幸い特に問題ないそうです。

飛行機さえ乗ったことない彼女自身もいろいろ不安があるようですが、日本ではいろんな人がサポートしてくれます。大人しく控えめなザリネさんにとって、自分の殻を破って人間的に成長するチャンスかもしれません。何より、憧れだった日本で素敵な体験をたくさんしてきてほしいと願います。残念ながら選ばれなかった学生たちも、次のチャンスを目指して頑張ってほしいと思います。

アルメニアで日本語を学ぶ学生たちの支援をして下さっている友の会役員、そして支援者の方々に今回も感謝です。お陰さまで、また一人の学生の夢が叶います。本当にありがとうございます!今後ともどうぞよろしくお願いします!

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写真右端の女の子が選ばれたザリネさん。おめでとう!日本で素敵な思い出をたくさん作ってきて下さい!

第2回学生招聘プログラムが無事終了 

今朝起きると、雪が降っていました。先週末ジョージアから帰る時に山道で雪を見ましたが、エレバンでは初雪。息子を幼稚園に連れて行く時に、「パパ、あめ~」と言うので、「アレン、違うよ。これは雪やで」と教えてあげると、「ゆき…」と言い直していました。けっこう降ったので、週末は一緒に雪遊びをしたいですね。

今週日曜は、憲法改正の是非を問う国民投票が行われる予定です。最も大きな改正内容は、大統領を象徴化して首相に政治の実権を持たせるというもの。これには多くの国民が反対しており、大規模なデモが行われています。というのも、大統領の再選は2期までと決まっているため、現大統領が首相という立場になって権力を握り続けるつもりじゃないか…と疑われているのです。

別に人気のある大統領ではないので、私の周りも改正反対の意見が多いですが、残念ながら結果は賛成となるでしょう。アルメニアの政府や選挙はかなり腐敗しているので、国民の意思がまともに反映されることはまずありません…

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初雪を見て嬉しそうなアレン。ポケットに手を入れたポーズが決まっているなあ。

さて、先月下旬に「アルメニア友の会」に招聘された学生たちが、無事に10日間の日本滞在を終えて帰ってきました。私は同会の現地代表、そして彼女たちの日本語の先生でもあるので、二人に会っていろいろ話を聞いてきました。

お陰様で、とても楽しく有意義な時間を過ごしてきたようで、興奮気味にたくさん土産話をしてくれました。とにかく日本の美しさや便利さ、食事の美味しさ、そして日本の方々の親切に感動しっぱなしだったとのこと。日本語もほとんど分かったらしく、たくさんの人たちと交流できたと嬉しそうでした。

同時に、日本人の忙しい生活ペースや過剰な接客サービスなどには疑問を感じたと言っていました。そういう部分含めて実際の日本を見て感じてもらうのが同プログラムの目的の一つですから、彼女たちにとって貴重な体験になったと思います。それでも、やっぱり憧れの日本は素晴らしい国だったみたいです。

日本語を頑張って勉強している学生たちの夢が叶って、私も心から嬉しく思います。日本の方々も一緒に楽しい時間を過ごされたようで、日本・アルメニアの草の根交流が一層深まるきっかけになったはずです。両国の友好親善のために、今後も人的交流活動を継続していきたいと願っています。

第2回アルメニア人学生招聘プログラムも成功裏に終わりました。これも偏に会役員を始め協力して下さっている方々のお蔭です。本当にありがとうございました!

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アルメニア友の会の役員・会員の方々との写真。温かいおもてなしに学生たちは心から感謝していました。遠く離れた両国民が、こうやって繋がるなんて素敵ですね。

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短い滞在でしたが、日本での体験を嬉しそうに話してくれた学生たち。彼女たちの夢を叶えるお手伝いができて、私も自分のことのように嬉しかったです。

非営利団体である「アルメニア友の会」は、活動経費を全て寄付と会費で賄っております。今回のような活動を継続また充実させていきたいと思っておりますので、一人でも多くの方にご支援して頂けると幸いです。ご興味のある方は、下をクリックして当会HPを是非ご覧になってみて下さい。

アルメニア友の会 ホームページ

アルメニア人学生が無事に来日! 

秋晴れの気持ちのいい天気が続いています。でも、朝晩は冷えますけどね。義祖母は、体調が少し良くなったり悪くなったりを繰り返して、基本的には寝たきり状態です。それに加えて、アレンが幼稚園に行かない土日は、家の中がなんだか少し混乱した雰囲気です。

魔の二歳児と言われる時期だけあって、かなり面倒な時があります。ちょっと気に入らないことがあると泣いて怒ったり、こちらは何がしたいのかちっとも分からないけど、ずっと泣きじゃくって機嫌が悪かったり…そんな時期は誰にでもあると分かっていても、ハイハイしかできなかった頃の方が楽だったなあと思ってしまいます。(あれはあれで大変だったけど…)

さて、私が日本の有志の方々と運営する「アルメニア友の会」に招聘された学生二人が、お陰様で無事に日本に到着しました。今朝は、お世話して下さっている会役員から、二人が楽しく有意義な時間を過ごしていると連絡がありました。この機会にたくさんのことを学ぼうという二人の姿勢に、日本の方々も感動しているそうです。

夢だった日本で素晴らしい経験をしていることが分かって安心しました。2年前の同プログラムの時もそうでしたが、学生たちの夢を叶えるお手伝いができて本当に嬉しいです。6年前に自分を突き動かした、「日本との接点がほとんどないアルメニアの学生たちのために何かしたい!」という初心を思い出しましたね。

そして何より、その私の思いに賛同して協力して下さっている日本の方々に心から感謝です。6年前に会を発足した時、私以外は誰もアルメニアのことを詳しく知らない状態でした。そんな中でも、たくさんの図書を送ったり、役員・会員がアルメニアを訪問されたりして交流活動を地道に続けてきました。

その草の根交流が実を結び、2度もアルメニアの学生を日本に招聘することができました。私一人の力では到底実現できなかったことです。改めて、いい出会いに恵まれてきたことを幸せに思います。私と同じく、ついに夢が叶った学生二人も感謝の気持ちで一杯でしょう。本当にありがとうございます!

あと1週間ほど学生たちは日本に滞在しますが、素敵な思い出をたくさん作ってきてほしいと思います。そして、今回も同プログラムが成功裏に終わって、またアルメニア人学生が日本へ来る機会を作りたいと思います。

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昨日は奈良を観光して、法隆寺や大仏を見てきたそうです。楽しく過ごしているようで安心しました。

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ホームステイ先の方とお寿司屋へ。初めての食材にも果敢に挑戦して、「美味しい!」と食べていたそうです。貴重な機会ですから、何でも経験してきてほしいと思います。

招聘プログラムの学生がビザを取得! 

息子アレンがまた扁桃腺を腫らして熱を出してしまい、幼稚園はお休みです。しかし、子供って38度を超える熱を出しても元気なのは何故なんでしょう?というか、いつもよりテンションが高いぐらい…

さて、私が日本の有志の方々と運営している民間団体「アルメニア友の会」は、今月下旬に二人の学生を日本の関西地方へ招聘する予定です。お陰様で、選ばれた学生たちが無事にビザを取得しました!

今年1月に日本大使館が開設されましたが、まだビザ発給業務は行われていなので、今回も在ロシア日本大使館を通して取得することになりました。幸い学生の一人の家族や親戚が10月にモスクワに行き来したので、意外にスムーズに取得することができたようです。ビザに必要な書類を作成して下さった「友の会」会長に感謝です。

渡航に必要な準備も整い、会役員の方々が親身に滞在スケジュールを作って下さっています。ちょうど日本は美しい紅葉の季節ですし、きっと学生たちにとって素晴らしい体験になると思います。自分の学生の夢を叶えることができて、私も嬉しいです。これも偏に「友の会」の役員・会員のご協力のお蔭。本当にありがとうございます!

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日本ビザを取得して嬉しそうな学生。約10日間の短い旅行ですが、夢だった日本で楽しい思い出をたくさん作ってきてほしいと思います。

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同じく日本へ行く学生(写真右端)。先日レストラン櫻田で行われたコスプレパーティーに参加しました。彼女もすごく日本旅行を楽しみにしています。

あと、実は私は日本の方々と協力して新たに支援活動を始めようとしていました。それは…アルメニアの子供たちの支援活動!今年の春頃まで、私は日本政府の無償資金協力の視察員をしていたのですが、その仕事を通して、老朽化した学校や状態の悪い障害児施設などをたくさん見てきました。

自分も一児の父親になって、過酷な環境にいる子供たちを見た時、他人事とは思えませんでした。昨年秋頃から、「自分にも何かできることがあるんじゃないか…」と考えるようになり、微力ながら支援活動を始めてみようと決心しました。今年春に帰国した際に、日本の協力者とお会いして具体的な活動内容についても話し合いました。

そして、6月にエレバンのある学校の老朽化した机や椅子を修復する計画を進めていたのですが、いざ実際に動き出そうとした矢先、学校側から「アルメニア政府が支援してくれることになった」という連絡を受けました。急なことで驚いたし(学校側も)、出鼻をくじかれたような気がしましたが、本来は自国政府が何とかしなければいけない問題。結果的に一番良い形で解決されました

今回は偶然で活動に至らなかったとはいえ、今後も同じようなことが起こらないとは限らないので、支援についてはかなり慎重さが求められると感じました。そうこうしている内に、私は土日含めて授業がある多忙な生活になり、それどころではなくなってしまいました。家族がいるので、どうしても日々の生活を優先せざるを得ません…

しかし、将来もし何かしらの活動ができるのであればやってみたいと思っていますし、私の現状を理解して下さった協力者の方々も同じ思いです。たとえ小さなことでも、きっとそれがアルメニアのため、そしてアレン含め自分たちの未来である子供たちのためになるのですから。

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熱があるのに、やたら元気なアレン。無垢な子供たちの環境を少しでも良くできればと、子を持つ親になってからは一層強く思います。