サフモサ修道院と天文台のツアーに参加 

昨日、安倍首相が健康上の理由から辞任を発表するという速報がありましたね。第一次安倍政権時代も同じ持病で辞任したし、それが主な理由と考えるのが自然ですが、他に何もなかったのでしょうか…日本のメディアは、首相とトランプ大統領との蜜月関係の重要性を強調していますが、トランプ氏は選挙戦の公約に「駐留米軍経費の負担増」を掲げていて、たとえ安倍首相が続けていても、日米関係の変化は避けられないかもしれません。

また水曜日の朝、アルメニアでもショッキングなニュースがありました。エレバン市内のアパートでガス爆発が発生して、建物の一部が倒壊する大事故があったのです。ちなみに、私が住む同じ地区にあるアパートでした(徒歩で行けるような近距離ではありませんが)。4階建てのソ連時代の古いアパートで、その一部が爆発で完全に倒壊しましたが、死者は1人だけだったようです。それでも悲惨な出来事です。

さて、一昨日は、初めてアルメニアの国内ツアーに参加してみました。というか、私は90か国旅行した経験がありながら、基本的に自力で観光するというスタイルだったので、ツアーというものに参加したことがほとんどありません。そんな私がなぜ今回ツアーに参加したかというと…天文台に子供たちを連れて行けるから!

エレバンから車で45分ぐらいの山の上にビュラカン天文台というのがあります。ヴィクトル・アンバルツミャンという偉大なアルメニア人天文学者が1946年に創設した天文台です。アンバルツミャン氏は、理論天体物理学の創始者の一人で、ビュラカン天文台の初代所長を1988年まで務めました。

そのビュラカン天文台を訪問するツアーを妻を見つけて、宇宙の世界に一時期ハマっていたアレンとレオのために参加してみようか?となったのです。最近はあまり関心なさそうですが、二人とも太陽系の惑星は全部知っているし、アレンは星と惑星の違いとか、マケマケやハウメアといった準惑星のことまで詳しいです。「天体望遠鏡で惑星を見に行かないか?」と言うと、とても嬉しそうでした。

そのツアーには、天文台だけでなく、サフモサ修道院の観光も含まれていました。ここは今年5月にも家族で訪問していて、その時のことはブログ記事にも書いてあります(こちら)。美しい夕焼けのタイミングに訪問するとのことで、そちらも見応えありそうだから、家族でツアー参加を決めました。

夕方6時にエレバン中心部を出発ということで、行ってみると移動の大型バスは満席でした。もちろん参加者はみんなアルメニア人で、ガイドも当然アルメニア語しか話しません。そんな中で唯一の外国人の私は浮いていましたが、普通にアルメニア語ができることが分かったら、みんな途端に笑顔になりました。

まずサフモサ修道院に着いて、ガイドの説明を聞きます。妻も日本語ガイドの仕事をやっていましたが、この修道院はツアーでは訪れない場所なので、知らなかった情報がいろいろあったみたいで、すごく興味深そうに聞いていました。私も知らなかったけど、教会内部には歴史的に価値のある壁画なども残されていて驚きました。

しかし、何より素晴らしかったのは、そこからの夕暮れ時の風景。サフモサ修道院は切り立った崖っぷちに建っていて、そこからは遠くにアララト山も望むことができるのです。その日は雲一つない快晴で、月もきれいに出ていました。人の少ない時間帯だったし、雄大な景色を思う存分満喫することができました。

その後、ビュラカン天文台に向かいました。着いたのは夜8時半ぐらいで、もう真っ暗。大勢では入れないので、2つのグループに分かれて行きます。私たちのような子供連れが先に入場して、その天文台で働くガイドの説明を聞きました。天気が良かったから、頭上には満点の星空が広がっていました。

そして、天体望遠鏡がある場所に行って、それで惑星などを見せてもらいました。見たのは木星、土星、月。肉眼で見たことない木星や土星の姿を確認して、アレンが喜んでいました。地球から近い月は、クレーターなどもくっきり見えて、とても美しかったです。ちなみに、アレンが「土星の環は石と氷と埃で出来ているだよー」と言うのを聞いて、ガイドがビックリしていました。私も、久々にアレンが宇宙に関心を持ってくれて嬉しかったです。

2つ目のグループの観光も終わって、エレバンに戻ってきたのは夜11時半…もう遅いのと疲れから、子供たちは帰りの車の中で寝てしまいました。私たちも疲れましたが、大満足の内容で参加してよかったです。子供たちが喜びそうな国内ツアーがあれば、また参加したいと思います。

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夕暮れ時の美しいサフモサ修道院

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修道院の天窓。ハチュカル(十字架石)が一つ嵌められていますが、これはとても珍しい作りだそうです。

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修道院奥の礼拝室には、美しい壁画が残されています。

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アルメニアにキリスト教を広めた聖グリゴールを描いた壁画もありました。

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修道院の後ろは切り立った崖で、そこから深い渓谷とアララト山の雄大な景色が広がっています。月も出て、とても美しかったです。

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私的には、この素晴らしい景色がツアーでも最も感動した瞬間かも…

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天文台は真っ暗だったので、残念ながら写真がありません。疲れたけど、子供たちにとって楽しい経験になったと思います。いい夢を見ていることでしょう

アルメニア北部を家族旅行 Part 3 

日本はお盆休みですね。とはいえ、新型コロナの影響で旅行や帰省などは控えられて、例年のような民族大移動は起きていないようです。海外旅行どころか、国内旅行もあまりできないなんて残念でしょうね…

世界の感染者が2千万を超えた新型コロナのアルメニアの状況ですが、感染者数は40,794人、死者は806人です。明らかに収束しつつあるため、外国人の入国制限やマスク着用義務などの規制が緩和される方向です。そして、9月15日から小中学校が再開されることも決定!やったー!でも、9月1日からじゃないのは残念…非常事態宣言が来月中旬まで延長されたからだそうですが、とにかく正式に再開が決まって、私と妻もホッとしています。

子供の感染リスクはかなり低いことは証明されているんだから、これ以上教育の機会を奪う必要はないと思います。それに子供が家にいると、祖父母が面倒を見ることが多く、逆に高齢者の感染リスクが高まるので矛盾しています。ちなみに、大学などの再開については来週以降に決定されるそうですが、ここのアメリカ大学やロシア大学は独自でオンライン授業の継続をすでに決めました。学生や父兄からは、「だったら学費を安くしろ!」という不満の声が上がっているみたいです。

さて、アルメニア北部を訪問した家族旅行の話の続きです。今日で最後になります。旅の最終日は、前日の雨も上がり、朝からきれいな青空が広がっていました。アレンが山登りしたいと言うので、ゲストハウスのオーナーのお父さんが、近くの山に連れて行ってくれました。いつも優しくアレンの手を握って、まるで本当の祖父と孫という感じです。

ゲストハウスに戻ると、オーナーの娘さんも来ていました。美人の奥さんに似てめっちゃ可愛い!レオと仲良くブランコに乗る姿はもう可愛すぎ!同い年ぐらいの子が来て、レオも嬉しそうでした。しかし、帰路の運転をお願いしていた運転手も到着し、出発時間になったのでゲストハウスを後にしました。家族みんなが手を振ってくれて、そのホスピタリティに心が温かくなりました。とてもステキな場所ですから、また訪問したいと思います。

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ゲストハウスのオーナーのお父さんとアレン。まるで本当の孫とおじいさんみたい!

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オーナーの娘さんと仲良くブランコに乗るレオ。可愛いなあー

まっすぐエレバンには向かわずに、コバイル修道院に寄って観光しました。山奥に建てられた12世紀の教会で、妻がずっと行きたいと言っていた場所です。けっこう険しい山道を登らないといけないと聞いたので、子供連れで大丈夫なのか微妙でしたが、せっかくだから訪問してみました。

山道の入り口が分かりづらかったですが、すでに麓にはアルメニア人観光客の車が何台か止まっていました。歩き始めると、すぐに小さな集落が出てきました。修道院で灯すロウソクを売っている家族がいたので、そこで買いました。道はどんどん急になり、足場も悪くなってきて、確かに子供にはキツイかも…アレンは、途中からかなりしんどそう。レオは、さっさと歩くのを諦めて妻に抱っこしてもらっています。

休み休み20分ほど歩くと、石造りの建物が見えてきました。もうすぐだ!と力を振り絞り、最後の急な山道を登り切って、コバイル修道院に到着しました。ここも、足がすくむような深く切り立った崖っぷちに建てられています。なぜこんな場所に?そしてどうやって?またもや古人の信仰心の強さに感動を覚えました。

建物自体はかなり崩壊していますが、それがまた謎多き遺跡のような秘境ムードを醸し出しています。風光明媚な立地と共に、かなり見応えのある場所でした。礼拝堂の跡地に入ってみると、キリストと弟子たちを描いた素晴らしい壁画が残されていました。当時はとても立派で美しい修道院だったことが分かります。少し行きづらいけど、妻が行きたい!とずっと言っていただけあって、訪問する価値は十分ありました。

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険しい山奥に建つコバイル修道院の鐘楼

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崩れた礼拝堂の入り口。精微なレリーフが残されています。上部に壁画の痕跡がありますね。

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古いグルジア文字・アルメニア文字が彫られています。

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キリストと弟子たちの壁画が残っています。これは見応えがありました。当時は美しく鮮やかな教会だったのでしょう。

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教会の裏の渓谷。こんな険しい自然に囲まれています。

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玄武岩が隆起して形成されたものなのか、柱状節理という六角形の岩石が見られます。

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鐘楼の上から見た礼拝堂。崩れ落ちて遺跡のような姿です。周りの厳しい自然と相まって秘境感たっぷり!

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鐘楼からは雄大なアルメニア北部の自然を望むことができます。

コバイル修道院を後にして向かった先は、マラリックという村。アルメニア第二の都市ギュムリの近くにある村で、そこに私と妻の結婚式のカヴォルが住んでいるのです。カヴォルというのは、アルメニアで結婚式や洗礼式の証人のこと。日本では仲人みたいなものでしょうか。そのカヴォルとご家族を訪問するために、ちょっと遠回りをして立ち寄りました。

彼はアルメニア柔道連盟の創立者で、昔はオリンピック委員会の会長や国会議員も務めていました。そのため、エレバンに長年住んでいました。私もエレバンで知り合い、その大らかで誠実な人柄に惚れ込んで、私と妻はカヴォルをお願いしたのです。しかし、ここ数年は糖尿病が悪化したり、脳梗塞を起こしたりと体調を崩してしまい、マラリック村の実家に住んでいます。奥さんもそこの出身で、二人とも自然豊かでのんびりした村の生活を気に入っているみたいです。

エレバンから離れているため、ここ数年はお互い会う機会が少なくなり、今回も約10か月ぶりの再会となりました。電話では時々話すんですけど、その度に「マラリックに遊びにおいで」と誘われていたので、やっと訪問が実現した訳です。向こうは、私たちが到着した瞬間、とても喜んでくれました。

ちなみに、マラリック村は3〜4月に新型コロナが流行して問題になりました。そのため、持病がある彼のことを案じて電話したら、「大丈夫だよ」との返事でしたが、実は3月末に感染して数日入院していたそうです。奥さんも数日熱があったとのこと。しかし、重症化することなく回復したそうです。村人の多くも同じ感じだったみたいで、「そんな大騒ぎすることじゃない」と二人とも言っていました。とにかく元気そうでよかったです。

彼の実家には、広くて緑豊かな庭があり、鶏やウサギ、アヒルなどが放し飼いになっています。それを見て、アレンとレオは大喜びしていました。田舎だから空気もきれいで気持ちいい!その庭で、カヴォルの家族と一緒に食事しました。カヴォルと度数の強いウォッカで乾杯しながら、楽しい時間を過ごしました。健康を損ねたせいで昔の豪快さや覇気はなくなったけど、包み込むような優しさが溢れている感じで、傍にいると心穏やかになります。

奥さんも、そんな彼の変化について話していました。例えば、飼っていたウサギが病気で死んだ時に、彼は悲しそうに涙を流していたそうです。もちろん病気やケガなんてしない方がいいに決まっていますが、その経験によって、人はもっと謙虚に優しくなれるのかもしれません。本当に大切なものが見えてきて、心に余裕や繊細さが生まれるのかもしれません。カヴォルも、以前よりもずっと自然体で温かいオーラを持っています。

そんな彼やご家族と久々にゆっくりお話しながら、楽しい時間を過ごすことができ、その村に立ち寄って本当によかったです。暖かい気候の間に、また遊びに行きたいと思います。夕方にマラリック村からエレバンに戻り、三泊四日の家族旅行が終わりました。アルメニアの美しい自然と悠久の歴史、そして心温まる人々の触れ合いを満喫する素晴らしい旅でした。私たち家族にとって、忘れられない夏の思い出になりました。

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久しぶりに再会したカヴォル。大切な仲人であり、大好きな人です。

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息子さんがアレンを可愛がってくれました。

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自然豊かな庭で遊ぶ子供たち。女の子はお孫さんです。

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アヒルを可愛がるアレン。動物が放し飼いになっているから、子供たちは嬉しそうでした。

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アレンを抱いてアヒルを見守るカヴォル。柔道一筋の覇気あふれる人でしたが、今はとても柔和で穏やか。

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エレバンに向かう帰路からの景色。美しい自然を満喫できた旅でした。

アルメニア北部を家族旅行 Part 2 

ここ毎日は青い空が広がる夏らしい天気です。せっかくなので、昨日はエレバン中心部の屋外カフェに家族で行ってきました。有料ですが、時間制限なしのキッズスペースがあって、そこでアレンとレオを遊ばなせながら、私と妻は集中して仕事できました。新型コロナの問題も落ち着いてきて、先月に比べて客足が明らかに増えていましたね。

しかし、アルメニアは非常事態宣言をまた1か月延長しました。延長はされましたが、新型コロナ対策の規則は緩和される方向のようです。とはいえ、3月中旬に発令されてから間もなく半年になるので、そろそろ解除してほしいと思います。アルメニアの現在までの感染者数は40,410人となり、ついに4万人を超えました。死者は791人です。でも、データからは明らかに収束時期に入ったことが見て取れます。

三日前の8月6日は、75年前に広島に原爆が投下された日でした。先日レバノンで発生した爆発事故は、原爆の10%程度の規模だったというデータがあります。爆発の瞬間を捉えた動画をいくつか見ましたが、遠く離れた場所まで衝撃波で吹き飛ばす凄まじさに声を失いました。しかし、広島や長崎に投下された原爆は、その10倍もの破壊力だったわけです。改めて戦争の悲惨さに胸が締め付けられる思いです…

ちなみに、私は20年以上前にレバノンを旅行したことがあります。当時は15年も続いた内戦の傷跡がまだ生々しく残っていたため、私の脳裏に焼きついているベイルートの光景は、今回の爆発事故の惨状に近いものです。しかし、一瞬でこれほど大規模な被害が出るとは…アルメニアもレバノンに対して人道支援を始めました。

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キッズスペースで遊ぶアレンとレオ

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美味しそうにピザを食べていました。私はもちろん暑いからビール!

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帰りに展望台に上ると、アララト山がきれいに見えていました。しかし、暑かった…

さて、アルメニア北部を訪問した家族旅行の話の続きです。二日目は、宿泊した養蜂家が経営するゲストハウスで、ハチミツの収穫を見学させてもらいました。この旅行のハイライトの一つ!そこの朝食に出てくる美味しい天然のハチミツがどのように収穫されるのか…その工程を見れるなんて貴重な体験。

まず、ミツバチの巣箱から巣枠を取り出す作業。ミツバチを燻煙器の煙でを大人しくさせてから、オーナーが丁寧に一枚ずつ巣枠を取り出し、ハチをふるい落として空の巣箱に入れていきます。8枚入れて運ぶのですが、持たせてもらうとかなり重い!たっぷりハチミツが詰まっている証拠ですね。

それを作業場に運んで、今度はハチミツを取り出します。昔ながらの手作業で行うらしく、オーナーは、「時間も労力もかかるけど、この方が好きなんだ」と言っていました。蜜蓋(完熟した蜜の入った巣穴を塞ぐためにハチが作る蓋)をナイフで削ぎ落としていきます。蜜蓋の下にナイフを入れると、ドロ〜ッと濃厚なハチミツが流れてきます。美味しそう!削ぎ落とした蜜蓋は、それでロウソクを作ったり、またハチミツに混ぜて食べることもできるので、大切に保管しておきます。

次は、巣に詰まったハチミツを取り出す作業。手動の遠心分離機に入れて、グルグルと60回ほど回します。これは子供もできるので、アレンとレオが楽しそうに挑戦していました。もちろん私と妻もやってみました。そうやって遠心力で取り出したハチミツは、どんどん下に貯まっていきます。

そして、オーナーが分離器の下のコックを開けると、黄金色のハチミツが勢いよく出てきました。すごい!大量のハチミツが水のように流れ出てくる光景なんて初めて見ました。息子たちも面白そうに眺めていました。とにかくきれいだし、美味しそう!こうやってハチミツが作られるんですね。とても楽しかったし、養蜂を愛するオーナーの気持ちが伝わり、そこのハチミツが美味しいのも納得できました

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防護服を着ていざ出陣!

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巣枠を丁寧に取り出していきます。ここのハチは元から大人しいので、安心して見学できます。

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蜜蓋を削り落とす作業。ハチミツが垂れているのが見えますか?

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手動の遠心分離機で巣枠のハチミツを取り出します

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採れたての新鮮なハチミツが出てきました!

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ハチミツを3キロ買ったんですが、蜜蓋がたっぷり入ったハチミツを1瓶プレゼントしてくれました。朝食に出されていましたが、濃厚で美味しかった!

その夜は、ハグパット村に住む20年来の友人のお宅に滞在させてもらいました。今年はすでにお正月と6月に訪問していますが、いつも友人から、「家に泊まっていけ!」と言われるので、今回お言葉に甘えさせてもらうことにしたのです。私は過去に泊まったことが何度かありますが、家族で泊まったのは今回が初めて。

友人が、飼っている牛やその乳搾り、野菜や果物が植えられている庭など見せてくれて、都会育ちの息子たちはすごく面白がっていました。空気も澄んでいるし、自然豊かな田舎の生活を垣間見れて、いい経験になったと思います。しかし、やはり田舎には現金収入を得る仕事がほとんどなくて、みんな暮らしは大変なようです。友人も、息子さんがずっとモスクワで働いて仕送りしています。

ハグパット村には世界遺産に登録されている修道院があり、例年の今頃はツアーグループがひっきりなしに訪れますが、今年は新型コロナの影響で閑古鳥が泣いています。観光客に土産物を売るなどして生計を立てている人たちも大打撃を受けています…修道院ではアルメニア人の観光客をけっこう見ましたが、彼らはわざわざ自国のお土産なんて買いませんしね。

しかし、友人は私たちの訪問をすごく喜んでくれて、奥さんの美味しい手料理でもてなしてくれました。度数の強い自家製ウォッカで乾杯しながら、楽しい夜を過ごすことができました。約20年前ふらっと村に立ち寄り、そのまま彼の家に招待されて、食事やお酒をご馳走になった日のことを思い出しました。当時の私はお酒が全くダメで、すぐに酔い潰れてしまいましたが…とにかく、今もこうやって温かい交流が続く友情に胸が熱くなりました。20年前の彼との出会いについては、過去の記事をご覧ください。(こちら)

翌日は、ハグパット修道院を家族でのんびり観光しました。私はもう何十回見ているか分かりませんが、やはり素晴らしい歴史的建造物です。今年は観光客が少ないので、その荘厳な雰囲気を静かに落ち着いて味わえます。今は車で簡単に来れますが、昔は人里離れた不便な場所だったはず。そこによくこんな立派な修道院を作ったものです。改めて古人の信仰の強さに驚かされました。

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美しい自然に囲まれたハグパット村で田舎の暮らしを垣間見ることができました。

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友人にタバコを巻く機械を見せてもらうアレン

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ギターを持参したので、酔った勢いで弾いて歌いました。

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ハグパット修道院からは素晴らしい景観が望めます。

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世界遺産のハグパット修道院。立派で美しい10世期の修道院です。

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落ちずに端から端まで渡れたら夢が叶うと言われる壁。アレンは10回目ぐらいの挑戦で渡り切りました。

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人が少ないので、内部は静かで神聖な雰囲気に満ちていました。

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礼拝堂に残された壁画。修復によって、鮮やかな色合いが復元されています。

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細かいレリーフやハチュカル(十字架石)も素晴らしい!何度も訪れても感動します。

友人と奥さんとお別れして、夕方にまた養蜂家のゲストハウスに戻りました。夕食を食べていると、激しい雨が降り始めました。いつも貸し切り状態だったゲストハウスですが、その日は一組の若いアルメニア人夫婦も宿泊していました。挨拶すると、初対面なのに、ご主人の方は私のことを知っています。「エッ!どうして?!」と思ったら、なんと二人とも私が働いているIT企業の社員でした。ご主人は、そこで長く勤めているから、私のことを知っていたわけです。

そんな繋がりもあった上に、日本の文化やアニメが大好きな二人とはすぐ打ち解けて、夜遅くまで会話が盛り上がりました。新型コロナの影響で、春から訪問客が全くいない状態が続くゲストハウスにも、少しずつ客足が戻ってきているようで良かったです。ステキな場所ですから、頑張ってこの危機を乗り越えてほしいと思います。その夜も、ミツバチの羽音や振動を感じながら、ぐっすりと眠ることができました。

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ゲストハウスのブランコに仲良く乗るアレンとレオ

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宿泊する小屋の内部。ベッドの下に巣箱が置かれています。

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ベッドの上板を開けるとミツバチ!その羽音や振動は高いヒーリング効果があると言われています。

アルメニア北部を家族旅行 Part 1 

8月になりましたね。真夏に突入したにも関わらず、今年のアルメニアはけっこう涼しいです。乾燥しているから、日が沈んでからは風が少し冷たく感じるほどです。

日本でまた感染者が増えている新型コロナですが、アルメニアは明らかに落ち着いてきました。感染が一定程度広まったことで自然収束しているようです。個人的には、感染症の問題はこのような形で乗り越えるしかないと思っています。現在までの感染者数は39,586人、死者は770人で、回復者数は3万人を超えました。

あと、レバノンの首都ベイルートで大規模な爆発事故が起こりましたね。化学物質が大量に保管されていた倉庫が大爆発を起こし、多くの死傷者が出ています。爆発の瞬間の映像はマジですごかった…イスラエルによる攻撃かという憶測が出ましたが、同国は関与を否定していますが、確かにヒズボラを狙ったものではないし、その可能性は低い気がします。レバノンにはアルメニア系住民も多く住んでいて、彼らにも被害が出ているそうです。

さて、月曜日に3泊4日の家族旅行から無事に帰ってきました。アルメニアの大自然と歴史、そして人との触れ合いを満喫する素晴らしい旅になりました。妻も、「この旅行は本当によかったー!」と満足していましたし、私も旅の終わりに幸せな気持ちで心が一杯でした。

初めて訪れた場所や初めての経験もいろいろあったので、何回かに分けてその旅の思い出をご紹介します。新型コロナの影響で海外渡航が難しいご時世ですから、当ブログを通じて、アルメニアの美しい自然、豊かな歴史や文化、そして温かいホスピタリティを少しでもお伝えできたらと思います。

初日に向かった先はアルメニア北部のロリ地方。今回も元学生のティグランが運転手を務めてくれて、彼の奥さんも同行しました。目的地は6月にも宿泊した養蜂家が経営するゲストハウスですが、途中にある古い修道院にも立ち寄りました。これがどこも見応えがあって感動しました。

まず訪問したのは、アルドゥヴィ修道院。舗装道路などない小さなアルドゥヴィ村にひっそりと建つ素朴な修道院で、その歴史は8世紀まで遡ります。独特の美しいハチュカル(十字架石)が残されています。豊かな大自然に囲まれ、また観光地化されていないから、神聖な雰囲気に包まれた場所で心が落ち着きました。そういうのが大好きな妻は、「次はこの村に泊まりたい!」とまで言っていました。しかし、泊まれるとこなんてあるのかな…

その近くには「蛇のへそ」と呼ばれる場所があり、そこも訪問しました。伝説によると、大蛇がアルドゥヴィ村を襲った際に、当時の大司教が村を守るために7人の修道士を送りましたが、彼らはみな大蛇に殺されてしまいました。そのため、大司教が祈って、大蛇を石に変え、その石からは聖水が流れるようになったそうです。

実際に、一つだけ色の違う石の層がくねくね曲がっていて、まるで蛇のような形をしています。そして、そのおへそ辺りの場所から聖水と信じられている湧き水が流れ出ています。偶然に生まれた自然の造形でしょうけど、そういう伝説が生まれるのも納得の光景でした。けっこう道が悪かったですが、アレンは頑張って歩いて聖水を汲んできました。たくましくなったなあ。

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のどかな田舎に建つアルドゥヴィ修道院。静かで落ち着いた雰囲気がよかったです。

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美しく独特のハチュカル(十字架石)が残されています。

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くねくねと曲がって蛇みたいに見える岩。伝説が生まれるのも分かります。

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そのちょうどおへそ辺りから聖水が流れ出ています。アレンが頑張って水を汲みました。

その後、すぐ近くにあるホロマイル修道院を訪問しました。7世紀に基礎が作られた古い教会で、切り立った崖っぷちに建っていて、その裏にまわると、深い谷底を見下ろす風光明媚な場所に出ます。雄大な渓谷の風景には、思わず息を呑みます。足がすくんでしまうような場所ですが、ずっと留まって眺めていたくなります。

その渓谷の下を覗いてみると、なんと、その断崖絶壁にへばり付くように建つ小さな教会があります。この景観を一度は見たいと思っていました。実際に見ていると、やっぱりすごい!どうやって、そしてなぜあんな険しい場所に…と不思議で仕方ありません。古人たちが信仰によって作り上げた芸術に感動しました。

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崖っぷちに建つホロマイル修道院。ここも美しい自然の中にひっそりとあります。

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修道院の裏には、こんな壮大な風景が広がっています。ここは本当に素晴らしかった!

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その断崖絶壁の中腹に教会が…見えますか?

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アップで撮った写真。こんな険しい場所になぜ?どうやって??とにかく見応えありました。

そして、修道院の観光を終えてから、宿泊先のゲストハウスに向かいました。私たちの再訪問に、オーナー家族もみんな喜んでくれました。奥さんの食事もやっぱり美味しいし、ハチミツから作られた特製ワインも最高!空気も澄んでいて気持ちいい!夜は、ミツバチの羽音や振動を感じながらゆっくり眠ることができました。とにかく、旅行初日から充実の一日でした。

翌日はお目当てのハチミツの収穫を見学させてもらったんですが、それについてはまた次回の記事でご紹介したいと思います。

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養蜂家の家族が経営するゲストハウスに到着。子供たちは早速ブランコや砂場で楽しそうに遊び始めました。

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ハチミツから作る特製ワインも美味しい!そして、山の澄んだ空気も美味しい!

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みんなで夕食。奥さんが作る食事も本当に美味しい!楽しい旅の初日でした。

アルメニア北部の大自然を満喫! 

毎日いい天気が続いていて、日中の気温が30℃を超える日もあります。ただ、今は屋外でもマスク着用が義務付けられているから、さらに暑く感じます。幸いアルメニアは乾燥しているから、日本よりマシでしょうけどね。

さて、新型コロナですが、現在までのアルメニアの感染者数は14,103人、死者数は227人となっています。感染者数で韓国を追い抜き、日本にも迫る勢い…というか、恐らく来週には日本を追い抜くでしょう。今月中にピークを迎えて減少傾向に入ったとしても、2万人前後になると予想しています。

こう書くと、また読者の恐怖心を煽ってしまいそうですが、私自身はあまり不安になったりしていません。長期的に考えると、遅かれ早かれ社会の一定割合が感染することは避けられませんから、過剰に怖がってストレスを溜めたり、屋内に閉じこもったりするのは、逆に健康には悪影響です。

ということで、先週末は遠出して、アルメニア北部の大自然を家族と満喫してきました。元学生のティグランがドライバーを務め、また彼の奥さんも参加したので、計6人の国内旅行となりました。ちなみに、車内でもマスク着用が義務付けられているため、大人はみんな付けていました。少し息苦しいけど、もし警察の取り締まりに遭ったら、一人約20ドルの罰金です。

まず向かったのは、ロリ地方にあるデンドロパークという自然公園。エレバンから車で3時間ほどのステパナバンという町近くに位置しています。ソ連時代にポーランド人が山の中に創立した公園で、様々な植物が植えられています。特に有名なのは松林で、5月末から6月初めにかけて大量に飛ぶその花粉が体にとてもいいと言われています。

平日の金曜日だったせいか、人出も多くなくて静かだったし、よく整備された公園内は歩きやすくて、気持ちよく散策できました。花粉やマイナスイオンをたっぷり吸ってリフレッシュできたように思います。ちなみに私はその公園に行ったのは初めてでしたが、とても気に入りました。

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道中の美しい景色。向こうに見える山は、アルメニア最高峰のアラガツ山(4090m)。

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緑豊かなデンドロパークはよく整備されていて、気持ちよく散策できました。

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多種多様の植物が植えられていて、空気も美味しかったです。

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公園の近くでアレンは馬にも乗りました。


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公園のある地域には深い渓谷があって、移動中は雄大な景色を楽しめました。

デンドロパークを出発して、雄大な景色を眺めながら、宿泊先のアラベルディという町に向かいました。泊まったのは、その町の郊外にある、妻の知り合いの養蜂家が経営するゲストハウス。静かで眺めのいい山の中にあり、なんとベッドの下にミツバチの巣箱が置かれていて、ミツバチの羽音やその振動を感じながら寝ることができるのです

今回はそこに二泊しましたが、少し不便はあるものの、ロケーションが素晴らしいし、経営者の家族もみんな親切だし、ミツバチの生態などをいろいろ知ることもできて、とても楽しい滞在となりました。奥さんが作る食事も、自家製の濃厚なハチミツも美味しかったのですが、特に気に入ったのはハチミツで作ったワイン!妻もすごく気に入ったので、お土産に一本買って帰りました。

豊かな自然の中で過ごし、また高いヒーリング効果があると言われるミツバチの羽音を感じながら寝たおかげで、心も体も元気になった気がします。山の中を散策したり、ブランコで遊んだりして、子供たちもすごく気に入ったようなので、また今夏中に泊まりに行きたいと思っています。

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移動中に雨が少し降ったので、ゲストハウスに着くと美しい虹がかかっていました。

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ゲストハウスからの景色は最高!写真の小屋が宿泊する場所です。

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ちょっと狭いですが、その小屋の窓からも雄大な景色が広がっています。

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ベッドの下を開けてみると…本当にミツバチの巣箱が!羽音の振動を感じながら寝ることができるのです。

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奥さんが作る食事もとても美味しかったです。

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自家製のハチミツも美味しかったですが、特に気に入ったのはハチミツから作るワイン!美味しくてハマる味でした。

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ミツバチの羽音のおかげで、子供たちも熟睡できたようです。

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ベッドの下に通じる穴からミツバチが出入りしていました。

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ブランコもあって、息子たちが楽しく遊んでいました。

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みんなで防護服を着て、ミツバチの生態についてのレクチャーを受けました。

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巣箱の中を見せてもらいながら、興味深い話をいろいろ聞くことができました。健気に働くハチが可愛らしかったです。

二日目は、そのゲストハウスと同じ地域にあり、世界遺産にも登録されているサナヒン修道院とハグパット修道院を訪問しました。どちらも立地も雰囲気も建築も素晴らしくて、いつ訪れても感動します。ちなみに、修道院近くの土産物売りのおばさんたちが、私を見て大喜びしていました。というのも、新型コロナの影響で今年は全く外国人観光客が来ておらず、観光に携わる地元の人たちは大打撃を受けているからです…

ハグパット修道院のある村には、私の20年来の友人が住んでいるので、彼の家にも遊びに行きました。もちろん時期が時期ですから、「もしウイルスのことが心配なら遠慮せず断ってね」と事前に伝えると、「何も気にせずに会いに来い!」と即答。なので、半年ぶりの再会を果たしました。彼には今年のお正月にも会っています。その時のことについては、過去の記事をご覧ください(こちら)

友人と奥さんは私たちとの再会をすごく喜んでくれて、お酒を飲みながら楽しく食事をしました。その時にも新型コロナのことが話題になりましたが、友人曰く、昨年12月頃に彼が住む地域で風邪や肺炎にかかる人が不思議と多かったそうです。友人含め、ほんとんどの人は軽症だったため、大して問題にならなかったみたいですが、「あの頃からウイルスはアルメニアで流行していただろう…」とのことで、その可能性は十分あると私も思います。とにかく、友人と奥さんも元気そうで良かったです。

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静かな林の中に建つサナヒン修道院。7年前に私の母と訪問して以来でした。

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神聖な雰囲気に満ちた教会で、私も妻も大好きな場所です。

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その教会内で3歳のレオがとったアレンの写真!偶然でしょうけど、プロ並みのすごい写真!

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ハグパット修道院にも行きました。この村には友人がいるから、何回も来たことがあります。

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ここも世界遺産に登録されていて、とても美しく雰囲気のいい教会です。

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教会のあるハグパット村からの景色も素晴らしい!

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その村に住む20年来の友人と奥さんに会いました。いつも温かく迎えてくれます。また今夏に遊びに来たいですね。

エレバンに戻る最終日は、アパランという町近くにあるアルメニア文字のモニュメントに立ち寄りました。聖人メスロプ・マシュトツによるアルメニア文字発明1600周年を記念して2005年に建てられたものだそうです。日曜だったこともあり、アルメニア人がけっこう来ていましたね。アレンの頭文字のA、レオの頭文字のLのモニュメントで写真を撮りました。

そこからエレバンまでの帰り道では、ずっとアララト山の美しい姿を見ることができました。アララト山の雄姿を見ると、なぜかホッとします。天気に恵まれ、素敵な出会いと再会にも恵まれて、とても素晴らしい旅行になりました。そして、澄んだ空気と美しい大自然を満喫して、最高のリフレッシュになった気がします。妻と子供たちも楽しい時間を過ごせたみたいなので、また来月にも泊まりがけで地方に出かけたいと思います。

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最終日は、ゲストハウスからさらに山の上にあるお花畑に立ち寄りました。広々として気持ち良かった。

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エレバンへの帰途も、アラガツ山の雄姿を眺めることができました。

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アパランのアルメニア文字のモニュメント。向こうにアララト山がきれいに見えています。

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息子たちは、自分の名前の頭文字と一緒に記念撮影。アレンはA!

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レオはLの文字!とても楽しく、いい息抜きになった3日間の旅行でした。