二泊三日のアルメニア南部旅行(3/3) 

天気予報によると、今週はかなり暑くなるみたいなので、アレンとレオは散髪しました。ショッピングモール内の床屋だったので、その後はキッズスペースで遊ばせました。偶然そこで、友人のルザンさんとご家族に出くわしました。

そういえば、もうすぐ東京五輪が始まりますね。首都圏の無観客開催が決まったことに加え、バッハIOC会長が日本人を中国人と言い間違えたり、音楽を担当しているミュージシャンの過去のいじめ発言が問題になったり、選手村からもコロナ陽性者が出たりと、開催直前にさらにムードを盛り下げるようなことばかり起こっています。ここまで盛り上がらない五輪大会はかつてなかったかも…

私は昔から五輪に全く関心がない人間ですけど、ここまで来たら、せめて観客を入れて少しでも華やかに行ってほしいものです。ウィンブルドンもユーロカップも普通に開催されていたし、コロナとは共存するしかないんですから、完全にバランスを失ってしまった世界の価値観を変えるきっかけになるよう、出来るだけノーマルな形で開催すべきだと思います。

先週金曜は、日本人ピアニストの五月女慧さんも演奏するコンサートに、妻と友人夫婦と行ってきました。他にアルメニア、フランス、ベルギーからのピアニスト、そしてオーケストラと共にクラシックの名曲が次々と演奏され、とても聴き応えがありました。アンコールでは4人連弾が披露されて、聴衆から盛大なスタンディングオベーションが送られました。ちなみに、アルメニアではコンサートやライブなども普通に行われていて、ほとんど誰もマスクなどしていません。素晴らしい!

あと、土曜は二人の日本人がアルメニアに到着しました。一人は2年前にも訪問したことがあり、今回はフィリピンから飛んできました。もう一人は日本からで、アルメニア初訪問。二人とも、コロナがないかの如くのアルメニアの状況に驚いていました。フィリピンは厳しいロックダウンが1年以上も続いているし、日本は社会の同調圧力が強いみたいで、どちらも私には息苦しそうでした。いろいろ不便はあっても、アルメニアに住んでいて良かったと思います。

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アレンはキッズスペースで汗だくになって遊んでいました。

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レオも妻とゴーカートに乗って楽しそうでした。

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日本人を含む4人のピアニストが演奏するコンサートに行ってきました。素晴らしかったです!

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アンコールでは4人の連弾が披露されて、聴衆から拍手喝采が送られました。

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またアルメニアに訪問客が来てくれました!すっかりノーマルな社会になっているアルメニアでのびのび楽しんでください!

さて、先週末に二泊三日で行ってきたアルメニア南部旅行の最終日についてご紹介します。イェへギス村のホテルに泊まりましたが、朝食を取るために外のテラスに出ると、目の前に険しい岩山が迫る雄大な景色が広がりました。こんな絶景を見ながら朝食を食べれるなんて贅沢な空間です。そのホテルは夕食も朝食も美味しかったです。犬や猫がいて、子供たちも楽しく過ごせるし、またゆっくりと滞在したいと思える場所でした。

ホテルを出て向かったのは、避暑地また保養温泉地として有名なジェルムークの街。今年2月に、私は片岡さんとティグランと一緒に訪問したことがありますが、妻と子供たち、そして友人夫婦は初訪問。2月に行った時は途中の山道は雪で覆われた銀世界で、それもとても美しかったです。真夏の今回は、緑が多くてまた違った美しさでした。

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こんな絶景を眺めながら朝食!なんという贅沢!

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ホテル周辺の自然は素晴らしく、写真にような雄大な景色が続きます。

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ジェルムーク近くの貯水池。やっぱり南部の自然は美しい!

ジェルムークは、ミネラルウォーターのブランドとしても有名で、町の入り口には大きな工場があります。その工場の脇の道を下りて、「人魚の髪」と呼ばれる有名な滝に向かいました。水がいくつもの白い線となって流れ落ちる美しい滝は、たしかに女性の髪の毛のようで、妻と友人夫婦はその光景に感動していました。周りの険しい岩山の風景も圧倒的で素晴らしい!

その後は、街中心部にあるミネラルウォーターギャラリーという場所に行きました。ここは天然の湧き水が出ていて、自由に飲むことができます。立派な石造りの建物の壁の5箇所から湧き水が流れ出ています。全て水源や温度が異なるらしく、「この水は目にいい」とか「この水は心臓にいい」と効能も違うそうです。ただ、温かくて少し塩っぱいので、冷たく澄んだ湧き水を想像して飲むとビックリします。なのに、好き嫌いの激しいアレンが美味しそうに飲んでいて意外でしたね。

そのミネラルウォーターギャラリーの前には貯水池があって、多くのアルメニア人やロシア人の観光客が散策したり、ベンチに座ってくつろいだりしていました。やはり冬の時より人が多い気がします。しかし、美しい自然に囲まれて落ち着いた雰囲気があって、やはりジェルムークはいい所だなと思いました。山の上に天然の温泉があるので、今度はそこにも足を伸ばしたいですね。

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「人魚の髪」と呼ばれる美しい滝。ジェルムークの有名な観光名所です。

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その絶景の前でみんなで記念撮影!

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滝の中にある岩に家族で登ってみました。水は冷たくて澄んでいます。

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5種類の湧き水を自由に飲めるミネラルウォーターギャラリー

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その前には美しい貯水池があって、のんびりできます。

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標高が高いから涼しく、落ち着いた雰囲気のジェルムークの街

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ダーツゲームをするアレン。2つ風船を割りました。レオも挑戦したら、一発目で風船を割ってビックリ!

そのジェルムークからエレバンに戻る途中、ワインの産地として有名なアレニ村に立ち寄り、歴史的な大発見のあった洞窟に入りました。この洞窟内からは、なんと約5500年前の世界最古の革靴と、約6100年前のワイナリーが見つかったのです!気が遠くなるほど昔の人類の生活を知る上で重要な発見と言われています。やはりアルメニアの歴史はすごい!

洞窟の後、チバという村を訪問し、ゲストハウスを経営している友人家族の家で食事をご馳走になりました。片岡さんと懇意にしている家族で、私は今年2月にも会っていますが、妻と子供たちは3年ぶりの再会。ご夫婦は、大きくなったアレンとレオの姿に目を細めていました。

そして、私たちとの再会、そして友人夫婦という新たなゲストの訪問を心から喜んでくれました。畑で取れた野菜や果物、自家製のワインやウォッカをたらふくご馳走になり、話にも花が咲いて、とても楽しい時間を過ごすことができました。三日間の旅の最後にふさわしい心温まるひと時となりました。そのご家族のゲストハウスには、また夏の間に家族と泊まりに来たいと思います。

チバ村からエレバンに戻ると、夕暮れ時の美しいアララト山のシルエットが見えました。移動距離も長く、子供連れだと疲れましたが、美しく雄大な自然と悠久の歴史が刻まれた文化遺産、そしてアルメニア人の優しさに触れることができた旅となりました。その素晴らしい時間や思い出を友人夫婦と共有できて良かったです。

今回の旅の記録は3つの記事に渡るほど長くなってしまいましたが、当ブログを通してアルメニアの魅力が少しでも伝わればと思います。そして、コロナ禍で息苦しい社会になっている中でも、この世界は変わらず美しいこと、その美しさを見て感じて、幸せに生きる自由とチャンスがあることを知ってほしいと思います。

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世界最古の革靴やワイナリーが発見された洞窟

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ワインを醸造していた壺や埋葬に使われていた瓶などが残っています。この辺りがワインの発祥地とされる証拠ですね。

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チバ村の友人家族と楽しい時間を過ごしました。嬉しい再会!ワインもウォッカも美味しくて飲みすぎました。

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エレバンに近づくと、美しいアララト山のシルエットが迎えてくれました。ただいま!

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途中、コウノトリの巣を見学しました。アルメニアはコウノトリの貴重な生息地なんです。本当に楽しい3日間でした!

二泊三日のアルメニア南部旅行(2/3) 

天候が不安定で、夕方以降に雨が降ったりします。お陰で朝晩は涼しくて過ごしやすいです。でも、天気予報によると、来週はまた40℃前後の暑さになるそうです…

一昨日、アゼルバイジャンの飛地ナヒチェバンとの国境で銃撃戦が発生し、アルメニア人兵士一人が死亡するという事件がありました。アゼルバイジャン側にも被害が出たようで、今日も同地域で銃撃戦があったらしいです。ナヒチェバンは、カラバフと違って両国の間で領有権をめぐる争いはない地域なので、この事件には驚きました。まだまだ対立が根深いことを痛感します。

アルメニア政府は、エア・アラビア航空と共同出資して、国営航空会社を設立するそうです。すでに双方は合意書に署名し、新たに設立される航空会社の名前は公募によって決定するとのこと。国営航空が運行するようになれば、アルメニアから他国へ安く飛べるようになるだろうと期待されています。コロナで停止していた欧州の格安航空も徐々に運行を再開しています。

さて、先週末のアルメニア南部旅行の2日目についてご紹介したいと思います。切り立った渓谷の崖っぷちに建つホテルに宿泊し、朝起きるとベランダからは素晴らしい景観が広がっていました。朝食を食べる所からも、その絶景を眺めることができます。なんという贅沢!ここのホテルには、また今度ゆっくりしに来たいですね。

そのホテルのすぐ近くの断崖絶壁に展望台があるので、そこにも寄ってみましたが、険しい山々と渓谷が作り出すダイナミックな景色を満喫できました。まさに息を呑むような大自然!遠くには目的地のタテヴ修道院も見えて、改めてすごい場所に建っていることが分かります。天気にも恵まれて、朝からテンションが上がりました。

九十九折の車道で谷底まで下りて、そこからまた九十九折の道で上がっていきます。道路は整備されているので、ホテルから15分ほどでタテヴ村に到着しました。まず修道院が最も美しく見える高台まで車で行きました。以前はダートだったのに、そこへ向かう道もきれいに舗装されていてビックリ!でも、ドライバーによると、1ヶ月前に舗装されたばかりだそうです。

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朝起きると、ベランダからいきなりこの絶景!すごい!

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こんな崖っぷちに建っているホテルですからね。よく建てたなー

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朝食を食べた所からも雄大な景色を望めます。子供たちは景色より携帯のゲームに夢中…

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ホテルのすぐ先に、こんな断崖絶壁に建つ天文台が!ちゃんと道があって見た目よりずっと行きやすいです。

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そこからの景色もすごかった!ハァ〜と思わずため息が出てしまいます。

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写真では分かりにくいかもしれませんが、遠くにはタテヴ修道院も見えます。

高台に着いてみると、キャンプをやっている人がけっこういました。そこから見るタテヴ修道院の姿は本当に素晴らしいから、そのまま滞在したくなるのも分かります。私たち家族、そして友人夫婦とも、ハァ〜とため息をつきながら眺めていました。アルメニアで最も美しいと言われるのも納得の景色。よくこんな険しい場所に造ったものです。私は4回目の訪問でしたが、深い感動を覚えました。

その後、修道院の敷地内に向かうと、地元の子供たちがずぶ濡れになって水を掛け合っていました。というのも、その日はヴァルダヴァルという水かけ祭だったんです。携帯を持って観光している時に水をかけられたら困るので、軽く腕を濡らすようお願いしました。私みたいなアジア人がアルメニア語で話すのに驚きながらも、腕に少し水をかけてくれました。その祭の日に水をかけられると厄災が消えると言われていますからね。その水かけ祭のお祝いで、修道院では食事が振舞われたり、民族衣装を着た合唱団が歌ったりしていました。

タテヴ修道院は、やはり素晴らしかったです。美しいレリーフが施された荘厳な建物、神聖な雰囲気に満ちた教会内部、そして周囲の雄大な自然、とにかく何度訪れても見惚れてしまいます。友人夫婦の奥さんも、これまで訪れたアルメニアの教会の中で一番よかったと言っていました。エレバンから離れているけど、連れて来た甲斐がありました。

ゆっくりと観光してから、帰りはロープウェイに乗りました。全長5.7kmのギネスにも認定されている世界最長のロープウェイです。子供たちはそれを楽しみにしていたので、「今からロープウェイに乗るぞ!」と言うと大喜びしていました。乗り場に行くと、ちょうど10分後に出るとのこと。チケットを買って乗りました。動き出すとすぐに眼下に素晴らしい渓谷の景色が広がります。高所恐怖症の人は乗るのは無理かもしれませんが、息を呑むようなダイナミックな景色を10分間楽しめます。

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アルメニアで最も美しいと言われるタテヴ修道院の絶景。こんな険しい場所に立派な教会をどうやって建てたのかと驚きます。

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みんなで絶景を満喫しました。水かけ祭だったから、子供たちは水鉄砲で遊んでいました。

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9世紀に基礎が作られた聖パウロ・ペトロ大聖堂。とても荘厳な建物です。

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地震予測や敵の侵略を知らせるのために建てられたと言われる石柱も残っています。

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水かけ祭のお祝いで、合唱団が歌っていました。元々は古代宗教の祭ですが、今はキリスト教の祭となっています。

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断崖絶壁に建っているから、教会からも雄大な景色を眺めることができます。

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広い教会内部にはたくさんロウソクが灯されて、神聖な雰囲気に満ちています。有名な神父も来ていました。

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私たちもロウソクを灯してお祈りしました。

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子供たちが楽しみにしていた世界最長のロープウェイに乗りました。

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ロープウェイからは九十九折の車道が見えます。行きはこの道で移動しました。

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絶景を楽しめるこのロープウェイも、今では有名な観光名所となっています。

待っていた車に乗って、次は世界最古の天文台カラフンジュに向かいました。ゾラツ・カレルとも呼ばれる場所で、何もない荒野に人工的に石が並べられていて、その石には様々な角度で穴が穿たれています。古代人がその穴から天体観測していたのではないかと言われており、なんと約7500年も前に遡る遺跡。あのイギリスのストーンヘンジより3500年も古い世界最古の天文台なんです!ただ、これは墓地だという説を唱える専門家もいます。

着いた時にはちょうど誰もいなくて、静かにその遺跡を観光することができました。開けた荒野にあるから、強い風が吹いていました。でも、風の音しか聞こえない中で、その不思議な光景を見ていると、古代へのロマンを一層強く感じます。妻は、自然に心が落ち着くのか、お気に入りの場所のようです。古代人が一体何のために作ったのか、まだ謎に包まれた場所ですが、気が遠くなるほど古いものであることは確か。やっぱりアルメニアの歴史はすごい!

その後は宿泊先のホテルに向かいました。イェへギスという小さな村にあるホテルで、すぐ目の前に険しい岩山がそそりたっていて、写真を見た妻が前から泊まってみたいと言っていた所。ホテルに近づくにつれて、周りの自然が圧倒されるほど険しくなっていきます。私もその地域に行くのは初めてで、車からその光景に見惚れていました。アルメニアって知れば知るほど奥が深い!

到着したホテルは、まさに写真どおりのすごい立地でした。目の前に立つ岩山は少し夕日に染まっていて、とても美しかったです。それを眺めながらビールを飲んだり、ギターを弾いたりして贅沢な時間を過ごしました。犬や猫が飼われていて、子供たちも楽しそうに過ごしていました。ホテルの夕食も、そして地元のワインもとても美味しかったです。

その日もたくさん観光して、移動距離も長かったし、やはり子供連れだと疲れましたが、天気にも恵まれて、感動に満ちた充実の1日となりました。旅行最終日のことについては、また次回の記事でご紹介したいと思います。

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世界最古の天文台と言われるカラフンジュ。荒野に石が並んでいます。

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明らかに人工的に並べられた石。古代へのロマンが掻き立てられる光景です。

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一部の石には穴が穿かれていて、ここから天体観測したと言われています。

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2日目のホテルの前には巨大な岩山がそそり立ち、圧倒的な景色が迫ってきます。夕日に染まって美しい!

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アレンとレオが、その絶景の前でボール遊び。自然豊かな場所で落ち着きます。

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そして、その絶景をバックにビール!今日も楽しかった!お疲れさま!

二泊三日のアルメニア南部旅行(1/3) 

一昨日の夜、二泊三日でアルメニア南部を周る旅行から戻ってきました。移動距離が長かったのと、いつものごとく子供連れだと疲れました。今日も少し体がだるい…でも、とても楽しく素晴らしい旅行となりました。

そういえば、先日はサッカー欧州選手権の決勝が行われ、イタリアがイングランドを破って優勝しましたね。スタジアムは両国のサポーターで埋め尽くされ、誰もマスクなどせず一喜一憂していました。PCR検査の陰性証明書の提示などのルールはあったと思いますが、まるでコロナなどないかのような盛り上がり。素晴らしい!それに対してWHOは苦言を呈しましたが、五輪開催の是非については沈黙していたくせにと、その矛盾に呆れます。

あと、旅行からエレバンに帰ってくると、やたらイラン人が多いような…と思ったら、無料でワクチンを受ける目的で来ている人が一気に増えたとのこと。実際にモバイルのワクチン接種所は、イラン人の長蛇の列ができているそうです。アルメニア人は受けようとしない人が多いですからね。

でも、高齢者や医療従事者などリスクが高い人はともかく、50歳未満の健康な人は基本的に自主性に任せればいいと思います。感染力が数倍強いと言われるデルタ株の感染拡大が懸念されていますが、ウイルスは常に変異するし、感染力が強いと毒性は弱まるのが自然の摂理。すでに人間界に定着したウイルスですから、社会を破壊する無意味なイタチごっこはもうやめにしてほしいと思います。

では、本題に移って、楽しかった旅行のことをご紹介します。先週の土曜の朝に出発して、まずホルヴィラップ修道院に向かいました。当ブログのカバー写真になっている場所で、トルコ国境からはたった8kmしか離れていないので、アララト山が間近にそびえています。残念ながら、その日アララト山は雲に隠れてあまり見えませんでしたが、4世紀にアルメニアにキリスト教を広めた聖人グリゴールが13年間も幽閉されていた地下牢に入ったり、丘から美しい周辺の景色を楽しむことができました。

ちなみに、フィリピンから来ている友人夫婦のご主人は、3年前に訪問したことがあるのですが、前日の晩にお酒を飲みすぎて(というより飲まされすぎて)、ひどい二日酔いだったため、修道院のある丘の上まで登ることができなかったという苦い思い出があります。今回は無事に観光ができて嬉しそうでした。

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現在の修道院は17世紀に建てられたものですが、この場所の歴史は4世紀まで遡り、アルメニアの聖地の一つとなっています。

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聖人グリゴールが幽閉されていた地下牢にも下りました。垂直の梯子しかないので、けっこう怖い。ホルヴィラップは「深い穴」という意味で、この地下牢から名付けられました。

次に向かったのは、ノラバンク修道院。ワインの産地で有名なアレニ村を通り、切り立った崖に囲まれた道を抜けると、断崖絶壁に建つノラバンク修道院が見えてきました。13世紀に建てられた歴史ある建築物で、地震によって回廊などが倒壊しましたが、モミクという有名な建築家によって再建されました。アルメニアの秘宝と呼ばれる美しい修道院です。

周囲の雄大な自然、そして精緻なレリーフが残された建物はまさに秘宝!ここは何度も訪れたことがあり、ご主人も来たことがありますが、来るたびに感動します。修道院正面の壁面に二階へ通じる階段があり、すごく細くて急で危ないのですが、今回はアレンもレオも無事に上がることができました。上がる時より下りる時の方が見ていてかなりヒヤヒヤしましたが…週末ということもあり、ホルヴィラップもノラバンクも多くの観光客で賑わっていました。

ノラバンク修道院を後にしてから、洞窟を利用して作られたユニークなレストランで食事しました。洞窟の中はひんやりと涼しくて、周囲には澄んだ水が流れる小川もあります。雰囲気もよかったし、料理も美味しかったです。ここは私も妻も初めてでしたが、ノラバンク修道院などを観光する際におすすめのレストランです。

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ワインの産地で有名なアレニ村で、自家製ワインとウォッカを買いました。

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アルメニアの秘宝、ノラバンク修道院。険しい岩山に囲まれた崖の上の立つ美しい教会です。

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ここは本当に素晴らしい!何回来ても感動します。

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家族でロウソクを灯して、健康と幸せ、そして平和を祈りました。

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アレンと一緒に危ない階段で二階に上がりました。下りる時の方が怖い!

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レオも妻と一緒に上がりました。ヒヤヒヤしながら見ていました。

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洞窟レストランで昼食!雰囲気もよくて、BBQも美味しかったです。

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レストランの前を流れる清流に足をつけて涼むアレンと妻。気持ちよさそうにしていました。

それから車でさらに南へ走って、アルメニア南部の中心都市ゴリスに向かいました。その道中の景色は本当に素晴らしかったです。アルメニア南部の自然はダイナミックで変化に富み、見ていて全く飽きません。途中、標高2400mの峠を越える時に少し休憩しましたが、頭が痛くなるほど風が冷たかったです。

そこから1時間ほどでゴリスに着きましたが、目的はその先にあるフンゾレスクという場所。トルコのカッパドキアに似た奇岩風景が広がる場所で、そこには1950年代まで人が住んでいたという洞窟住居がたくさん残っています。そして、深い渓谷にかかる長い吊り橋が観光のメインです。吊り橋までは木で作られた急な階段を下りるのですが、すでにそこからの景色が素晴らしい!初めて訪れた友人夫婦や子供たちも驚いていました。

吊り橋は足がすくむような深い渓谷にあり、歩くとけっこう揺れてスリリング。子供たちは全然平気みたいで、時々走ったりするから困りました。すごく怖がっているアルメニア人もいますからね。その吊り橋からも奇岩と緑豊かな渓谷の景色を楽しめます。深い森の中には廃墟と化した教会が見え、橋を渡ってからそこにも行ってみました。ちゃんとロウソクが灯されて、神聖な空気に満ちていました。教会にいた地元の男性が、子供たちをロバに乗せてくれました。

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道中は、アルメニア南部の雄大な自然を満喫しました。

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標高の高い峠の景色もすごかったけど寒かった…

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その峠の先にある美しい貯水池。息を呑むような風景が続きます。

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フンゾレスク渓谷。木製の急な階段を下って吊り橋に向かいます。また上るのが大変だけど…

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その階段からの眺めも素晴らしい!

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深い深い渓谷にかかる吊り橋。足がすくむような深い谷に掛かっています。

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高所恐怖症の人は無理でしょうね…

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橋からは素晴らしい景観を楽しめます。森の中に教会が見えます。

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廃墟と化した教会も、中ではロウソクが灯されて祈りが捧げられていました。

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教会のいた村人が、子供たちをロバに乗せてくれました。

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レオも乗りましたが、けっこう様になっています。

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20世紀半ばまで人が暮らしていたという洞窟住居跡

初日の観光はそれで終わりで、宿泊するホテルに向かいました。そこは深い渓谷の崖っぷちに建っていて、ラッキーなことに眺めのいいコテージを予約することができました。到着した時には暗くなっていましたが、翌日の朝には素晴らしい景観を楽しめそうでした。人気のあるホテルだからか、アルメニア人やロシア人など多くの宿泊客で賑わっていました。

ホテルのレストランで頼んだワインが美味しくて、けっこう飲んでしまいましたが、夜遅くまで楽しい時間を過ごすことができました。隣の席にいた女の子が人懐こくて、アレンとレオとブランコに乗ったり仲良く遊んでいました。会ってすぐ打ち解けるのは子供のすごいところ!とても可愛らしかったです。

とにかく初日からアルメニア南部の大自然を満喫して、友人夫婦も喜んでくれました。翌日は、旅のハイライトのタテヴ修道院を訪問します。すでに記事が長くなってしまったので、旅行二日目については、また次回の記事でご紹介します。

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ホテルのレストランにいた女の子と仲良くブランコに乗るアレンとレオ

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疲れてぐっすりと眠るアレンとレオ。いい夢を見てるかなー

一泊二日のディリジャン旅行(後編)  

7月になりました。今年も後半に入ったことになります。この半年は、友人たちが続け様に訪問したのと、新しい仕事で忙しくしていたこともあり、本当にあっという間だった気がします。そういえば、レオも今月からアレンと同じサマースクールに通っています。アレンと並んで勉強したりするのが嬉しく仕方ないみたいです。

エレバンは少し気温が下がって、朝晩は過ごしやすい気候です。日中も先週ほどの暑さではありません。一昨日の夜は、フィリピンから来ている友人夫婦とクラシックコンサートに行ったのですが、終わって外に出ると、けっこう涼しかったです。ちなみに、そのコンサートの指揮者は、韓国人のJune Sung Park氏。5年前のアラム・ハチャトゥリアン国際コンクールの指揮部門の優勝者です。本当に素晴らしい指揮で、とても聞き応えがありました。

昨日は、飼っていたおたまじゃくしを公園の池に逃してあげました。懇意にしているご家族の方から2ヶ月前に分けてもらったおたまじゃくしが大きくなり、自然に戻すことにしたのです。3匹ほどは手足が生えてカエルになりかけていました。一番カエルらしい姿の1匹は、ピョン!と勢いよく池に飛び込んでいきました。みんな元気に大きくなってくれたらいいんですけどね。

あと、今週日曜はエレバンで日本語能力検定試験(JLPT)が実施される予定で、私と妻も試験官を務めます。通常は毎年12月に行われるのですが、昨年はコロナで中止になったため、今年の7月になったのです。私の教え子たちも頑張ってほしいと思います。

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幼稚園も夏休みに入ったため、今月から兄弟でサマースクールに通っています。お金がかかるけど、二人とも楽しそうに通っているから良かったです。

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ヒカリセンターから借りた漫画を一生懸命読むアレンとレオ。アレンは「寄生獣」で、レオは「ドラえもん」

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韓国人指揮者によるコンサート。プロコフィエフのバレエ曲「ロミオとジュリエット」が演奏されました。素晴らしかった!

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大きく育ってカエルになりかけているおたまじゃくし。手足が生えてカエルの姿に変わっていく様子は興味深かったです。

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おたまじゃくしをくれたご家族と会って、公園の池に逃してやりました。みんな元気にカエルになってほしいです。

さて、今日は先週末のディリジャン旅行の後半をご紹介します。エレバンは暑さが少し和らいだとはいえ、やはりディリジャンの方が涼しくて快適でした。当然その代わり冬の寒さは厳しいでしょうけど、また夏の間に行ってみたいですね。あと、紅葉が美しいので、秋にも行ってみたいです。

ホテルで朝食を取ってから、チェックアウトして観光に出かけました。ちなみに、泊まったホテルは雰囲気もよかったし、朝食もすごく美味しかったです。まず向かったのは、ハガルツィン修道院。11~13世紀に建てられもので、深い山奥にあることから、「森の修道院」とも呼ばれています。

とはいえ、今は車で簡単に来られる上に、観光地として人気が高いため、私たちが行った時もアルメニア人ツアー客で賑わっていました。昔は静かな場所だったんですけどね…大きな聖堂と僧院、食堂から成っていて、僧院は有名な建築家ミナスによって建てられたそうです。どの建物も保存状態がよく、とても見応えがあります。

次に向かったのは、ゴシュ修道院。ここも、ハガルツィン修道院と共にツアーで周ることが多いので、地元の観光客で賑わっていました。昔の静かで落ち着いた雰囲気とは大違いで、ちょっと残念に感じますが、このご時世に国内ツーリズムが盛り上がっているのは歓迎すべきことです。

ゴシュ修道院の見所は、芸術的なハチュカル!ハチュカルとは、アルメニア正教独特の十字架が彫られた石碑で、ゴシャ修道院には、アルメニアで最も美しいと言われるハチュカルがあります。13世紀にポゴスという有名な彫刻家が作ったもので、「刺繍のハチュカル」とも呼ばれています。石とは思えないほど刺繍のような細かい彫刻が全体に施されていて、見惚れてしまいます。

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山深い森の中に建つハガルツィン修道院。秋は紅葉がきれいだそうです。

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週末ということもあり、観光客が多かったけど、とても美しい教会です。

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窓から差し込む光も美しく、内部は神聖な雰囲気に満ちていました。

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ゴシュ修道院。ゴシュ村にある教会で、ハガルツィン修道院とセットで訪れることが多いです。

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ゴシュ修道院で有名なのは、刺繍のハチュカル!信仰が生み出した芸術作品ですね。

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アルメニア人観光客たちにせがまれて、一緒に写真を撮る友人夫婦。アジア人がまだ珍しいんでしょうね。

少し天気が崩れてきたので、雨宿りも兼ねて、ディリジャンの街のレストランで昼食を食べました。エレバン中心部にありそうなオシャレなレストランで、ワインとコーンスープ、そしてアリシュタというアルメニアの麺を使った料理は絶品でした。幸い食事が食べ終わる頃には、雨も止んで青空が広がっていました。ということで、また観光を再開!

向かったのは、マトス修道院という私も妻も初めての場所。写真を見ると秘境感たっぷりで、前から行ってみたいと思っていました。実際に行きにくい場所にあり、最後は山道を歩いて登らなければいけません。雨が降った後だから、道がぬかるんでいたり、道を間違えてしまったりと大変でしたが、無事に目的のマトス修道院に辿り着きました。

ここは今回の旅行の中で一番よかったですね。行きにくいから団体客もいなくて静かだし、朽ち果てて廃墟と化した修道院の姿は、本当に神秘的でした。内部は薄暗く、苔むした壁には十字架のレリーフや碑文などが残されています。所々に牛のフンが落ちているから気をつけて歩かないといけませんが、不思議な雰囲気に満ちた空間で、まさに秘境という感じでした。期待以上に素晴らしい場所で感動しました。

ちなみに、そのマトス修道院に向かう山道の入り口は、緑と渓流のある美しい場所で、アルメニア人たちがBBQをしていました。私がアルメニア語を話せると分かると、自家製ウォッカと焼いたばかりの肉をご馳走してくれました。アレンとレオも楽しそうに渓流で遊び始めました。二人とも山道を歩いて疲れたようだし、ドライバーに子供たちを預けて、私たちは別の修道院に向かいました。

向かったのは、ジュフタク修道院。今回の旅行の最後の観光地で、ここも少し山道を登ります。でも、マトス修道院とは違って、ずっと一本道だから迷うことなく簡単に辿り着けました。11〜12世紀に建てられた修道院で、ここも人が少なくて静かでした。森の中にひっそりと佇むその姿は、ただ見ているだけで心が落ち着きます。中に入ると、気持ちが引き締まるような神聖な空気が流れています。こことマトス修道院は、時間があれば、もっとゆっくりしていたい場所でした。

ジュフタク修道院の後は、エレバンに帰りました。夜8時頃に着いたエレバンは、風も吹いて少し涼しく感じましたが、やはりディリジャンに比べて暑かったです。涼しい気候と澄んだ空気、そして緑とマイナスイオンに癒された二日間でした。また、アルメニアの豊かな歴史と文化に改めて触れることができた感動の旅でした。今度は二泊三日でさらに遠出するつもりです。

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マトス修道院は、緑豊かな山道を登っていきます。道が途中で二手に分かれている上に、ちゃんとしたサインがないから間違えてしまいました…

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やっと辿り着いたマトス修道院。廃墟と化していますが、それがいい味を醸し出していました。

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後から置かれたものでしょうけど、木で作った珍しい十字架

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内部は秘境感たっぷりで、ちょっと鳥肌が立ちました。

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ちょっと行きづらかったけど、ここは本当によかったー!

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修道院とかに興味のない子供たちは、山道を登って疲れてしまったけど…

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でも、麓の渓流で楽しそうに遊んでいました。ここも美しい場所でした。

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ドライバーが見つけたカメを可愛がるアレン

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山の中にひっそりと建つジュフタク修道院。ここも静かでよかったですね。

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中は真っ暗でしたが、逆に神聖な雰囲気に満ちていて、心が落ち着きました。

一泊二日のディリジャン旅行(前編) 

エレバンも少し気温が下がりましたが、ディリジャンから戻ると暑い!向こうは10℃ぐらい気温が低かったから、朝晩は少し肌寒いぐらいでした。涼しくて本当に過ごしやすかったです。緑も多くて、空気も澄んでいました。

前回の記事に書いたように、先週末は、フィリピンから来ている友人夫婦とディリジャンに泊まりがけで行ってきました。ディリジャンは、エレバンから車で1時間半ぐらい北東に走った所にある避暑地。猛暑が続くエレバンから離れて涼みたかったので、そこに滞在して、周辺の修道院などを観光しました。今日は、その楽しかった旅行についてご紹介します。

土曜の朝にエレバンを出て、途中セバン湖のほとりにあるレストランで魚料理を食べました。セバン湖は標高が2千メートル近くあるから、かなり涼しかったです。週末ということもあり、多くのアルメニア人観光客で賑わっていました。食事も美味しかったし、美しい景色も楽しめました。

セバン湖からさらに北に上がり、アルメニアで最も長いと言われるトンネルを抜けると、緑豊かな山々の景色が広がります。そこがアルメニア随一の避暑地ディリジャンの入り口。夏には、多くのアルメニア人たちが滞在しに来ます。涼しい気候や美しい自然だけでなく、周辺には歴史ある修道院も数多く点在しているので、観光地としても有名です。

ディリジャンに着いてから、まず予約していたホテルに向かいました。週末だった上に、旅行を決めたのが直前だったため、多くのホテルが一杯でしたが、山の中にある家族経営のホテルの部屋が空いていたので、そこに泊まりました。ギュムリに続いて、今回も宿泊先が大当たり!写真どおり、いや写真以上に雰囲気がよくて、とても居心地がよかったです。特に、友人夫婦が泊まった部屋のベランダからは、雄大な山々の景色が広がり、二人もとても喜んでくれていました。

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セバン湖のほとりにあるレストラン。週末だから賑わっていました。風が心地よかったです。

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湖に住むカモメにパンをあげるアレンとレオ

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ディリジャンのホテル。緑に囲まれて、雰囲気もよかったです。オーナー夫婦も親切で、朝食も美味しかった!

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ホテルのテラスでは、美しい景色を眺めながらのんびりできます。

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景色などそっちのけで卓球をするアレンとレオ。

少しホテルで休んでから、イェノカバンという山の上にある観光地に向かいました。ここも避暑地として有名で、ジップラインなどのアクティビティが楽しめます。妻が、そこでフラワーフェスティバルが行われるという情報を見つけたので、行ってみることにしました。険しいつづら折りの山道を車で上がって、やっとイェノカバンに到着しました。実は、私は数年前に、お手伝いしている現地のIT企業の社員旅行で来たことがあります。

フラワーフェスティバルが行われている場所に行ってみると、確かに祭は行われていましたが、もうピークの時間は過ぎていて、肝心の花はほとんどありませんでした…しかし、アルメニアの民族舞踊を見たり、アルメニアのワインとコニャックで作ったサングリアを飲んだりと楽しい時間を過ごすことができました。何より、高い山の上から見渡せる雄大な景色は本当に素晴らしかったです。

そこから山を降りる途中、車のタイヤがパンクするというトラブルがありましたが、無事にディリジャンの街に戻り、レストランで食事をしました。そこも雰囲気のいい場所で、特にケバブが美味しかった!私は、普段あまり肉を食べないのですが、そこのケバブは美味しくて、久々に苦しくなるほどお腹いっぱい食べました。

その後ホテルに戻ってからも、友人夫婦とワインを飲みながら、まったりと過ごしました。飲んだのはフラワーフェスティバルで購入したカラバフ産の赤ワインで、たった4百円で売られていました。なのに、香りも芳醇で美味しくてビックリ!その美味しいワインでほろ酔いになりながら、私は持ってきたギターを弾いて、夜遅くまで語り合いました。

とにかく、初日から大満足のディリジャン旅行でした。すでに記事が長くなってしまったので、後半については、次回の記事でご紹介したいと思います。しかし、向こうで撮った写真を見ていると、また涼しい場所に行きたくなってきました…

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イェノカバンの景色はとても素晴らしかったです。

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草原に座って、その雄大な自然の景色を楽しみました。

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子供たちも元気に走り回っていました。山の上なので晴れたり曇ったりの天気でしたが、それほど寒くなかったです。

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アレンはこんなブランコに乗れて嬉しそうでした。

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フラワーフェスティバルなのに花はあまりなかったけど、アルメニアの民族舞踊などを見ることができました。サングリアも美味しかったー!

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ポロのような競技も行われていました。

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帰り道でタイヤがパンクしましたが、修理して無事に移動できました。

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夕食は美味しいケバブ!美味しくて食べすぎました…

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レストランには、こんな味のあるブランコも置いていました。

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ホテルに戻ってから、ワインを飲みながらまったりと過ごしました。夜は半袖だと寒いぐらい。猛暑のエレバンから行くと、涼しくて本当に過ごしやすかったです。

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ぐっすりと眠るアレンとレオ。疲れたでしょうけど、楽しい夢を見れたと思います。

追伸:事前にお伝えするのを忘れていましたが、今日テレビ東京の「ありえへん∞世界」で、約7年前に私たち家族も取材を受けたアルメニア特集が再放送されました。私たちが映っていたかどうか分かりませんが、当時はアレンが生まれたばかりで、妻の祖母も生きていました。懐かしいー