銀世界のエレバンで子供と雪遊び 

昨日から雲ひとつない青空が広がり、降り積もった白い雪とのコントラストが美しいです。しかし、日中でも零下で、最低気温はマイナス15℃前後という寒さ…もう寒いというより痛い!まあ、真冬のピークは毎年こんなものですし、来週半ばから少しずつ気温が上がるそうです。

バイデン氏が正式に大統領に就任しましたね。就任式では特に混乱は起こらなかったようです。就任直後から、パリ協定への復帰、マスク着用の義務化など前政権の様々な政策を転換する姿勢を強調しています。アメリカの内政や外交に大きな変化が出てくるでしょう。依然として影響力の大きな国ですから、今後の動向を注視したいと思います。

あと、「日本政府がコロナのために五輪中止を非公式に決定」という報道が流れて、日本側が火消しに追われていますね。ただ、その報道の真偽はともかく、今となってはどれだけの人が開催を望んでいるんでしょうか。もちろん延期や中止になると、経済的損失は大きいし、関係者や選手らも残念至極でしょうけど、明らかに日本含めて世界全体のムードは、「もう無理して開催せんでもええんちゃう?」という感じになっているような…

停戦合意から2か月以上が経ったアルメニアですが、カラバフ地域やアゼルバイジャンとの新たな国境線では、特に問題は起こっていないようです。そして、これまでに5万人近くの避難民がカラバフに戻ったそうです。しかし、アゼルバイジャンに拘束されたアルメニア人の兵士や民間人の捕虜の返還が依然として問題になっており、先日ロシアのラブロフ外相も、「11月9日に締結された合意に従い、早急に解決されるべきだ」と述べました。

さて、二日間降り続いた雪が積もって、エレバンもすっかり銀世界。もちろん子供たちは大喜びです。なので、一緒に庭で雪ダルマを作りました。というか、ほとんど私が作りましたけどね。いつもの如くアレンは、最初ノリノリで「雪ダルマを作るー!」と言ってたくせに、いざ始めてみると、「難しいからパパが作ってー!」となりました…時には諦めも肝心だけど早すぎ!

でも、雪ダルマを作りたい気持ちは強いので、雪を運んだりして、私が作るのを手伝おうとしていました。レオも一緒に手伝おうとしていたのが可愛らしかったです。雪を積んで固めて、形を整えて…を繰り返し、ついに雪ダルマが完成!そして、アレンが持って来たボタンや人参でデコレーションすると、中々いい仕上がり。子供たちも気に入ってくれたので、頑張ってよかったー!

寒い中でも、子供たちが元気に遊ぶ姿を見ていると心が温まります。戦争中も、普段と変わらない暮らしがあること、そして笑顔でいることの大切さを子供たちの存在が教えてくれました。コロナ禍と戦争後の混乱は続いていますが、こうやって何気ない日常を書き綴れるだけでも幸せに感じます。アレンとレオの健やか成長を見守ることで、新たな年も前向きに過ごしていけると思います。

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一昨日の朝の風景。雪が降り積もって銀世界!

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昨日から澄み切った青空が広がっています。でも、晴れてからの方が寒くて、日中でもマイナス5℃ぐらい…道が凍って危ないです。

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庭に積もった雪遊びするアレンとレオ

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雪ダルマが完成して嬉しそうなアレン。頑張った甲斐がありました。

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雪遊びの後は、お揃いの服を来て携帯をいじる兄弟。可愛いなー

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レゴ教室にも元気に通っています。

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アレンはけっこう難しい作品に挑戦するようになってきました。

家族と地下鉄でエレバン観光 

今日はどんよりとした曇り空ですが、それほど寒くありません。先週末は晴れて、日中は10℃近くありましたが、今晩から雪が降って気温が一気に下がるという予報が出ています。数日は最低気温がマイナス15℃前後になる痛いほどの寒さ…それが今冬のピークだったらいいですけどね。

アメリカの音楽プロデューサー、フィル・スペクターの訃報がありました。18年前の殺人の罪で収監されていたので、獄中死だったそうです。ビートルズ、ジョン・レノンやジョージ・ハリソンのアルバムなどを手掛けた偉大な音楽家で、私も彼が作り出す音の世界は大好きでした。

米大統領就任式が20日に迫り、ワシントンなどでは物々しい警備が敷かれているみたいです。トランプ氏は欠席する予定ですが、その支持者らが激しい抗議行動を行うのではないかと懸念されています。こういう状況に対して、「アメリカの分断が深刻化した…」と多くの人は嘆いていますが、あの国の内情は元々そんなもので、トランプの登場で可視化されただけだと思いますけどね。

私がコロナや国際政治などについて、いつも大方の世論とは異なる天邪鬼なことを書いているのは、メディアが流す情報や民衆の心理にバイアスが掛かっていると感じるからです。例えば、毒殺されかけたロシアの反政府活動家のナワリヌイ氏が帰国直後に拘束されたというニュースがありましたが、やはりロシアやプーチン政権に対するネガティヴなイメージに基づいた伝え方が多いです。別にそれらが全て虚偽とは思いませんが、一方に偏った報道を鵜呑みにすることには違和感を感じます。固定観念や見聞きする情報は徹底的に疑うべきだということを、戦争を通じて改めて痛感しました。

ところで、中国が昨年のコロナ禍でも経済成長を遂げた唯一の主要国となったという報道がありましたが、アルメニアも、昨年の農産物輸出は50%近くもの増加を記録したそうです。コロナに加えて戦争まであったのにすごい!しかし、昨年1月から9月までのGDPは前年に比べて6.6%下落したとのこと。戦争もあった10月以降のデータはさらに悪い結果になりそう…

さて、昨日は天気も良く暖かかったこともあって、子供たちを散髪に連れて行きました。アレンもレオもかなり髪が伸びていたので、少し短くしてもらいました。サッパリして二人とも男の子らしくなりました。子供用の床屋だから、おもちゃなどが置いてあって(なぜか男の子向けのものばかり)、二人は楽しく遊んでいました。

その床屋は地下鉄駅の近くだったため、地下鉄に乗って少し遠出しようということになりました。アレンもレオも電車に乗るのが大好きなんです。エレバンにはソ連時代の地下鉄が稼働しています。南北に伸びる一路線だけで、駅も10ぐらいしかないので、大して便利ではありませんが、基本的に混んでないし、渋滞知らずなのは快適です。家の近くまで延びてくれたら助かるんですけどね。

向かった先は、サスンツィ・ダヴィットと呼ばれる駅。そこはジョージアとの間を行き来する電車が発着する鉄道駅があります。元々ナヒチェヴァンとアゼルバイジャン本土とを結ぶ路線もありましたが、第一次カラバフ戦争後の30年全く稼働していません。当ブログでも書いたように、先週その一部を復旧させるという合意が締結されました。ジョージア経由の路線はアブハジア紛争以降は途絶しているため、その合意内容が実現すると、アゼルバイジャン経由でロシアとの物資や人の輸送が可能になり、経済効果はかなり大きいと予想されます。とはいえ、国内には反発も大きいのでどうなることやら…

ちなみに、その鉄道駅の前には、サスンツィ・ダヴィットの大きな銅像が置かれています。これはアルメニアの国民的叙事詩「サスーン」の主人公。サスーンは、昔の西アルメニア、今の東トルコにある地域で、19世紀末から20世紀初めに、アルメニア人民兵たちがオスマン帝国やクルド人に対する武装蜂起を起こした場所です。

「サスーン」の叙事詩は7世紀に書かれたもので、アルメニアの民衆の英雄が異国の侵略者を撃退する話です。アルメニアの学校では必ず教えられるもので、アレンもいずれ小学校で習うと思います。息子たちは鉄道駅を訪問するのは初めてだったので、サスンツィ・ダヴィット像の前で写真を撮りました。

その後、子供たちがお腹が空いたと言うので、また地下鉄に乗ってエレバン中心部に向かい、家族でピザを食べました。それから少し買い物をして帰宅しました。散髪だけのつもりが急遽エレバン観光をしたので、私も妻も疲れましたが、子供たちが喜んでくれたので良かったです。

夕食は、買ったばかりのマルチクッカーで、妻がシンガポールチキンライス(海南鶏飯)を作りました。下ごしらえして炊飯するだけと超簡単なのに、すごく美味しかった!私はシンガポールには行ったことありませんが、ほとんど同じ料理の「カオマンガイ」はタイでよく食べていました。だから、バックパッカー時代を思い出させる懐かしい味でした。これから自宅のご飯のバラエティがさらに広がりそうで楽しみです。

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どうしても散髪中にレオは動いてしまうので、妻も動かないように手伝っていました。

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サッパリしたアレンとレオ。散髪後も床屋に置かれたおもちゃで遊んでいました。

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地下鉄駅のベンチでネコと一緒に。サスンツィ・ダヴィット駅は地上にあります。

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街中心部にあるイェルタサルダカンという地下鉄駅の構内。一時期アレンに絵を教えてくれた画家が描いた壁画があります。

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地下鉄車両。この車両はけっこう落書きが酷かった…緑など他の色の車両もあります。市内バスと同じで乗車距離に関わらず料金は一律100ドラム(約20円)

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サスンツィ・ダヴィット像の前で記念撮影。後ろにあるのは鉄道駅。現在もロシア鉄道が管理しているためか、上に旧ソ連邦のシンボルマークがあります。

妻の誕生日を家族でお祝い! 

日本では、首都圏以外の地域にも緊急事態宣言が出されましたね。こうなると、他の地域からも追随する動きが出てくるかもしれません。これで、また多くの人が経済的に影響を受けるでしょう。飲食店はもちろんのこと、卸業者など関連業界にとっても大打撃になるのは必至。年明け早々から大変ですね…

昨日、ロンドンでコロナに感染したアルメニアのサルグシャン大統領が、肺炎の症状などが悪化したため入院したそうです。しかし、昨年秋から感染者数は減少し続けているため、アルメニアは陸路国境も外国人に開放しました。ただし、入国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書が必要だそうです。

また、同じく昨日、カラバフ地域でアルメニア人兵士が銃撃を受けて負傷したというニュースがありました。シューシの街のアゼルバイジャン軍から発砲があったとのことで、撃たれた兵士は命を取り留めましたが、重傷だそうです。ロシアの平和維持軍は、特に停戦違反行為は発生しなかったと述べていますが、まだまだ緊張状態が続いているのは確かです。

さて、昨日1月13日はアルメニアの旧正月。そして妻の誕生日でした。ということで、家族でお祝いしました。アレンは粘土で作った小さな花束をプレゼントしました。私は、ハンディマッサージャーをプレゼント。元々ヨガローラーを希望していましたが、炊飯器を買いに行った電気店で妻がそれを見つけて気に入ったのです。ヨガをやっている時に痛めた足に使うとのこと。けっこう効果があるみたいで良かったです。ちなみに、妻は1年前からヨガ教室に通っています。

新しく炊飯器を買ったのは、7年以上使っているものが最近ガタが来てしまったから。炊飯の他にもいろいろ調理できるマルチクッカーを買い、妻は昨日の誕生日ケーキもそれで作りました。子供たちも生地作りなどを手伝っていました。マルチクッカーで上手に簡単にできたので、これからいろんな料理に使えそうです。

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アレンが大好きなママのために粘土で作った花束。妻にしたら嬉しい手作りのプレゼント!

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購入したマルチクッカー 。私にすると高い買い物でしたが、美味しくお米が炊けるし、いろんな調理に使えるから便利!

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生地作りを手伝うアレンとレオ。できた生地をマルチクッカーに入れてボタンを押すだけ。

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焼き上がった生地にクリームを塗るアレンとレオ。頑張って手伝っていました。

夕方は、家族でお祝いのディナーに行きました。昨年レオの誕生日でも行った中華レストランで食事しました。そこは息子たちがお気に入りのキッズスペースがあって、ずっと遊んでくれるから楽なんです。お酒も食事も美味しくて、みんなで楽しい時間を過ごすことができました。

そういえば、レストランに韓国に1年留学したことのあるウェイターがいて、日本も大好きということで少し話しました。一昨年までは韓国語のガイドをしていたそうですが、コロナの影響で仕事がなくなり、今は生活のためにウェイターをしているとのこと…今年もツーリズムは厳しそうですから大変ですね。

帰宅してから、妻と子供たちが作ったケーキにロウソクを灯して、改めて誕生日をお祝いしました。途中アレンが、ピアノで「ハッピーバースデー」を弾こうとしていたのが微笑ましかったです。こうやって家族でお祝いできるのは幸せなことだと思います。戦争を経験して、改めて本当にありがたく、かけがえのないものだと感じますね。リリット、誕生日おめでとう!いつもありがとう!これからもよろしく!

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中華レストランでお祝いのディナー。リリットおめでとう!

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レストランのキッズスペースで遊ぶ子供たち。ルールを知らない女の子とチェスをして、アレンがイライラしていました。まだ小さいんだから仕方ないやん…

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帰宅してから誕生日ケーキの登場!家族で歌を歌ってお祝いしました。

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こうやって家族でお祝いできるって幸せなことです。

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息子たちからお祝いのキスをしてもらう妻。これが最高のプレゼントでしょう。「この幸せをありがとう」と言われましたが、私も妻に心から感謝しています。

3か国首脳会談の主な合意内容 

天気予報どおり、昨日から寒さが和らいで、今日は青空も見えていました。積もった雪も溶けています。数日この天気が続いて、来週からまた寒さが厳しくなるそうです。今月下旬以降は、なんと最低気温がマイナス20℃近くになる日もあるみたい…世界的に寒さが厳しい冬になりそうです。

この寒さもあってか、コロナの感染が拡大しており(PCRで陽性=感染ではありませんが…)、五輪開催も危ぶまれています。中止の場合、1兆円を超える経費はどうなるんでしょうかね。日本の大村智氏が開発したイベルメクチンが変異種に対しても効果があるという報道もありましたが、依然として収束の兆しが見えません。ちなみに、インフルエンザ患者は昨年に比べて99%以上も激減しているそうです。

昨日から学校と幼稚園が再開し、子供たちも通っています。二人とも朝はかなり眠そうで、私と妻も頑張って起きています。あと、今日からレゴ教室も再開したので、アレンとレオを連れて行きました。久しぶりにレゴで遊んで、とても嬉しそうでした。このレゴ教室のお陰もあってか、家でも二人とも根気よくレゴやマグネットボールで遊ぶようになりました。特に飽きやすかったアレンが、一つのことに集中するようになったのは良い変化です。

さて、昨日モスクワで、ロシア・アルメニア・アゼルバイジャンの3か国の首脳が会談を行いました。2か月前に締結された停戦合意の当事国で、停戦以降初の会談となりました。アルメニアとアゼルバイジャンの両首脳が握手したり、直接会話する様子は映っていませんでしたが、それは当然でしょう。会談の場にいるだけで、「裏切り者!」と怒り狂う自国民がいますからね。

4時間に及ぶ会談が終わり、新たな合意文書に署名がなされました。以下が、その合意の概要です。

◆3か国の副首相を共同議長とする共同ワーキンググループの設立
◆ワーキンググループは、今月30日までに最初の会合を開催し、当該地域の鉄道や道路など交通輸送について議論する
◆ワーキンググループは、アルメニアとアゼルバイジャンの領土を通じた国際輸送を確立し、その安全確保に必要な交通網を復旧または建設する

主に経済問題などが議論される会談であったため、当該地域の交通や輸送に関連するものとなっています。昨年11月の停戦合意に「当該地域の国境封鎖、また経済・貿易・交通の遮断を開放する」という項目があり、プーチン大統領も会談冒頭で、この合意項目の実現の重要性を改めて強調しました。

具体的な内容については、会談後にアリエフ大統領が、「ナヒチェバンとアゼルバイジャン本土が、アルメニア領土を経由した交通で結ばれる。アルメニアは、アゼルバイジャン領土を経由する鉄道によってロシアやイランと結ばれる」と述べました。アルメニアとナヒチェヴァン・アゼルバイジャン本土の間にはソ連時代の鉄道網があり、それを復旧させるのでしょう。

もし上記の計画が実行されれば、30年前の第一次カラバフ戦争以来ずっと封鎖されていたアルメニアとアゼルバイジャンの国境が開くことになります。また、それをきっかけに、同じく封鎖されているアルメニアとトルコとの国境も開く可能性が出てきます。両国は、過去にお互い歩み寄ったこともあるのですが、虐殺の歴史問題とカラバフの領土問題が原因で、結局は対立を解消できずに終わりました。

とにかく、画期的な合意がなされたことは確かです。しかし、アルメニア側の最大の懸念事項である捕虜返還については、今回あまり議論されず、未解決のままです。パシニャン首相も、「カラバフの法的地位の問題、そして喫緊の捕虜返還の問題が解決には至っておらず、まだ対立は解消されていない」と述べました。もちろん一回の会談で全て解決するのは困難であり、今後も話し合いを重ねる必要があると付け加えました。そういった政治的な問題だけでなく、両国民の敵対心や不信感もまだ根強いので、今回の合意に対しても国内で大きな反発があるかもしれません。

前回の記事に書いたように、私はこの問題について、一方の見解や立場に偏らない、どんな意見や情報も鵜呑みにしない、短期的な視点で物事を判断しないよう努めているので、今回の合意に関しても、現時点で何か結論づけたり、良し悪しを判断するつもりはありません。戦争を含めて起こっていることは全て歴史の変化であり、まだ最終的な結果と言えるものは出ていませんからね。

私が何よりも望む結果とは、戦争という悲劇が二度と繰り返されないことで、その希望を捨てずに情勢を見守り続けています。今後も情勢に変化などがあれば、当ブログでなるべく客観的に伝えていきたいと思います。

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2週間ぶりのレゴ教室で楽しそうなレオ

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アレンも楽しそう。今日は自由制作で、車を作っていました。

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他の子供と車をぶつけあって遊んでいました。

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お正月のプレゼントであげたマグネットボールで遊ぶアレン

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頑張ってきれいな球体を作りました。以前より集中力がついてきたように思います。

停戦合意の当事国首脳らが明日会談 

日本は寒波の影響で寒いそうですね。アルメニアも寒いですが、今日は少し寒さが和らいだように感じます。来週は5〜6℃ぐらい気温が上がるらしく、明日から子供たちが学校と幼稚園に通い始めるので助かります。2週間ずっと家にいた子供たちも明日はきっと朝起きるのが辛いでしょうね…

日本は緊急事態宣言が出されて、またコロナ騒ぎが再燃していますが、アルメニアは状況が落ち着いているため、教育機関も通常通り再開され、特に規制が厳格化される様子はありません。昨年の夏頃までは、コーカサス地域で飛び抜けて感染者数が多かったのに、今では隣国のジョージアやアゼルバイジャンが日本に追いつきそうな勢いです。私個人は、ロックダウン云々ではなく、寒くなったり、検査数が増えたりすれば、陽性者数が増えるのは当たり前のことに感じます。

ところで、昨日1月9日は、故セルゲイ・パラジャーノフの誕生日でした。波乱万丈の人生を生きた偉大なアルメニア人映画監督で、前衛的かつ芸術的な彼の作品は私も大好きです。「私は愛で世界に復讐する」という言葉を彼は残していますが、それは今とても心に響きます。

アメリカではバイデン氏が正式に次期大統領に認定されましたが、その時にトランプ支持者らが議事堂内に乱入して死傷者まで出る騒ぎとなりました。さすがにこれはちょっと酷すぎ…この事態を受けて、米政界ではトランプ氏の弾劾訴追の動きが広がっているようです。アルメニアでも、昨年11月9日深夜に停戦合意が発表された後、怒り狂った市民らが政府建物に乱入して、国会議長がリンチされて重傷を負う騒ぎがありましたが、あれも本当にアカン!と思いました。

私は、バイデン陣営が不正を行った可能性は高いと思っているので、「公正な選挙結果を覆そうとするトランプ支持者ら」とか「負けを認めない往生際の悪いトランプ大統領」といった報道には違和感を感じますが、それでも今回の騒ぎは非難されるべき蛮行だったことは確か。まあ、アメリカの選挙システムはいつも不正が横行する酷いもので、鼻っからあの国には真の民主主義なんてありません。それに問題は分断ではなく、深刻化する格差なんですけどね。

とにかく、この最悪の幕引きによって、ただでさえ嫌われ者だったトランプ大統領への評価はさらに悪化するでしょう。しかし、在任中に戦争を一度も起こさなかったのはアメリカ近代史上初で、これは高く評価されるべきことだと思います。これからアメリカを率いるバイデン政権や民主党も、この方針は引き継いでほしいと願います(すでに無理な気はしていますが…)。

さて、先ほど現地ニュースを見たら、明日11日にパシニャン首相がモスクワを訪問し、ロシアとアゼルバイジャンの首脳と会談するそうです。2か月前に締結された停戦合意の当事国による重要な会談で、停戦以降初となります。現在の状況や今後のことなどが話し合われる予定ですが、アルメニア側の最大の懸念は、捕虜返還と行方不明の兵士の問題。何よりもまず、この問題について大きな進展や合意が不可欠だとアルメニア政府は述べています。

というのも、アゼルバイジャン側に身柄を拘束された捕虜の一部がまだ帰還しておらず、行方不明の兵士の安否も問題となっているのです。その家族らの忍耐も限界を超えており、政府や防衛省に対して抗議デモを行っています。彼らの不安な気持ちを考えると、その訴えも理解できますし、一刻も早く解決されるべきだと思います。明日の会談では、早急な解決に向けて建設的な話し合いが行われることを願います。

いつもの如くアルメニア国内では、その会談について様々な憶測や意見、噂や情報がネットに流れていますが、私自身は、このカラバフを巡る問題に関して、一方の見解や立場に偏らない、どんな意見や情報も鵜呑みにしない、短期的な視点で物事を判断しないように努めています。

基本的に心がけていることですが、今回の戦争と戦後の混乱を通じ、自戒も込めて、改めてそう固く心に決めているのです。なので、会談の内容や結果がどういうものであっても、なるべく冷静に情勢を見守るつもりです。そして、また当ブログで情報をお伝えできればと思っています。

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教会の前の木が真っ白なクリスマスツリーみたいになって美しい。

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すごく寒いけど、この冬らしい景色には見惚れてしまいます。

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どこも真っ白で絵になります。

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この寒い中、子供たちは元気にしています。アレンが人形劇を始めました。騒がしいけど、常に何か遊びを考える子供の思考ってすごい。

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それを見たレオも始めました。ストーリーは全く意味不明でしたが、可愛らしかった!

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部屋の壁を上って得意げなアレン

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それを真似したレオも自力で上れてビックリ!以前は足がまともに届かなかったのに…成長しているんですね。