寒くて痛くて長い冬… 

先週後半から気温が上がり始めたので、「やっと冬も終わろうとしているのか?!」と思いきや、週明けから雪が降って、また寒くなってしまいました。今日はきれいに晴れていますが、やっぱり寒い…今年の冬は中々終わりが見えてきません。

さて、2月13日はトルゥンデスという祭の日だったのですが、アルメニアではこの祭の後から暖かくなると言われているのに、逆に真冬に戻ったかのようです。テアルンタラチとも呼ばれるこの祭は、キリスト教以前の火を崇める信仰の名残。火の周りを輪になって踊ったり、火の上を飛んで厄災を払うのです。特に新婚夫婦は、幸せな結婚生活のために、必ずその儀式を行います。もちろん私たちも5年前にしました。その時の様子は、過去の記事をどうぞご覧ください。(こちら)

その翌日はバレンタインデーでした。菓子メーカーの策略か、日本では女性が好きな男性にチョコを渡す日になっていますが、アルメニア含め世界的には愛する人や大切な人に何か贈り物をする日。私も、妻に花とチョコレートをプレゼントしました。とても喜んでくれて良かったです。いつも本当にありがとう!

義母への感謝の気持ちも込めて、できれば家族で食事に行きたかったんですが、自宅でワインで乾杯してお祝いしました。というのも、数日前に手をケガしてしまって、まだ痛くて腫れています。道は雪や氷で滑りやすいし、手が痛くて子供を抱けないので、大事を取って外出しませんでした。

少しずつケガは良くなっていますが、やはりこの寒さのせいか、時間が掛かりそうです。本当に今年の冬は長く感じます。それでも、「愛の日」を家族と過ごすことができて、心は温かくなりました。

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バレンタインデーにプレゼントした花を飾って、妻と息子たちの写真を撮りました。

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先日レオに新しいおもちゃを買ってあげました。叩いたり触ったりすると音や光が出る乳幼児用のおもちゃで、レオは楽しそうに遊んでいます。

聖サルキスの日のイベントに参加 

三日ほど前から暖かくなってきました。夜は零下になりますが、日中は大して寒くならないので、積もった雪が解け始めています。長く寒かった冬が、やっと終わろうとしているようです。早く春が来てほしいと思います。

日米首脳会談が行われましたが、終始友好的なムードで進んだことに、日本の政府関係者らはホッと胸を撫で下ろしていることでしょう。経済や防衛の分野について、ずっとトランプ大統領から激しく非難されていたせいか、今回の会談の成功を手放しで評価するマスコミの報道が目立ちます。

しかし、そんな報道を見ていると、まるで上司に褒められて小躍りしながら喜んでいる部下みたいで、何だかおめでた過ぎるというか卑屈というか…だって、誰よりも喜んでいるのは米政府でしょう。国内の約50兆円規模の市場と70万人の雇用創出に対する支援を、あっさり日本から取り付けたんですからね。これまでの日本叩きは、大きな貢物を引き出すための罠だったんじゃないかと思ってしまいます。もし本当にそうだったのなら、日本はまんまと嵌められてしまったのかも…

さて、昨日は聖サルキスの日でした。サルキスはキリスト教の聖人で、イースターの約2ヶ月前の土曜日が、彼を称える日となっています。別名「愛の日」とか「恋人の日」と呼ばれています。この日については過去の記事に詳しく説明しているので、そちらをどうぞご覧ください。(こちら)

その聖サルキスの日にちなんだイベントが、一昨日エレバン民俗博物館で行われました。いわゆるアルメニアの「愛の日」なので、国際カップルとして私たち夫婦も参加してほしいと招待を受け、次男レオも連れて行ってきました。大学の授業があったため、途中からの参加になってしまいましたが、皆さん温かく迎えてくれました。

私たちの馴れ初めや夫婦生活についての様々な質問に答えましたが、皆さん興味深そうに聞いていました。レオのこともすごく可愛がってくれて、楽しい時間を過ごすことができました。美しい絨毯や工芸品が展示された博物館も見応えがあったので、アルメニアに来られた際には是非とも足をお運びください。

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エレバン民俗博物館で行われたイベントでは歌や踊りなどが披露され、参加者に塩のクッキーが配られました。

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イベントの帰り、幼稚園へ長男アレンを迎えに行きました。子供二人に囲まれて幸せそうな妻。子育ては大変だけど、やっぱり我が子は可愛いなあ。

節分と餅つきイベント 

気持ちのいい晴天が続いています。でも、日中でも0℃を下回る空気は冷たくて、なかなか暖かくなりません。今年の冬は本当に寒いなあ…

先週アルメニア・リトルシンガーズの歌の収録は無事に終わりましたが、帰国された日本の方々は現在CDの完成に向けて大忙しで、弊社JASCも、引き続きお手伝いさせて頂いています。少しでも良い作品になるよう頑張りたいと思います。たくさんの人たちの思いが込められたCDは、3月22日にビクターエンタテインメントから発売予定!今からすごく楽しみです。

今週から大学の授業も始まり、ほぼ普段通りの日常に戻りましたが、リトルシンガーズと仕事をした時間を思い出して、まだ余韻に浸ってしまうことがあります。大変でしたが、本当に素晴らしい仕事に関われたことを幸せに思います。その後、合唱団の子供たちから続々とFBの友達申請があり、日本の方々もその積極性に驚かれていました。彼女たちにとっても忘れられない体験になったのでしょうね。

さて、先週は節分だったので、土曜日に家で豆まきをして、恵方巻も食べました。まだ小さい次男レオは全く訳が分からない顔で眺めていましたが、長男アレンは嬉しそうに豆をまいて、自分も鬼の面を被っておどけていました。私に言われるままに、北北西の方角を向いて巻きずしを頬張る姿が可愛らしかったです。

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言われるままに北北西の方角を向いて、私が作った太巻きにかぶりつくアレン。

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まだ食べられないけど、とりあえず食べる真似をするレオ。来年は食べられるかな。

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鬼になった私に豆をぶつけるアレン。 来年はレオと参加できるかな。

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鬼になったアレンに豆をぶつける妻。とにかく今年も福は内!

あと、日曜はいろはセンターで餅つきイベントが行われたので、妻と長男と一緒に参加してきました。餅つきするにはちょっと遅すぎますが、センターの南江副会長が1か月ほど帰国していたので、この時期となりました。それでも、たくさんの学生たちが参加してくれました。

友人の片岡さんが約4年前に持って来て下さった臼と杵で、みんな順番でペッタンペッタンと餅をつきました。もちろんアレンも頑張ってつきました。考えてみると、アレンは生まれてから毎年ずっと餅つきに参加しています。生まれて3か月の赤ちゃんだった時も、妻や友人に抱かれた状態で餅をつきましたからね。半分アルメニア人なのに、普通の日本人よりも日本文化に触れているかも…

ついた餅は、お汁粉にしたり、きな粉をかけたりして美味しくいただきました。その後は、学生たちに二人羽織や福笑い、書初めなどに挑戦してもらいました。1か月遅れの日本のお正月体験でしたが、みんな楽しく盛り上がりました。節分も過ぎてしまいましたが、次はいろはセンターで節分イベントを行う予定です。

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まずは見本として、ルザン会長と南江副会長が餅をつきました。

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アレンも妻に手伝ってもらいながら、今年も餅をつきました。

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ついた餅を丸めていきます。ルザンさんは、もうプロかってぐらい上手!

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お汁粉もきな粉餅も、学生たちはみんな気に入ったようです。たしかに美味しかった!

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子供の学生が二人羽織に挑戦!やっぱり、これが一番盛り上がったように思います。

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福笑いにも挑戦!みんな真剣に頑張っていました。懐かしい遊びですね。

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もう2月ですが、最後は書き初めに挑戦!みんな、けっこう上手に書いていました。

アルメニア・リトルシンガーズのCD収録が終了! 

ここ数日は雲一つない晴天が続いています。相変わらず寒いですが、やっぱり太陽が出ていると気持ちいいし、暖かく感じますね。

一昨日、無事にアルメニア・リトルシンガーズの収録が終わりました!予定していた期間内に10曲すべての録音ができて安堵しています。日本から来られていた方々も、今日の早朝に帰国の途に着かれました。皆さん、とても気さくな方々でずっと楽しく仕事することができました。

合唱団の子供たちは、日中は学校があるので基本的に録音は夕方以降でした。最終日の録音は、けっこう時間が掛かり、終わったのは夜11時…慣れない日本語の曲を歌うのは、かなりのエネルギーと集中力を使うし、深夜まで付き合わせてしまって申し訳なかったですが、みんな笑顔で頑張ってくれました。

ヘケキャン指揮者も、少しでも良いものを作ろうと、最後まで厳しいこだわりを持って全力を出し切って下さいました。音楽家・教育者としても、そして人間としても尊敬できる方と一緒に仕事ができて誇りに思います。日本の方々も、その頑張りに応えようと努力して下さいました。一枚のCDを作ることがどれだけ大変なことなのか…それがよく分かりました。

みんなが力を結集して、素晴らしい音源を取ることができたように思います。怒涛の1週間が終わって、今はクタクタですが、喜びと感動に満ちた日々でした。まるで映画か夢のような時間で、まだその余韻に浸っています。そんな素晴らしい企画に関わることができて、本当に良かったです。

それも偏に全ての関係者の方々のお蔭です。この企画を成功に導こうと、半年間みんな力を合わせて走り続けてきました。微力ながら、弊社JASCがお手伝いできたことを幸せに思います。至らない点もあったかもしれませんが、プロデューサーの方が何度も、「本当に長谷川さんで良かった」と仰って下さったことが励みになりました。

何より、日本のヒット曲を日本語で歌うという困難な企画に挑戦し、やり遂げてくれたリトルシンガーズに感謝の気持ちでいっぱいです。ヘケキャン指揮者と子供たちのひたむきな姿を思い出すと、今も少し涙が溢れそうになります。本当にありがとうございました!

収録を終えて、ヘケキャン指揮者が、「この仕事を通して、私たちは人として繋がることができた。この絆はいつまでも残る」と仰いましたが、私も同じ思いです。大変なことも多々ありましたが、同じゴールを目指して共に頑張る中で、お互いに強い絆で結ばれたと感じています。特に子供たちは、一番大変だったにも関わらず、いつも明るい笑顔で接してくれました。最後は、お別れの歌まで披露してくれました。

日本から来られた方々も、そんな優しさにたくさん触れて、アルメニアをとても気に入って下さいました。「また絶対に来たい!」と仰っていたので、是非とも新たな企画を作って訪問して頂きたいと思います。私たちは、いつでもお待ちしています。いろいろとありがとうございました!

空港でお別れする時に、私から、「きっといい作品になると思います。共に過ごした人たちが、みんな最後は笑顔だったから…」とお伝えしました。アルメニア・リトルシンガーズの美しい歌声を多くの人に届け、両国の絆を深める素晴らしい作品になると信じています。CDは、ビクターエンタテインメントから3月22日にされる発売予定なので、どうか皆さんお聞きください!

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全ての収録が終わってから、みんなで記念写真を撮りました。大変な仕事をやり遂げて、みんな素敵な笑顔。本当にありがとうございました!

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ヘケキャン指揮者が、日本の方々に心温まる挨拶をして下さいました。この素晴らしい合唱団と、また仕事ができることを願っています。

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休憩時間に楽しそうに歌う合唱団の子供たち。連日の収録で疲れていたでしょうけど、いつも彼女たちの明るさに元気をもらいました。

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今回の企画を、現地のテレビやラジオに出演して紹介させて頂きました。ずっと通訳として頑張ってくれた妻にも感謝です。

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最後の打ち上げは、長男と次男も連れて来て日本の方々にご紹介しました。皆さん、いつもアルメニア料理を「美味しい!」と言って気に入って下さいました。

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まだ小さい次男をすごく可愛がって下さいました。また会いに来てくださいね!

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日本の方々と空港で最後の記念撮影。お世話になりました。第2、第3弾と企画が続いて、またお会いできることを祈っています。本当にありがとうございました!


最後に、リトルシンガーズの子供たちが別れの歌を歌ってくれました。毎日その美しい天使の歌声を聞けて幸せでした。

アルメニア・リトルシンガーズのCD制作 

昨日と一昨日は久しぶりに晴れ間が広がりましたが、今日はまた曇りで寒い。太陽の光が差しているだけで暖かく感じましたね。冬の青空は澄んでいるので、清々しい気分になりました。また昨日は、雪を被ったアララト山の雄姿も見ることができました。

でも、その変わりやすい天気など関係なく、ここ数日はずっと心が洗われるような素敵な経験をさせてもらっています。毎日忙しいですが、本当に気持ちは充実して幸福感で満ちています。それは、前回の記事で書いた私の会社JASCの大事な仕事のお蔭です。

その仕事の詳細を公表します。実は、今春にビクターエンタテインメントから、アルメニア・リトルシンガーズのCDが発売される予定で、弊社は昨夏からずっとコーディネートをさせて頂いているのです。リトルシンガーズが日本のポップスや歌謡曲を美しいコーラスで歌った画期的な作品です。

きっかけは、昨年リトルシンガーズが出演した「のど自慢 THEワールド!」。その歌声に強く胸を打たれたビクターのプロデューサーの方が、是非ともリトルシンガーズのアルバムを作りたいということで、当ブログ経由で私に連絡して下さいました。というのも、彼らが番組に出演するために渡航する直前、私は日本語発音のチェックを依頼されたので、その出来事をブログに書いたのです。(その過去記事)

記事を読まれたプロデューサーの方から連絡を頂いた時に、私はちょうど会社を立ち上げようとしていたので、弊社の記念すべき最初のお仕事として有難くお引き受けしました。面識のない私のことを信頼して、こんな大きな仕事を依頼して下さったプロデューサーの方には心から感謝しています。

そこから約半年間ずっと、双方の仲介役としてコーディネートをせて頂いています。いろいろ大変なこともありましたが、今やっとレコーディングやPV撮影というプロジェクトの山場を迎えることができました。現地に来られたプロデューサー、アレンジャー、サウンドエンジニア、カメラマンの4名の方々が、少しでもいい作品を作ろうと頑張って下さっています。

そして、リトルシンガーズの子供たちと指揮者の方も、積み重ねてきた練習の成果を形にするため一生懸命に頑張ってくれています。慣れない日本語の歌を感情豊かに歌う子供たち、そして彼女たちの力を120%発揮させようと指揮する指揮者。その真剣な姿と天使のような美しい歌声に感動して、思わず泣きそうになってしまう瞬間が毎日あります。

指揮者の方は、ティグラン・ヘケキャンというアルメニアではかなり著名な音楽家で、仕事には一切の妥協を許さない厳しさを持っていますが、普段はとても気さくなお人柄。日曜は私たちを夕食に招待して下さって、一緒に楽しい時間を過ごしましたし、昨晩はリトルシンガーズのスイス公演の映像を基に作られたドキュメンタリー映画の上映会にも招待して下さいました。その映画については、以前ブログでも紹介したので、どうぞ過去の記事をご覧ください。(こちら)

レコーディングはあと半分ほど残っていますが、この仕事に関わることができた喜びと感謝の気持ちで一杯です。両国を音楽で繋ぐこのプロジェクトが成功するよう、また日本でリトルシンガーズやアルメニアのことを広く知ってもらえる素晴らしい作品を作れるよう、全力で頑張りたいと思います。

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レコーディング前日の練習風景。指揮者の厳しい指導に真剣に聞き入るリトルシンガーズの子供たち。

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練習後に、誕生日を迎えたばかりの仲間にハッピーバースデーを歌って祝福する様子。みんな明るくて可愛らしいです。

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一昨日は、リトルシンガーズの指揮者のヘケキャンさんのご招待でアルメニア料理を堪能しました。仕事にはすごく厳しいですが、普段は気さくで優しい方。とても楽しい時間を過ごしました。

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昨日はPVに使用する映像撮影のため郊外に出かけたのですが、暈雲を二つも被ったアララト山を見ることができました。まるで歓迎してくれているような雄大な景色に感動しました。

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昨晩の映画の上映会で、現地テレビ局の取材を受けるプロデューサーの方。他の招待客も、今回のCD制作のプロジェクトを、「素晴らしい!」と喜んでくれていました。